大阪と東京に本社を構える1977年創業のドウシシャ。「あっ、ここにもドウシシャ!」のキャッチコピーを持つように、生活雑貨や家電、日用品など大変多くのアイテムをリリースされており、量販店などで製品を見かけることも増えていますね。家電に比べてあまり水筒をリリースされていることは知られていないかもしれませんが、いくつかの人気シリーズもありますので、ここでは水筒にスポットを当ててみていきたいと思います。
ドウシシャの水筒について
ドウシシャは家電から文房具まで幅広く製品を扱う日本のメーカーで、多くのブランドやシリーズを展開されています。水筒も種類が多く、また、温度を楽しむことで知られる「オンドゾーン」や今までにない形のデザイン「mosh!」といった人気シリーズの中にもボトルが含まれています。
一つ一つの水筒にコンセプトを持たせているものが多く、軽量ならふわふわAirボトル、おしゃれならmosh!ミルクボトル、洗いやすいならsokomoと、何を重視するかで選びやすいラインナップをされています。全体としてもリーズナブルで、デザインが良く、ボトルメーカーではないですが、質も良いためにおすすめした水筒も多いです。
それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
ドウシシャの水筒の特徴や魅力
ここではドウシシャの水筒の魅力として、おしゃれ、軽量、ユニークの3つ紹介していきます。
ノスタルジーを感じるデザインがおしゃれ
まずはとにかくおしゃれなボトルが多いのが一番の特徴。どの水筒も独特なかわいさがあり、職場や学校で使うとデスク周りが明るくなるようなデザインのものが多いです。どちらかというと女性向きのデザインかもしれません。
特にmosh!(モッシュ)シリーズの水筒がおしゃれですが、それ以外でもどれも丸々とした可愛さが魅力的。mosh水筒は種類も豊富でドウシシャの中でも大変人気があります。同じかわいい系統のボトルとしてはpofits (ポフィット)、マグちゃん、クレヨンボトルなどがあり、その他にはマグボトルに動物が描かれたアニマルブックシリーズなどもかわいいボトルです。おしゃれな水筒を選びたい方には選びやすいと思います。
持ち運びを考え軽量な作り
水筒はボトル内部の温度をキープするための保冷保温力が特に大事かもしれませんが、持ち運ぶものであり、重ければ持ち運ぶのも嫌になるように、軽さは水筒を選ぶうえでとても重要になります。ドウシシャの水筒はそういったニーズに答えるべく、軽量さには力をいれているようで軽い水筒が多いです。
人気のmosh!シリーズのボトルはとても軽い作りになっているのですが、デザインは同じでありながらより軽い軽量版のmosh!Airをリリースさせていますし、マグボトルも「ふわふわAirボトル」といったリリース当初では日本一軽いといった、軽量さをアピールしたボトルをラインナップさせています。
ただON℃ZONE(オンドゾーン)の水筒だけは、特殊なボディになっているので重いです。
独特なユニークさ
ドウシシャの水筒はデザインがユニークなものが多いですが、機能面で独特なものがあります。ON℃ZONE(オンドゾーン)の水筒は冷凍庫でボトル本体凍らせて使うものや、振ると表面温度が変わるものなど、実験的な製品があるのも魅力だと思います。
以上のような特徴をもつドウシシャの水筒ですが、具体的にはどういったボトルがあるのか、とくにおすすめなボトルはどれになるのかを、口コミと合わせて見ていきたいと思います。
ドウシシャの特におすすめな人気水筒
ドウシシャの多くの水筒の中から、実際に使用して特に良かったおすすめを紹介しています。
軽量さならこちら「ふわふわAirボトル」
ふわふわAirボトルは名前からも分かる通り軽量であり、シンプルストレートなマグボトルのシリーズラインとなります。ステンレスの板厚を薄く作り、極限まで軽量化を図ったボトルで、2016年にリリースされた当時は日本一最軽量なボトルでした。もちろん現在でも超軽量な水筒であることには変わり有りません。
