サイズや容量から選ぶ水筒の一覧。350ml、500mlなどの特徴やメリットデメリット。

             
  • 2023.07.28 / 更新:2023.11.04
  • 水筒
サイズや容量から選ぶ水筒の一覧。350ml、500mlなどの特徴やメリットデメリット。

水筒を選ぶ際に、まず気にしなければならないのがサイズや容量だと思います。水筒にはさまざまなサイズがあり、小さいものは120mlから大きなものでは3Lまで。そして10ml単位で細かく製品がリリースされています。なので、自分にはどのサイズのものが良いのか迷うこともあるのではないでしょうか。
ここではポピュラーなサイズを中心に、用途などを紹介して、自分にマッチした水筒を選びやすくなるようにしたいと思います。
また、ここでは150ml、250mlといったようにサイズを分けて特長を解説していますが、きっちり150mlの水筒を対象にしているのではなく、例えば150mlの場合はそれぞれ140mlや160mlといった前後の大きさのものも対象にしています。

一回で飲めてしまう150ml

ハリオのスティックボトルとシービージャパンのフィンガーボトル

150ml位の水筒は小さく、一回で飲める程度の量しか入りません。ただスリムで高さもなくポケットに入れて持ち運べるメリットがあり、当然バッグなどに入れても場所をとらないので、持ち運びには便利なサイズではあります。量が少ないですが、ウォーキングなどに持ち歩いたり、寝室に置いてのどが渇いて起きた時に飲むなど使い方も多いと思われます。

数・種類多くはない
タイプほぼマグボトル
形状どれもスリム
飲みやすさ軽くスリムで持ちやすいが、飲み口が狭いので特別飲みやすくはない
洗いやすさ口径が狭いので、スポンジなどを入れて洗えない
持ち運びポケットにも入り、スリムで場所もとらないので持ち運びしやすい
機能特になし

メリット:スリムで握りやすく、ポケットなどに入れて持ち運びしやすい。 
デメリット:狭い口で飲みにくく、量が少なくて足りなく感じる場合も。

人気の150ml水筒

HARIO(ハリオ) スティックボトル 小型ステンレスボトル グレー 140ml

ハリオのエヴァンゲリオン柄のスティックボトル140ml

直径46cmの小さな「ハリオ・スティックボトル140」。とてもかわいらしいフォルムをしたボトルで、ポケットに入れて持ち運べる便利さが特徴的。ボディは細かな凹凸があり、滑りにくい加工がされているとのこと。ただこちらのボトルをベースとしたエヴァンゲリオンバージョンには凹凸はありませんでした。
ハリオの水筒だけに、コーヒー一杯分を入れて通勤通学で使うのも良いのではないでしょうか。

関連:ハリオのスティックボトル140エヴァンゲリオン柄を使ってみた感想

サーモス 水筒 真空断熱ポケットマグ 150ml ミント JOJ-150 MNT

サーモスの真空断熱ポケットマグ150ml

小さいので重量も軽いのですが、それでも95gはかなり軽量なサーモスのポケットマグ。飲み口なども飲みやすい厚い作りで、スポーツドリンクを入れられたり丸洗いOKなど、小さいながらもサーモスらしくしっかりとした作りになっているようです。こちらは150mlですが、さらに小さい120mlのバリエーションもラインナップされています。

缶コーヒーサイズの200ml・250ml

200mlや250mlの水筒も小さく、200mlの場合はサイズを想像しやすいものとして缶コーヒーがあり、同じ大きさになります。糖分が大量に使われていたり体にはあまり良くない缶コーヒーよりも、200mlの水筒にコーヒーを入れて使うのも良いですね。
200mlや250mlの水筒の場合、形状は缶コーヒーのような太く高さがないフォルムではなく、もっとスリムで、バッグにいれて持ち運びしやすい形状のものが多いです。

数・種類多くはない
タイプコップやワンタッチはあまりなく、マグボトルが多い
形状ほぼスリム
飲みやすさ狭口が多いが軽量スリムで飲みやすい
洗いやすさ狭口なものが多く
持ち運びスリムでバッグなどにも入れやすい
機能一部に飲む口栓があるものもある

メリット:ポケットには入らないがスリムで持ち運びしやすい
デメリット:サイズが小さく、使いどころが難しい

関連:250ml水筒まとめ。スリム、洗いやすい、ワンタッチなど

人気の250ml水筒

サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 250ml シャイニーピンク JNO-252 SHP

サーモスの真空断熱ボトルJNO 250ml

サーモスのJNOシリーズは一つ古いモデルになるのですが、現在でも人気のシリーズ水筒です。前のバージョンということで価格も安いのですが、しっかりとした作りで、飲み口などは専用の栓がありとても飲みやすい特徴があります。
スリム・軽量ですが必要以上にスリムではないので、氷などもいれる広さがあり、半回転で開けられるなどのサーモス独自の技術も搭載されています。

