白湯が水筒に入れる飲料におすすめな理由。最適なボトルなど

             
  • 2024.01.24 / 更新:2024.01.24
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白湯が水筒に入れる飲料におすすめな理由。最適なボトルなど

水筒に入れる飲料はおいしさか健康かどちらを選ぶかで分かれると思います。砂糖やカフェインが入っていない飲料を選ぶだけでかなり体に良い飲料のように思いますが、白湯は水なので当然余分なものは入っておらず、さらに水を沸騰させただけで大変リーズナブル。水筒に入れて持ち歩くのにおすすめの飲料になりますが、特にどういった点が良いのか、白湯を入れる水筒はどれが良いのかを見ていきたいと思います。

白湯とは

白湯は一度沸騰させた水をある40℃程度まで冷ました飲料になります。お湯と違うのは一度沸騰させている点で、沸騰させることにより多くの飲料としてのメリットを作ることができます。

沸騰させることで水中の塩素やトリハロメタンなどの不純物が取り除かれ、清浄で口当たりがよい飲み物になります

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沸騰させることで不純物が取り除かれた白湯は、昔から薬を飲む際に使われていたように体にやさしい飲料なのですが、さらに温かい飲み物を飲めば体が熱くなるのを感じるように、胃腸が温められて内臓が活発になり血流が良くある作用があります。基礎代謝があがりますので、脂肪を燃焼してダイエットの効果があったり、冷え性の改善などにも良いとされています。

そういった効果を不純物のなく体に良い飲料で行えるので、より白湯を選びたいですが、さらに水筒に入れて持ち運ぶのに適していると思われる理由をいくつか見ていきたいと思います。

白湯が水筒におすすめな理由

白湯が水筒に入れる飲料の中でも特に良いと思われる4つをそれぞれ見ていきたいと思います。

体に良い

前節でみてきたように白湯は体にやさしい飲料です。お茶などは別ですが、ほとんどの飲料には大量の砂糖がはいっており、飲むと急激に血糖値をあげてしまいその上がった血糖値を下げようと大量のインスリンが血液中に放出され、血糖値の乱高下を起こします。これは血管にダメージを与え、放出し過ぎたインスリンが低血糖を起こし、さらに甘いものを食べたくなるといった症状を起こしてしまうこともあります。
そういった体にダメージを与えるような飲料ではなく、健康のことを考えてやさしい白湯を選択するのも良いのではないでしょうか。

どんな水筒にもいれられる

水筒はどんな飲料も入れられるといったわけではなく、一般的な水筒は酸性、炭酸、塩分のあるものなど入れることができなないので、レモン水、果汁ジュース、スポーツドリンク、コーラなど入れることができない飲料は多いです。
酸性は金属を溶かし、塩分入りは錆びの原因、炭酸は破損の可能性といった理由があります。しかし、近年ではそういった一般的な水筒に入れることができない飲料も入れることができる水筒も登場しており、入れる飲料の幅は広がっていますが、水や白湯はどんな水筒にも入れることができるので迷うこともありません

洗浄が楽

白湯には砂糖や塩といった成分が含まれていません。水筒は口を付けて飲む容器なので、雑菌が沸きやすく、砂糖入りのドリンクを飲んだ後に洗い残すと内部で雑菌が繁殖してしまいます。また、ステンレスの水筒などは塩分を残すと錆の原因となり、小さな穴が開いてしまうと保冷保温効力を保つための真空構造が壊れてしまいます。
そういった成分を含んでいない白湯なので、多少洗い残しがあっても雑菌の餌になるようなものがないので、次に使う際に安全に飲むことができます。ただ、もちろん洗わなくて良いといったことはなく、雑菌が沸きにくいといった程度です。

保温機能が高い水筒にいれることで長時間白湯を飲める

飲料を入れることができる容器は多いですが、ステンレス水筒は長時間飲料を入れておくことを前提にしており、内部の温度を保つように設計されていますので、温かい飲み物を長時間温かいまま飲むことができます。
白湯は体にやさしく新陳代謝をあげてくれるので、喉が渇いた以外にいつでも飲みたいと思える飲料だと思えますが、いつ飲んでも温かい白湯を楽しむことができるので、水筒に入れていつでも同じ温度で飲めるのはメリットだと思います。もちろん、温度を保つのにも製品によりさまざまで、保つのにも限界があります。

さらに、おすすめな理由として白湯は腐りにくいといったこともありますが、さまざまな意見もあるので詳しく見ていきたいと思います。

白湯は腐りやすい?