軽量さが一番の魅力ですが、デザインもボトルの角ばりを排除した丸みを帯びたフォルム、ベージュ・コーラルなどの淡い色のカラーリングなど、暖かいやさしいイメージも素敵なボトルとなっています。
実際に持ってみると思ったよりも軽く感じ、ステンレスの水筒とは思えませんでさた。480mlボトルには他にも同じ位の重さの水筒はあると思いますが、ふわふわairボトルに関しては本当に蚊瓜数値通りで間違いないです。
ボディはロゴも何もプリントされていない無地のボトルになっています。寂しさもありますが、シンプルで派手さもなく、カラーリングも淡い色でオフィスなど、シーンを選ばずに使うことができるメリットがあります。
ボディ表面はマットなコーティングがされていますが、細かいつぶつぶのあるパウダーコーティングです。マットだとすべすべで滑りやすいといったこともありますが、パウダーとなり滑りにくく持ちやすいボトルになっています。
- 製品名:真空断熱 スクリュー式 ふわふわ Air マグ ボトル 0.48L
- サイズ:φ66×H197mm
- 重量:180g
- 容量:480ml
- 保冷・保温:-
口コミ
デザインもシンプルで好みだったのですが、すぐに黒いキズや汚れがつき、しかも落ちない!!!!ショックでした〜…
引用:傷が付きやすい
軽くて、ホットは抜群の保温力。購入してもう一年半ほど経ちますか、性能は変わりません。確かに外部塗装は毎日通勤カバンに入れているので傷つきやすいですが、外見の細かなことを気にしないで性能を重視したいのであれば全く問題ありません。
引用:保温力がすごい
まず軽いそれが第一印象です
そして肝心の保冷保温力はこれに関して言えば合格点です
猛暑の中、車内で半日置きっぱなしにしていましたが氷がまだ残っていました この軽さでかなり優秀なのではないでしょうか
一つ残念なことはとにかく汚れやすいことです
鞄の中に入れていたのに関わらず かなりの汚れがついて拭いても落ちないような傷らしきものも結構付いていますこの点が改善されれば この値段でこの性能は5点満点でも いいと思います
引用:保冷は合格
ボトルにヨガれがつきやすいといったデメリットはあるものの、性能は高いといった口コミが多かったです。確かにマットで表面がボツボツとした細かい凹凸があるために、汚れが付着しやすさはあると思いますが、そのおかげで滑りにくく握りやすいといったメリットもあるので難しい所です。
その他口コミにはなかったものの、ボディはあまり硬くはないために、少し力を入れるベコッとなる凹む可能性もあるのではないかと思われます。
デザインと保冷力を備えたmosh!(モッシュ)・シリーズ
モッシュは「日々の生活に驚きを!ひと味違うカタチ」をテーマとした、ボトルを中心にオーブントースター、電気ケトルなどの商品シリーズです。それがあると場の雰囲気も明るく変えてしまうような、どれも独特な味のあるデザインをしているのが特徴。
その中で、水筒は牛乳瓶をモチーフに、懐かしくノスタルジーを感じる愛着を感じるデザインで、モッシュシリーズの中でもとても人気のあるアイテムとなっていますが、デザインだけでなく、ステンレスの真空二重構造で、保冷保温力が高く、軽量である点などの機能面も優れています。
昔使われていた牛乳瓶のようでおしゃれなデザイン。
飲み口は少し薄い作りで、滑らかではないです。また広くはないので洗いやすい作りではないですね。
軽量なボトルです。軽量なので持ちやすいですし、持ち運びにも便利です。
関連:ドウシシャの水筒mosh!(モッシュ)を使ってみた感想。洗いにくい?漏れる?など
- 製品名:ターコイズ mosh! (モッシュ!)
- サイズ:68×68×171mm
- 容量:0.35L
- 保冷・保温:-
口コミ
可愛いから買いました。
真夏、一日経過しても氷が残ってます。
見た目だけじゃない
引用:手持ちの中で一番保冷に優れている
すごく気に入って使ってます!
よくうっかり地面に落としてしまうのですが、、
中々傷が目立ちにくい!!落としてしまって、少しへこんだ所もあるけど、丈夫な水筒!!!
引用:良い!
