広口水筒のおすすめを10選。手が入る大きさは?

             
  • 2022.08.09 / 更新:2024.07.31
  • 水筒
広口水筒のおすすめを10選。手が入る大きさは?

水筒は広口や狭口などのさまざまな飲み口のものがありますが、持ち運びやすさを優先して口が狭くなっているタイプも多いです。そういった水筒を使っていると、手が入るくらい口が広ければ掃除も楽なのにと思うことも多いのではないでしょうか?また、洗浄のために広口が欲しいけど、他にどういったメリットやデメリットがあるのかなど、分からないことも多いと思います。
そういった方に、ここでは広口の便利さやデメリット、またおすすめの広口の商品を紹介しています。

手が入る口径は?

広い口の水筒

手の大きさはそれぞれなのではっきりとは言えませんが、口径7cmあればたいていはボトル内に手を入れることができ、手の大きい人は8㎝が必要だと思います。ただこういった大きな口径を持ち、手がすっぽりと入る水筒はとても少ないです。

広口の水筒は広い口を活かすためにスクリュー式の栓が多いですが、スクリュー部分がボディの幅よりも狭くなるため、サイズに幅7cmの製品であっても口径はそれよりもかなり小さくなります。なので、幅が7cmのボトルであっても恐らく手は入りませんので注意が必要です。
横幅ではなく口径は何cmかにより、飲み口の広さは確認する必要がありますが、すべての水筒が口径の大きさが記載されてはいないのは残念な所。なので、手がボトル内に入るかを確認する場合は、口コミなどを確認するのも一つの方法だと思います。

広口の水筒で手が入るメリットは確かに大きいですが、その他にもメリットは多く、また、広口であることで生じるデメリットもあります。実際に手の入る大きさをもつ水筒を見る前に、メリットやデメリットを紹介したいと思います。

広口の魅力やメリット

広口水筒には洗いやすさ・大きな氷を入れられる・香りを楽しめるなどのメリットがありますので詳しく見ていきます。

洗いやすさ

スポンジを水筒に入れて洗う

なんといっても広口の魅力としてあげられるのが、内部の洗いやすさです。体内に入る飲料を入れているものなので、内部を清潔に保たなくては汚い飲み物を飲むことになり体にもよくありません。
洗浄の方法として、口径が狭い水筒などでは棒にブラシの付いたものや、つけ置きなどして掃除を行うため、そういったボトル内部を洗うボトルクリーナーは多くの種類があります。しかし、広口なら手が入るので食器の一つとして洗剤をつけたスポンジで簡単に内部を洗うことができます

大きな氷を入れられる

水筒に氷を入れる
出典:woman.excite.co.jp

口径が大きければそれだけ大きな氷を入れることができます。暑い日などは氷を入れても、小さければ溶けるのも早いですが、大きければ溶けるのもそれだけ遅くなり、冷たさのキープ時間も長くなりますね。
冷水よりも常温で飲料を飲むことは、胃腸に刺激を与えることなく守ることにもなりますが、熱中症対策として冷たい飲料で体の温度を下げるのも大事なのではないかと思います。暑い日などは健康のためにも大きな氷を入れて保冷を強めたいです。

香りを楽しめる

ハリオのマグボトルで香りを楽しむ

コーヒーなどの香りを楽しむ飲み物の場合は、広口の方が面が広いためその分ダイレクトに香りを楽しむことができます。ワンタッチ式などは小さな飲み口の付いた栓がありますが、スクリュー式などは広い口径をそのまま飲むので、香りをより楽しむことができます。

快適に飲める

ペットボトルのような口に含んで飲むことができるような細口ではなく、中途半端に狭い飲み口ですと、底の方の飲料を飲むためにボトルのみを傾けると、飲み口が鼻に当たってしまうことがあり、上を向いて飲まなくてはなりません。しかし、広口ならば鼻もボトル内に入るので、上を向いて飲む必要がなくボトルだけを傾けて飲むことができて快適です。

安定感がある

広口のボトルはそれだけボディも太くなり、当然底面も太いので細口の水筒に比べると安定感が高くなります。安定感がないとちょっとした衝撃でも倒れてしまいますので、PCのあるデスクに置いていたりするとても気になる部分ではないでしょうか。もちろん、細口広口どちらのボトルであっても手が当たってしまったといった場合はどちらも倒れますが、それでも広口でどっしりとした形状だと安心感もあると思います。