関連:スリム・軽量なサーモスの250ml水筒(JNO-252)を使ってみた感想

缶ジュースの定番サイズと同じ350ml

サーモスのケータイタンブラー360mlとholmsオクタボトル350ml

350mlは500mlと並び人気のあるサイズです。市販されている缶ジュースも350mlは多いように、一般的に親しまれているサイズであり、水筒でも350mlと500mlのサイズが用意されているものも多いです。ただ一日をこのサイズの水筒一つでたりる人は少ないと思えるサイズで、用途としては食事の時につかったり、缶の飲み物をそのまま移し替えて、保冷効力を長くキープするなどの使い方もよいのではないでしょうか。
形状としては太く短いかわいいフォルムをしているものが多く、スリムでもないものが多いので、バッグにもよりますが、250ml以下の水筒に比べればすんなり収まるサイズのものでもないと思います。

数・種類豊富
タイプマグが多いですが、ワンタッチ式、取っ手付きなどバラエティ豊富
形状多くはないですが、上に向かい太くなっていたり、波打っていたりといったものもあり
飲みやすさ飲みやすい工夫があるものないものも豊富
洗いやすさサイズ的に広口ではないので、洗いやすくはないですが、食洗機対応のものなどあり
持ち運び500ml以上のものに比べれば軽いので持ち運びもしやすい
機能

メリット:種類や形状が豊富で、自分好みを選びやすい
デメリット:一日使うには少し足りない

関連:350ml水筒のおすすめまとめ。洗いやすい、おしゃれ、スリムなど

人気の350ml水筒

CBジャパンのholms オクタボトル

シービージャパンがリリースしているholmsのオクタボトル

シービージャパンのオクタボトルは8角形の形状が特徴的なボトルです。8角形は指にかかりやすく手にフィットして持ちやすい形状ですし、倒しても転がらないといったメリットがあります。ごつごつしていますが、デザインも無骨な感じはなくむしろおしゃれ。カラーからもミリタリー調がありますね。ショルダーも付属していますし、女性でも使いやすい仕様となっています。

関連:holmsオクタボトルを使ってみた感想。おしゃれで八角形は使いやすい

サーモスのケータイタンブラー

サーモスのケータイタンブラー360ml

水筒でありながらもタンブラーのような飲み心地のあるサーモスのケータイタンブラー。大きな飲み口は飲料の香りを楽しめたり氷も入れやすく、また、厚みがあるのでグビグビと飲みやすいです。くつろぎながら飲むには最適なボトルだと思われます。
マットなカラーリングと形状がおしゃれですが、上に向かって太いので手かかりやすく落としにくい形状も使いやすさを高めています。

関連:サーモスのケータイタンブラー(JOE-361)を使って見た感想。「JOE-301」と「JOE-360」の違いなど

水筒では一番多い500ml

500ml辺りのサイズは市販のペットボトルでも多いように、一般的な親しまれているサイズで、水筒でも最も多くリリースされています。また、スクリューマグ、ワンタッチなどの種類も豊富です。大きさとしては汗をかかない日であれば職場や学校に持っていき、帰ってくる間に使い切るのに丁度よい人も多いと思います。
形状にもよりますが、バッグなどに入れて持ち運ぶには少し大きく、男の方であっても重さを感じます。バッグの大きさによっては入らない、邪魔になることもあるので製品のサイズチェックは必要になります。

数・種類豊富
タイプマグは多いですが、タイプも種類が一番多い
形状基本はストレートですが、350mlと同じく形状も一番種類が豊富
飲みやすさ特別飲みやすいサイズではないが、樹脂の飲み口がついたものも多い
洗いやすさ口径の広いものも多く、洗いやすいものも多い
持ち運びバッグに入れて持ち運ぶには少し大きいと感じることもある
機能底カバーなどほしい機能があるボトルは500mlに大抵ある

メリット:最もポピュラーなサイズで、数・タイプ・機能的にも豊富にラインナップ。量的にも丁度良い
デメリット:-

人気の500ml水筒

サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 480ml ブラック JOQ-480

サーモスのシームレスせん真空断熱ボトルJOQ 480ml

洗いやすさを追求されたサーモスのJQO。食洗機に対応していますが、食洗機がない場合でも洗いやすい丸洗いユニットを採用。また、スクリュー部分を取り外すことができる設計なので、蓋とスクリューで狭くなる部分をしっかりと洗うことができます。
栓とパッキンが一体となったシームレス栓で、パッキンのわずらわしさから解放されているなど、メリットの多い水筒です。

nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口0.5L トライタンボトル

ナルゲンは研究用として開発されたボトルで高品質だったために、一般の人が使うまでに広がったボトルです。こちらはプラスチックでも安全性・耐久性にすぐれたトライタン製。トライタンといえばナルゲンのイメージも強いです。
丈夫で軽く長く使えるボトルであり、独自のキャップシステムも優れ、パッキンがないのに液漏れを防げ、高い気密性を実現しています。長く使っていますが、蓋をしっかりと閉めた状態で漏れなどは起こしたことがありません。