でも物凄く氷が入れづらい
そして洗いにくいです
引用:とっても可愛い
デザインがとても可愛く持ち歩くと気分も上がります。キャップも閉めやすいですし、ボトル自体の手触りも良く気に入ってます。
ただ、口をつける部分が固くて、もう少しそこが柔らかいクッション素材が付いてればよかったなと思います。
引用:デザインもいいし手触りも良い
可愛い。
一年以上使用していますが塗装が剥げてもいない。
ただ買う前からわかってたことですが、とにかく洗いずらい。
でもお気に入りです。
引用:あらいずらい
だいたいが保温保冷機能が高い、デザインが良いといった口コミがとても多く、満足している人が多いようです。ただ、飲み口が細いために氷が入らない、洗いにくいといったものも多くなっていますが、これはデザイン上仕方たがない部分ですね。少し気になるのが細く狭い飲み口なのは仕方ないですが、薄い口なので少し飲みやすさが足らないといったことを感じましたが、口コミでも言われているように優れた水筒だと思います。
その他のおすすめ
ON℃ZONE(オンドゾーン)・シリーズ
オンドゾーンは温度に拘るといったコンセプトのあるシリーズです。水筒は二種類あり、冷凍庫で冷やしたボトルに飲み物を入れて、氷点下まで下げることができる「氷点下ボトル」と、熱伝導剤をしようし、3秒振ることで内部のドリンクの温度をボトル表面に伝える「ふるふるボトル」があります。
いつでも冷たいドリンクを飲める氷点下ボトル、夏は保冷剤、冬はホッカイロといった使い方ができるふるふるボトルと、どちらも温度にこだわった、他にはない面白いコンセプトをもったボトルです。
特にふるふるボトルはマットなカラーリングをしたデザインや、軽量さ、取っ手付きでありながらそれが見えない作りなど、温度以外にもしっかりとこだわった水筒となっています。
ゴム製の取っ手は使わない時は蓋と一体になり、見た目にも影響を与えませんし、柔らかくて持ちやすいです。
表面は梨地加工がほどこされざらざら。滑りにくく持ちやすいです。
マットなカラーリングがおしゃれなデザイン。振ることでボトル表面の温度が変化します。滑りにくく、持ちやすいので振りやすい構造です。
ただ、構造上しかたのない部分ですが、すこしサイズが大きくなってしまっている部分があります。
- 製品名:ふるふるボトル ON℃ZONE(オンドゾーン) ホワイト OZFF360WH
- サイズ:7.4 x 7.4 x 19 cm; 280 g
- 容量:360ml
- 保冷・保温:-
コメント
- 確かに温かい。
見た目も可愛いし凄く気に入りました。
あえて言うなら洗いにくいです。 - 容量の割に思ったより大きくて重いので、持ち歩かないと思います。 残念です。
- すごく可愛くて1ヶ月ほど使っていたのですが、保温・保冷機能が良くないです。振ると外が温かくはなりますが、それのせいなのかすぐに中身が冷めてしまいます。保冷機能と同様です。ぬるくなっても大丈夫な方は、デザインも可愛いのでおすすめです。
- ふれば水稲本体が冷たくなるのですが、飲み物の冷たさは減ります。
これで、飲み物も冷たいままなら最高なんですがね
アニマルブック 軽量シリーズマグボトル
ハリネズミ・シロクマ・ペンギン・イヌなどのかわいい動物のイラストが描かれたマグボトル。ただの描ではなく、表情や仕草からそれぞれの動物のキャラクター性が感じられるように描かれているのが素晴らしく、その動物が好きな人なら誰もが欲しくなるようなイラストとなっています。
ボトルのベースとなっているのが、ふわふわAirボトルのようなので、しっかりと軽量感があり機能面は問題ないと思われます。
- 製品名: 軽量マグボトル アニマルブック シロクマ ふわふわAir ABFB480BK
- サイズ:φ6.6×19.7(㎝)
- 容量:480ml
- 保冷・保温:保温効力(6時間):73度以上/保温効力(12時間):58度以上
コメント
- まずは、ねこちゃんが気に入って買いました。軽く、コンパクトです。保温力も、けっこうしっかりとしていて気に入って使っています。
- とても軽くていいです。フタはプラスチックですが、保冷効果はきちんとあります。マットなかんじなので、キズがつきやすいのが残念です
- 高校生の娘用に購入。帰ってきても氷は溶けてませんし、漏れもありません。可愛いので購入して良かったです。
- 軽くて、保温性も高くてとても使いやすいです。個人的に白くて清潔感があるところも気に入っています。
- 気に入って使い始めて数日、普通に使用していただけなのに表面に謎の黒い汚れが…洗っても取れません。他は良かっただけに悔しいです
ふわふわAirボトルの無地ですこし寂しく感じる部分を、猫でカバーしており、ベースとなっているボトルの質の良さはそのままなので、口コミも肯定的なものがほとんどでした。汚れが安いといった批判的な部分もふわふわAirと同じです。
