カフアコーヒーボトルを使って見た感想

             
  • 2023.12.28 / 更新:2024.01.06
  • 水筒
カフアコーヒーボトルを使って見た感想

コーヒーは多くの人に毎日のように飲まれている人気のドリンクです。カフェインが入り、眠った体や意識をシャキッと起こしてくれるような作用があり欠かせない人も多いですね。なので、コーヒーをボトルに入れて持ち歩きたい人も多いようで、コーヒーに対応した水筒がさまざまなメーカーからリリースされています。その中でもCBジャパンからリリースされているカフアは、コーヒーを持ち運ぶために設計されたボトルで評価もとても高いものとなっています。
ここではこのカフアコーヒーボトルの使いやすさ、漏れや洗いやすさなど、詳しく見ていきたいと思います。

カフアコーヒーボトルの基本情報

サイズ約直径6.7×18cm
重量約230g
容量約420ml
保温効力88℃以上(1時間)66℃以上(6時間)
保冷効力9℃以下(6時間)
カラーゴールド・シルバー・ピンク・ブラウン・ブルー
素材ステンレス(真空2重構造)
ブランドシービージャパン(CB JAPAN)

説明書から気になる注意点など

  • 食洗機・食器乾燥機の仕様は不可
  • キャップや飲み口ユニットは塩素系・酸素系どちらの漂白剤も使えない
  • ボトルの洗浄に酸素系漂白剤は使える
  • 丸洗いは可能だがつけ置き洗いはできない
  • 腐敗の原因になるのでなるべくながくコーヒーを入れて放置しない
  • 漏れの原因になるので横にして持ち歩かない
  • 食器洗浄機、食器乾燥機は使用不可

基本的な情報は以上ですが、カフアはコーヒーを入れることを前提としているので、コーヒーボトルとして優れた部分をまずは見ていきたいと思います。

コーヒーボトルとしての大きな特徴

カフアのコーヒーボトルとしての良さにはデザイン、テフロン加工、広口の3つがあると思います。

かっこいいデザイン

カフアはカラーバリエーションが豊富でどれもシックで高級感のあるデザインで、コーヒーとマッチしていると思います。かわいらしいデザインよりも、やはりコーヒーには大人でかっこいいイメージのものとマッチしますね。

撥水性が高いテフロン加工

コーヒーはリラックスさせるような良い香りがあり、味の他に匂いを楽しむこともできる飲料です。コーヒーのニオイは、500種類以上のニオイ分子から構成されているといわれるほど、強く複雑なため
匂いは付着しやすく、一般的な水筒に入れるとボトル内にコーヒーの匂いが残ってしまうことがあります。
しかし、匂いの付着を抑えるように、カフアではボトル内部にテフロンコーティングを施しされています。テフロンはフッ素樹脂コーティングの一種でとても強い撥水性があり、水を弾くと同時に汚れやにおいも付着させない効果があるため、コーヒーの匂いを付着させずに、コーヒー以外の飲み物を入れても匂いが残っているなどはないようです。

香りを感じやすい広口

カフアコーヒーボトルは飲み口が5.3cmととても広い口径となっています。広口であることは飲み心地が良いなどのメリットがありますが、コーヒーを水筒から飲む場合はボトルから香りが出ていく面が広いために、細口よりもダイレクトにコーヒーの匂いを楽しむことができます。また、広ければ氷をいれることも入れやすく、アイスコーヒーも作りやすくなっています。

カフアにはこういったコーヒーを入れるボトルとして優れた特徴がありますが、他のコーヒーボトルも気になる所なので、比べてどうなのか見てみたいと思います。

他のコーヒーボトルとの違い

他のコーヒーボトルとの違いはテフロン加工がされている部分が大きいです。コーヒーボトルとして販売されているものであっても、コーティングされているのか分からないような、あまり撥水性が高くないものもあります。やはり匂いが付着しないように、コーヒーボトルならば撥水性の高さは絶対のように思います。
コーヒーボトルとしても使えると評判の京セラのマグボトルは、コーヒー用として設計されてものではありませんが、セラミック加工されたボトルでとても高い撥水性があるために、コーヒーを入れるのに適していると評価も高いです。