750ml

500mlで足らない方にちょうど良いサイズの750ml水筒。500ml水筒を使っていて、飲み干してしまうことがあり少し足らない人に購入されているのではないでしょうか。600mlよりも余裕をもって使えるので良いですね。350mlや500mlの容量がある水筒では、一緒に750mlのバリエーションがあるものも多いですが、350mlや500mlほど多くはないです。
持ち歩くことを考えると、1Lや2Lのスポーツボトルとは違い、ショルダーなども付いていないものが多く、バッグに入れての持ち運びを考えて、細身の作りとなっているものも多いですが、それでもバッグの中にいれるのは大きいです。

数・種類多くはない
タイプ
形状ストレートなものがほとんど
飲みやすさ大きく重さもあり、飲みやすさの工夫があるものも少ない
洗いやすさ食洗機対応のものもあるとは思いますが、手を入れてしっかり洗えるものはあまりない
持ち運びスリムな形状であっても大きく持ち運びにくい
機能

メリット:人によりますが、一日で使うのに十分な量がある
デメリット:スポーツシーンでは量が足りなく、サイズ・重さともにバッグで持ち運びにくさがある

スポーツやアウトドアで使いやすい1L・2L

1Lや2Lの大きな水筒は、汗をかくことが想定されるシーン用の水筒が多いです。汗をかくために多くの水分が必要になるので、1Lや2Lなどの容量が必要になります。衝撃吸収のカバーや突き出た運動中でも飲みやすい機能のあるスポーツボトルや、アウトドアボトルなどが多く、大きく重量もあるので、ハンドルやショルダー付きのボトルなども多いです。
スポーツシーン以外にも大きな水筒を持ち歩きたいといったこともありますが、大きなバッグなどにいれて持ち運ぶことはもちろん可能です。ただ、重量もあり太くもあるので持ち運びにくさはつきまといます。

数・種類多いが350mlや500mlよりは少ない
タイプスポーツやアウトドア用が多い
形状特徴のあるものは少ない
飲みやすさアウトドアボトルは滑らないような持ちやすい工夫をしているものも多いが、重さがあるので基本は飲みにくい
洗いやすさボトル内に手を突っ込んで洗える広口のものも多く洗いやすい
持ち運びショルダーがないと持ち運びにくい
機能ショルダーや底カバーなどが付いたものが多い

メリット:ショルダーや底カバー、動きながらでも飲みやすい飲み口の水筒が多く、広口で手を入れて洗えるものも多い。
デメリット:大きく重いので持ち運びしにくい

1L・2Lの人気水筒

タイガー 水筒 1リットル サハラ ステンレスボトル スポーツ 直飲み 広口 保冷専用 ブラック MME-F100KK

タイガーのサハラステンレスボトル 1L

1Lは大きいのでボディも太く広口なのですが、すべての1L水筒が手が入るほど広くはないです。ただこちらのタイガーSAHARAは手を入れて洗える十分な広さがあり、ほとんどの人が底までしっかりと洗えます。内部は汚れが付きにくいタイガー特融のスーパークリーン加工。清潔さにこだわった水筒です。
保冷専用で、樹脂製の底部などスポーツボトル仕様になっています。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) ミズノ水筒 直飲み スポーツタイプ ステンレスクールボトル 2.0L ブラック SD-BX20-BA

象印のステンレスクールボトル 2.0L

ミズノの象印製ステンレススポーツボトル。2Lの大きな水筒なので持ちやすいハンドル付き。直のみタイプですが、空気の抜け穴をふさがない構造で、飲料の出が良くごくごく飲めるようです。スポーツドリンク、丸洗いもOKです。
洗浄に関しても、栓を取り外して分解できる構造と丸洗いできる仕様で洗いやすくなっており、象印の水筒では採用されている内面フッ素コートで撥水性も高く、汚れやにおいも付着しにくくなっています。

3L

3Lにもなると水筒よりもジャグといったものの方が多いかもしれませんが、ぎりぎり一人で使う水筒の形態を持っているものもあります。数は多くはありません。持ち運び用の大きなハンドルついたものが多く、直飲み用は両手を使って飲む仕様になっています。サイズも大きいので、バッグなどにいれて持ち運ぶのは難しいかもしれません。

数・種類かなり少ない
タイプ少ない
形状ハンドルが付いて同じ形状が多い
飲みやすさ重いので飲みやすさはない
洗いやすさ広口で内部を洗いやすい
持ち運び重量があり大変
機能大きなハンドル付きが多い

メリット:シェアして飲める十分な量
デメリット:ラインナップ数が少なく、大きく持ち運びが大変。

まとめ

以上です。いかがでしたでしょうか。
サイズはだいたい容量で決まっていますので、自分が必要とする容量が分かればサイズも決まってくると思います。しかし、自分が必要とする容量が分かっても、水筒には重さ、形状、付属する機能などの特長があり、そのシーンにマッチするものも変わってきます。持ち歩くことが多いならば取っ手やハンドルなどが付いているものが良いですし、オフィスで使うならばボトル底の樹脂衝撃材で静かに置けるなど、容量サイズも考慮するとさらにお気に入りの水筒に出会えると思います。
参考にしていただければと思います。

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