ON℃ZONE 氷点下ボトル
冷蔵庫でボトルを冷やしてから、飲み物を入れるとあっという間に氷点下まで温度を下げて冷たい飲料を長く飲めるオンドゾーンの「氷点下ボトル」。とても面白いドウシシャらしいボトルだと思いますが、空断熱構造と冷却剤の3層構造で、飲み物をキンキンに冷やすことができる上、7時間キープできるので、外でかなり冷たい飲料を飲みたい場合に有効に使える仕様となっています。
構造上どうしても重量が伴ってしまうようで、持ち歩きにくいといったことも言われていましたが、優れた特徴を持ちますので、持ち運ばずに家庭でタンブラーのような使い方をするのも良いのではないかと思われます。
- 製品名:ON℃ZONE (オンドゾーン) 氷点下ボトル
- サイズ:-
- 容量:400ml / 555ml
- 保冷・保温:-
コメント
- 冷凍庫に入れておいたら、飲み物が氷るくらい冷える。氷をいれなくていいので、飲み物が薄めらないフタに取っ手があれば、良かった
- 面白いのですが、何しろ重いのが、、、。持ち歩きには不向きです。
また、冷凍庫でもかなりの場所を取ります。 - 氷を入れなくてもよく冷え美味しいアイスコーヒーが飲めます(凍ります)
持ち歩きには重くておすすめしませんが自宅内で使う分には問題なし。買ってよかったです。
耐久性がどのくらいあるかわかりませんが数年は使うだろうお気に入りの品になりそうです - 水筒感覚でしかも飲みきってしまっても、飲み物を追加すればまた冷え冷えで飲めるのがいい。
ただ、少し事前に冷やす手間と重さが気になる。
重いといったことでかなり評価を下げてしまっていますが、家で使うならとても良いといったコメントも多く見られましたし、重さを苦にしない人なら冷やすといった長所を十分堪能できるのではないかと思われます。ただ、冷蔵庫に余裕がないと邪魔になるのでその点も注意が必要です。
クール・スポーツボトル アクエリアス
コカ・コーラ社のアクエリアスブランドとライセンス契約を結び、2019年3月にリリースされたアクエリアスボトル。ステンレスボトル・コンパクトボトル・スクイズボトル、2WAY、また、同じボトルでも形状や飲み口が違うなど、とても多くの種類のものがリリースされています。
スポーツドリンクは通常の水筒には入れることはできませんが、こちらはアクエリアスなどのスポーツドリンクを入れることが出来、また、ライフスタイルや自分が取り組んでいるスポーツに沿ったバリエーションが選べる点も人気になっているのかと思います。
- 製品名:アクエリアス スクイズボトル 1.0L ブルー
- サイズ:30 x 27 x 18 cm; 120 g
- 容量:1.0L
- 保冷・保温:-
コメント
- シッカリしてます飲み口のキャップがついていれば衛生的にも申し分なかったのに
- 長男がテニスのときに持って行ってます。形の割に容量が多く入り気に入ってます。
- 飲み口に蓋、キャップが無いので、鞄に入れて持ち歩くのには衛生面で不向きです。そのため子供は使いたがらない。
- 手軽さ、持ち運びやすさが優秀で、こぼれるようなこともほぼなかったのですが出口の中を分解して洗うことができず、洗剤を水で溶いた液をボトルに入れて出口から出すような洗い方をしてもカビでしまいました。
- デザインが気に入っています。子供が部活動で使っていますが、自分のものがすぐにわかることに加えて、使いやすいそうです。
飲み口に被せるガードがないので少し不衛生といった口コミや、作りがチープといったことも言われていますが、スクイズボトルなので、普通の水筒とは違いスポーツしながらでも使いやすいといったメリットを知らないと使えないと思うこともあるかもしれません。
ドウシシャとは
ドウシシャは大阪、東京に本社を構える日本の企業で、海外ブランドや協力工場などから商品の仕入・販売、小売支援サービスを中心とした「流通サービス業」を展開しています。ただ小売り事業だけではなく、自社で工場を持ち自分たちで開発している製品と、卸売り業をして仕入れたものを、自社のブランドとして販売している2つの形態を持ちます。
家電や生活雑貨まで、とても多くのアイテムをラインナップされており、製品の特徴は他社よりも価格が安く、デザインもおしゃれ。近年は人気のメーカーになっています。
まとめ
以上です。いかがでしたでしょうか。ボトル関連の専門のメーカーではありませんが、ドウシシャがリリースされている家電などを見てもわかるように、価格とデザインの優れたものが多く、水筒でもそれが同じであることが分かってもらえたと思います。
いくつかドウシシャ製の水筒を使ってみていますが、卸売りのボトルがあるとしても欠陥があるといったこともないですし、さまざまなボトルが質が良くおすすめできると思います。