ドウシシャの水筒mosh!(モッシュ)を使ってみた感想。洗いにくい?漏れる?など

ドウシシャの水筒mosh!(モッシュ)を使ってみた感想。洗いにくい?漏れる?など

水筒にはさまざまなデザインのものがあり、その中でも一際独特なモッシュ。牛乳瓶をモチーフにしたボトルはかわいらしく人気がありますが、デザインは良くても、実際の機能面は一体どうなのか?気にかけている方も多いのではないでしょうか。
ここではモッシュの基本的な情報の他、350mlを使って洗いやすさ、漏れなどを実際に使ってみていきたいと思います。

モッシュとは

モッシュの製品群
出典:doshisha-marche.jp/c/brand/mosh

モッシュはドウシシャが展開する「日々の生活に驚きを!」をコンセプトに、新しい形やスタイルの製品を提供するプロダクトです。

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MILK・タンク・ラッテのシリーズがあり、水筒・フードポッド・電気ケトル・オーブントースター・タンブラーなどの製品があります。水筒は中でもMILKシリーズにラインナップされています。
モッシュにラインナップされる製品はどれもどこか懐かしさのあるデザインと暖かみ、かわいらしさが特徴ですが、特に水筒は独特で人気。まずは水筒の基本情報や特徴を見ていきたいと思います。

基本情報

サイズ:350ml / 450ml
種類:mosh!ボトル / mosh!ミルクAirボトル

350mlの仕様
大きさ:横68×高さ171mm
重さ:200g
口径:30mm
素材:内瓶・ステンレス鋼、胴部・ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)、キャップ・ステンレス鋼、せん・ポリプロピレン、パッキン・シリコーンゴム
メーカー希望価格:2,500円(税込:2,750円)

450mlの仕様
大きさ:横68×高さ201mm
重さ:230g
口径:30mm
素材:内瓶・ステンレス鋼、胴部・ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)、キャップ・ステンレス鋼、せん・ポリプロピレン、パッキン・シリコーンゴム
メーカー希望価格:2,800円(税込:3,080円)

以上が基本的な仕様になります。350mlと450mlでは大きさや重さの違いがありますが、さらにmosh!とmosh!Airにも違いがあるのでこちらを見ていきたいと思います。

moshとmosh!Airの違い

モッシュには通常版とその後に新しくリリースされたAirバージョンがあり、なによりの違いはとにかくAirは軽量化されています。Airという名前だけに超軽量で、350mlではmoshが200gに対して、Airが168gと350mlの水筒の中でもトップクラスの軽量度をほこります。サイズや口径などに違いはありませんが、その他は保温保冷にも少し違いがあるようです。

こちらが通常のmoshの保冷保温力で

保温効力(6時間)70度以上
保温効力(12時間)54度以上
保冷効力(6時間)11度以下
保冷効力(12時間)13度以下
メーカー希望小売価格2,500円(税込:2,750円)

こちらがAirの保冷保温力になります。

保温効力(6時間)71度以上
保冷効力(6時間)8度以下

価格も同じなのでAirを選ぶのが良いと思いますが、木目調は人気があるのでメーカーの希望価格は同じでも店により違いがあったりします。

モッシュの特徴

モッシュは多くの特徴がありますが、その中でも特にデザイン、バリエーション、保冷保温効力の高さは他の水筒にはない特徴的な部分となっています。

おしゃれなデザイン

手に持ったモッシュボトル

「ボトルに驚きを」をコンセプトとしているように、一目見たら忘れられないような、とても特徴的な形状をしています。ボディに施されたmosh!のエンボス加工も良いのではないでしょうか。
MILKというシリーズということもあり、牛乳瓶をモチーフにしており、オフィス・部屋・ピクニックなどのどんなシーンで使ってもその場がおしゃれになるような、可愛らしくレトロな優れたデザインをしています。

豊富なカラーバリエーション

モッシュは豊富なカラーバリエーションが展開されています。アイボリー・ピーチ・ターコイズ・ブラウン・シルバーが現在公式で販売されていますが、他にもブラック・ネイビー・木目ホワイト・木目ダーク・木目ブラウン・ダークグーン・バーガンディなどがリリース。
男性向けのシックなものから、シンプルで飽きがこないカラーまで幅が広いので、自分のスタイルに合ったものが見つかりやすいです。中でも木目はモッシュの独特な形状と相性が良く、人気となっています。

強力な保冷保温力

モッシュの保冷保温力
出典:mosh-products.com

54℃以上の保温機能と13度以下の保冷機能が12時間持続するという保温保冷機能も特徴です。かわいらしいデザインにだけ目が行きがちですが、水筒に最も大事な保冷保温もしっかりと備わっているようです。

ここからは350mlのmoshを使って気になるところを見ていきたいと思います。moshAirには重さの違い、450mlも大きく違うのは容量だけなので参考にして頂ければと思います。

開封

モッシュのパッケージ
モッシュの説明書

箱の中にはmosh本体と説明書入り。箱も可愛くデザインされていますね。説明書も各部の名前、使用方法、手入れ方法、パッキンの外し方などがしっかりと記載されています。