関連:セラミック加工の水筒とは?京セラのマグボトルを使った感想など。

カフアのテフロン加工はフッ素コートの一種なので、撥水性の高さは疑いようがないです。コーヒーボトルとしては十分な撥水性だと思われますが、京セラのセラミックボトルに比べると少しは劣るかもしれません。
しかし、京セラのセラミックボトルと違い、カフアはコーヒーボトルとして設計されていますので、広口であったりサイズ、デザインなどもコーヒー仕様となっています。撥水力があり、その他もコーヒー仕様となっているような総合的な面に関しては、他の水筒にはない所だと思われます。

コーヒーボトルとしてだけではなく水筒として見た場合でも、各パーツや使いやすさなどもカフアは良い所が多いです。

各パーツなどを使って見た感想

デザイン

デザインはおしゃれだと評価も高いです。ボディの一面に施されたエンボス加工は、機能性よりもデザインとしてとてもかっこいい見た目となっています。カラーリングはマット感はありませんが、つやがありエンボス加工も良いアクセントで高級感があります。また、容量は420mlの一つでバリエーションはないのですが、コーヒーを飲むには大きすぎず小さすぎない大きさだと思いますが、デザインとしても丁度良い大きさとなっています。

持ちやすさ

マットなコーティングが施されていないので握っても滑るようなタイプではないです。420mlとして230gと少し重量があり軽さはありませんが、滑らずにボディのエンボス加工で凸凹があるので握りやすく、一般的なステンレス水筒よりかは持ちやすいボトルになっていると思います。
手のサイズにもよりますが、自分にはちょうど良い太さで持ちやすく感じます。

飲みやすさ

直飲み式ですが、飲み口栓が付いているのでステンレスに直接口をつける必要がありません。飲み口栓はプラスチック素材で作られており、ステンレスの冷たさを感じることがなくやさしい飲み心地も良いです。飲み口栓を付けないと、ステンレスに厚みがなく飲みにくくなるので温かいコーヒーを飲む時には飲み口栓は必需。ただあまり大きな飲み口栓ではないので、下唇はステンレスに当たってしまいます。
また、広口の飲み口となっていますので、すっぽりと鼻も入り淵に当たることがないのでボトルだけを傾けて飲むことができます。コーヒーの香りをモロ感じながら、飲むことができるのが良いですね。グビグビと飲むタイプの飲み口だと思いますので、アイスコーヒーなどは特にマッチしそうです。

キャップの閉めやすさ

キャップは閉めるのにかなり回転数が必要になりますので、開け閉めするのに少し面倒なタイプになります。カフアのキャップが特別に回転数を必要とするわけではありませんが、一回転で開閉できるような水筒と比べると、やはり開けるのにも閉めるのにもグルグルとキャップを回すのは手間に感じよね。
また、閉めるのに限界がなくグルグルと回してどこまでもしまりますが、締めすぎて開かなくなるといったことはないような閉まりです。ただ、キャップがステンレスで人にもよりますが表面が滑るので、やはり締めすぎると開けにくくはなると思います。

サイズ感

420mlという珍しい容量のボトルなので、同じ容量のものと比べることができないのですが、単体で見ると一見コンパクトでスマートだと思います。ただ、500mlのボトルと比べてみると420mlとは思えない大きさであることが分かります。

持ち運びのしやすさ

取っ手などが付いたタイプではないので、特別に手で持って持ち運びやすいわけではありません。ただ、420mlの容量でコンパクトな作りとなっており、綺麗な筒形なので、引っかかる場所などがないので、バッグに入れて持ち運びはしやすいです。

洗いやすさ

ボトルとキャップの他にパッキンと飲み口栓がありますので、パーツは多め。食器洗浄機や食器乾燥機は使用不可で手洗いする必要があるために、シームレスせんなどと比べると少し洗うのが面倒なタイプだと思います。

5.3cmと広口なので、食器洗い用洗浄剤を使いスポンジを内部に入れて洗うことはできますが、底をゴシゴシと洗うほどではなく、きれいに洗うことができる広さではないです。ただ、撥水性が高いので内部に汚れは付着しにくいので、オキシクリーンなどの漂白剤を使って内部を洗えばとても清潔に保てます。

また、内部はテフロンでコーティングされて撥水性を保っているので、棒付きスポンジなどでゴシゴシと洗ってしまうとせっかくのコーティングが剥がれてしまう可能性があるので、酸素系漂白剤や重曹などを使って洗うのが良いと思います。

漏れは?