白湯は一部では腐りやすいのでは?といったことが言われていますが、煮沸した状態で菌は死滅しており、さらに水は最近の栄養分となるタンパク質やアミノ酸が入っていませんので、腐りにくい状態の飲料ではあると思います。
ただ、水筒は口を付けて飲みます。口内にはあらゆる細菌がありますので、飲料に混入すれば繁殖してしまうために清潔に保つのは難しい容器であり、さらに細菌が繁殖する条件として温度があります。30℃~40℃ではもっとも増殖しやすいと言われています。
しかし、それでもどんな温かい飲料であっても同じで、白湯はもともと煮沸されて細菌はおらず、細菌の餌になるようなものもありませんので、やはり他の飲料に比べたら腐りやすいとは言えないと思います。

こういった水筒に入れたい理由があるのですが、それを入れる水筒もしっかりとした特徴のあるものを選びたい所で、白湯を入れるのに良い水筒の特徴なども見ていきます。

白湯を入れたい水筒の条件

白湯を入れたい水筒は、いつでも温かい状態で飲める保温効力が高いもの、また、快適に飲むために飲みやすい特徴があるものを選ぶのが良いのではないかと思われます。

保温性能が高い

時間が経過してもいつでも温かい白湯を飲みたい場合は、保温効力が高い水筒を選ぶ必要があります。ステンレス真空2重構造の水筒は保冷保温効力が最も高い構造でありますが、それでもメーカーにより保温効力の違いはあります。

飲みやすい

水筒の飲み口にはボトルに直接口を付ける直のみ、樹脂製の飲み口せん、ワンタッチの飲み口ユニットなどのさまざまなタイプのものがあり、自分にとって飲みやすいものを選ぶのが大事になります。個人的にはステンレスを直接口につけて飲むものよりも、樹脂の飲み口のものの方が温かいものを飲む場合にはおすすめですが、それでもタンブラーの広口で厚みがあるタイプは、ゴクゴクと温かい白湯を飲むのにも快適ではないかと思います。

上記のような特徴を持つ水筒を厳選して3つ紹介していきたいと思います。

白湯をいれるのに最もおすすめな3選

保温効力の高い水筒はやはりサーモスや象印の大手が信頼性があります。構造的にもしっかりしたものでないと真空構造が壊れてしまうといったこともあり、自分が見た中では大手メーカーのものは作りもしっかりとしたものが多いです。
また、飲みやすさに関してはそれぞれ3通りの飲みやすさのある飲み口を選んでいます。

サーモス 真空断熱ケータイマグ「JNO」

サーモスの真空断熱ケータイマグ「JNO」は、スリム、軽量、半回転で開くことができる蓋など、サーモスらしい特徴が詰まった水筒です。こちらのJNOを使って見て良いと思ったのが、とても飲みやすい樹脂製の飲み口が付属していることで、他にもこういった飲み口栓のある水筒を見てきましたが、飲み心地の良さはJNOの飲み口栓はかなり飲みやすいと感じました。これよりも上位のバリエーションもリリースされているようですが、コスパを考えるとJNOの方が良いといった声も聞かれます。

容量:250ml / 350ml / 500ml

サーモスのケータイタンブラー

サーモスのケータイタンブラーはタンブラーのように飲みやすい特徴を持ち、さらに水筒の持ち運びできる密閉力を備えたボトルとなっています。飲み口は厚く広口なので、ゴクゴクと飲めるタイプで短プラーのような快適な飲み心地を味わえます。また、湾曲したボディも持ちやすく、口に運びやすいです。
実際に日常的に使うことの多いボトルなのですが、とても使いやすいと思いますし、保冷保温効力もサーモスらしく高いと思います。

容量:360ml / 520ml

象印 (ZOJIRUSHI) ワンタッチ「SM-WA」

飲みやすいと言えばやはりワンタッチタイプも入れなくてはなりませんが、中でもこちらの象印の「SM-WA」は、なんといってもパッキン一体型のシームレスせんです。ワンタッチタイプの水筒で、シームレスせんはまだ象印しかないようで、希少ですしとても人気があります。
ワンプッシュで蓋が開き片手で飲める手軽さがあり、蓋が開いたときに水滴が飛び散らない「飛び散り抑制機構」や、空気の通り道を作り飲料の出が良くなるエアーベント構造など、飲みやすさを考えた仕様も多く、保冷保温効力も象印なので信頼性があります。

容量:360ml / 480ml /

まとめ

いかがでしたでしょうか。煮沸されたキレイな白湯は、体の体調や健康を気を付ける方の他にも、腸を温めて体を冷やさず、血液の循環をよくしてダイエットなどにも気を付けたいかたにおすすめな飲料です。さらに、一度煮沸すればよいので、水を飲むよりはといった理由で白湯を選ぶのも良いのではないでしょうか。

水筒に入れるにしてもどんな水筒にでも入れることができるといった点が大きいのですが、やはりその中でも保冷効力の高い水筒で選び、長時間温かいままで飲みたい飲料です。

以上です。参考にしていただけたらと思います。

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