パーツ

パーツはボトル本体、キャップ、パッキンが2つです。パッキンの一つは接合部の密閉性を高めるためのものと、もう一つはキャップを回しやすくするためのシリコンリングです。一般的な水筒の構成よりもシリコンリングの分が多く、パッキンのない水筒やシームレスせんに比べると少し多い構成で、洗浄の際には少し手間かもしれません。

蓋ユニット

モッシュの蓋

蓋はスクリュー式で黒い部分がパッキンです。かなりきつく巻かれている仕様なので取りづらいです。また、せんとキャップの間が狭いので、スポンジで洗うことは出来ないと思われますので、浸け置きで対応するのが良いと思われます。

シリコーンリング

キャップに巻かれた白いゴムはシリコーンリングです。これがあるおかげで指へのかかりが良くなり回しやすくなっています。こちらはよく伸び外すことも楽です。

mosh蓋の閉まり具合

キャップも深く回してしっかりと閉まります。閉めるのにここまでといった限界はなくどこまでも回せば閉まる仕様。深いので飲み口が露出していることもないので、蓋をすることで清潔に保てます。

洗いにくさがある?

moshの口径

まず食洗器には対応していないので、手洗いでの洗浄になります。
内部の撥水性も高くはなく、口径が3cmと指が2本入る程度の少し狭い設計です。手に持って食器洗い用のスポンジで口周りを洗うことはできますが、内部までは洗うことが出来ないので、しっかりとと洗いたい場合は棒付きスポンジになります。ただ幅3cm以内に入るスポンジを見つけるのも難しいかもしれませんので、重曹や酸素系漂白剤で洗いが良いと思われます。

オキシクリーンは箱に明記されている分量をボウルに入れ、お湯で溶かして使いますが、ボディに関してモッシュは外部がコーティングされておりオキシクリーンで剥がれる怖さがある、口径が狭いのでボウルからボトルに入れにくいことがあり、そもそもつけ置きができるのか仕様に明記されておらず不明なので、だいたいの分量を量って直接ボトルにオキシクリーンをいれます。

40~50℃のお湯を入れて、手で口を押さえて良く振りオキシクリーンを馴染ませたら20分~30分放置します。その後はボトル内部にオキシが残らないように水で綺麗に内部を洗い流します。
口回りとパッキンは食器洗い用洗剤で洗います。

蓋も食器洗いで良いと思いますが、栓と蓋と間がせまくスポンジが届かないので、きれいに洗いたい人はオキシクリーンのつけ置きが良いと思いますが、つけ置きができるのかモッシュの仕様に明記されていないのが少し気になりますね。なのでたっぷりの水と食器洗い用洗剤で自分は洗いました。

持ちやすさや使いやすさは?

モッシュのボディ表面

ボディ表面はコーティングされており、独特なテカリがあり、持つとベタベタしており指にかかりが良くなっています。形状は特徴がありますが、待ちやすいような歪みや湾曲はしていません。ただツルツルとしている表面よりは落としにくいと思います。重さは200g(moshAirは165g)と350mlの水筒の中では軽めで、ツルツルとしていないので持ち上げやすいですね。

口の厚さ

飲み口は薄いです。ゴクゴクと飲むより少しずつ飲む感じになると思いますので、飲みやすいかは個人差があると思います。自分は広口で厚めが好きなので、飲まやすさは感じませんでした。

モッシュボトルとペットボトル

また、350mlと450ml共に水筒の幅が68cmとなり、ペットボトルより少し太い程度。最近の水筒としては特別にスマートではありませんが、バッグの中で邪魔になる太さではないと思います。

漏れは?

モッシュの漏れの確認

少し締めが緩いと漏れますがしっかりと閉めれば激しく降っても漏れることはありませんでした。何回かバッグに入れて使ってみましたが、今のところ漏れはありません。ちなみに一周回しでしっかりと閉まりますが、半周だと漏れます。

保温力を測ってみました。

moshは保冷保温力が高いのも魅力の一つです。保温か保冷のどちらかを測れば内部の温度を逃がさない性能が分かるのでここでは保温力を見ていきたいと思います。

保温効力(6時間)70度以上
保温効力(12時間)54度以上

上記がmoshuの保温効力仕様になります。71度の熱湯をいれて6時間ごと12時間後の温度を実際に計ってみたいと思います。

モッシュにお湯を入れて温度を確認
モッシュと時計

6時間後

六時間後の時計と温度計が入ったモッシュ
六時間後の温度

6時間後はだいたい60度となり約10度下がっていますね。

12時間後

12時間後の時計と温度計が入ったモッシュ
12時間後の温度

12時間後も10度下がり50度です。計る環境にもよると思いますし、スタートの71度がもう少し高い温度で始めれればだいたい仕様通りの温度であると思います。高い保温機能をもっていることが分かります。

以上です。おしゃれなデザインと保温保冷力があるmosh。洗いにくさと個人差により飲みにくさがありますが、独特なかわいさのあるデザインはやはり魅力的ですね。

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