口コミなどを見ても漏れるといったコメントは少ないように、自分が購入したものも漏れはありません。説明書には横にして持ち歩くと漏れる可能性があると言われていましたが、横にしてカバンにいれて持ち歩きましたが漏れはありませんでしたし、試しに飲料を入れて思いっきり振ったりしてみましたが漏れはないので問題はないようです。
ちなみに飲み口栓を付けた状態の方がキャップの締まりがよくなるのか、飲み口栓ありの状態だと少し甘い閉め方でも漏れませんでした。

各種のパーツ部分は以上になりますが、多くの良い所がありましたのでまとめてみたいと思います。

メリットとデメリットまとめ

ここまで見てきた中でメリットとデメリットをまとめてみたいと思いますが、デメリットは悪い部分とは言えないほど普通の水筒ではあり得る小さな事です。

メリット

  • デザインに高級感がありかっこい
  • 小さく見える
  • 撥水性が高くコーヒーの匂いが付着しにくい
  • 広口で飲みやすく香りを楽しみやすい
  • ボディにエンボス加工が施され持ちやすい
  • きれいな筒形でバッグに入れて持ち運びしやすい

デメリット

  • キャップを開け閉めするのに回転数を必要とする
  • 単体で見ると分からないが容量のわりに結構大きい

自分が使って見たメリットデメリットは以上ですが、人によりもっと良い所も悪い所もあると思いますので、口コミからもデメリット部分を見ていきたいと思います。

口コミから見る気になる点

カフアコーヒーボトルは評価も高く良い水筒なのですが、多くの方が指摘するような一つだけ気になる部分があります。

広口で飲みやすく、保温は朝に入れたものが、夕方にはぬるくなるくらいで良かったですが、2ヶ月ぐらい使ったら外蓋と内蓋が剥がれてしまって残念。

最初は満足していたのに…残念

かなり多くの方が蓋の内側と外側が分離してしまうといった口コミがありました。悪い口コミのほとんどがそれです。

自分のカフアはそういったことがありませんが、これだけ多くの方が指摘されていることのなので剥がれて分離してしまうこともあるのだと思われます。
剥がれやすいのか試しに思いっきり剥がそうとしてみましたが、どうやっても無理でしっかりと接着されているようなので、すべてのカフアが剥がれやすいといったことではないのではないかと思います。

すべてのカフアが同じ状態で剥がれる原因があるならば、考えられるのは蓋のつけ置き洗いをしてしまった場合。水や漂白剤などに弱い接着なのかもしれませんので、説明書にもある通りつけ置きは避けた方が良いでしょう。
また、熱により外のステンレスが取れてしまっても最悪使えなくなるわけではないので、そのまま使うか、メーカーに連絡して交換してもらうことになると思われます。

まとめ

カフアコーヒーボトルを見てきましたがいかがでしたでしょうか。見た目からコーヒーを感じさせるようなデザインで、エンボス加工されたボディなど、とにかくおしゃれで人に見せたくなるようなボトルです。持ちやすさやサイズなども良く、さらにコーヒーボトルらしくテフロン加工で撥水性が高く匂いが付着しないのも他のコーヒーボトルにはない魅力的部分です。

ただ、蓋はプラスチックにステンレスをかぶせている構造なのですが、接着があまく分離してしまうといった口コミが多いのは心配なところ。分離しても使えないことはないとは思いますが、せっかくのデザインの良さが崩れてしまうので、万が一、こういうこともあるという場合も念頭にした方が良いと思われます。

以上です。参考にしていただけたらと思います。

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