以上のようにメリットは多いのですが、太いことでのデメリットも見てみたいと思います

デメリット

広口であるためのデメリットとしては、大きく重い、こぼしやすいなどがあります。

太いので持ちにくく、バッグのスペースを使う

キャプテンスタッグの広口スポーツボトル

口径が広ければそのまま幅も広くなり水筒自体が太い作りになります。特に持ち歩く場合、スペースに余裕のないバッグでは邪魔に感じ、ゴツゴツと体に当たりうっとうしくも感じるかもしれませんし、使わない時の収納にもスマートなものよりもスペースを取ってしまいます。
また、人によっては太い方が持ちやすいかもしれませんが、多くの人には持ちにくく感じかもしれませんね。
細いスマートな水筒よりも、広口はボディも太くなりそれだけ重みも増すため、落下の危険も高くなってしまいます。

溢れやすい

水筒では振動や落下時などでこぼしたり溢れることもありますが、飲み口が小さいならそこからこぼれる量も少ないですが、面が大きいことから溢れたりこぼれたりする量も多くなります。動きながら飲む場合にはデメリットになる場合になることがあります。

以上、広口水筒のメリットとデメリットを見てきましたが、特にデメリットに関しては、大きなバッグを使っていたり、ゆったり飲む場合に水筒を使う人にとってはデメリットにはならないのではないかと思います。
次は実際に手が入るほどの広口、また広めの水筒のおすすめを紹介していきたいと思います。

手が入る広口水筒

手が入るので、底までしっかり洗えるのがポイントで、水筒に雑菌を残さずに清潔に使えるメリットがあります。また、手がしっかりと入る水筒はやはり1Lや2Lといった大きな容量のタイプがほとんどになります。

タイガー 水筒 1リットル サハラ

分解されているタイガーのサハラ・ステンレスボトル

清潔に使うため、清掃のしやすさにこだわって作られたサハラステンレスボトルです。内部はタイガー独自のスーパークリーン加工を施し、撥水性も高く、サッと洗うだけで匂いや茶渋も落とせます。なにより口径も広く、手を入れて底まで届く構造になっているのがポイント。ポーチも機能的で、底に柔らかい樹脂性を使い、落下しても大丈夫な耐久性をもたらしてくれています。

サイズ:8.7×9.5×24.1/1L
容量:1L/1.2L/1.5L
口径:7cm

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 水筒 ステンレス コップ タイプ

象印の手が入るコップ式水筒

象印のコップタイプの魔法瓶。いかにもという感じのゴツゴツした一昔前の水筒の作りですね。内部はフッ素コートを施していますので、撥水性も高く匂いなどが残らない作り。これだけ大きなボトルですが、独自の技術で真空層の壁を1mmにし軽量化を実現しており、保温保冷効力も高いといった口コミも多いです。
広口で手が入るので底まで届く掃除のしやすさが特徴ですが、丸洗いもOKなのでざぶざぶと手洗いして清潔に保つことができそうです。

サイズ:11.5 x 13 x 24 cm/1L
容量:1L/1.3L/1.5
口径:7cm

サーモス 真空断熱スポーツジャグ 2.0L

手が入るサーモスのジャグ

大容量の飲料を収容できるサーモスのスポーツジャグ。大容量で飲料をいれるとかなりの重さになりますが、それでもしっかりとしたハンドルが付いて持ち運びに便利な仕様。サーモス特有のツートンロックリングで一目でロックされているのが分かるのも良いですね。
ワンタッチオープンでそのまま傾けて飲むことができ、サーモスなので長時間の保冷が期待できるスポーツシーンに向いた水筒です。もちろんこちらもしっかりと手を入れて洗うことができます。

サイズ: 16×13×30cm/2L
容量:2L/2.5L/3L
口径:7.5cm

ザバス プロテインシェイカー

ザバスのプロテインシェイカーはとても良い所が多い水筒なのですが、まずは500ml・350mlの両方のサイズでしっかりと手が入る特徴があります。これはプロテインというたんぱく質をたっぷりと含んだ腐りやすい飲料をいれることを前提としており、しっかりと洗わなくてはならないためです。
シェイカーらしく振っても漏れない密閉性の高さで、少し太いですが水筒としても十分使えると思われます。

サイズ: (幅×奥行×高さ) : 86mm×86mm×155mm (500ml)
容量:350ml / 500ml
口径:7.5cm

関連:ザバスのプロテインシェイカーは漏れる?500mlとコンパクトタイプ350mlの比較など

おすすめの広口水筒

サーモス 真空断熱ケータイタンブラー 480ml

机上の3つのサーモスの真空断熱ケータイタンブラー

上に向かって太くなる形状が面白いサーモスの携帯タンブラー。密閉性があって持ち歩きもできるタンブラーということで、蓋もスクリュー式で飲み口も太いボディ。そのままの太さで飲むことができます。幅が8㎝ありますが、飲み口は若干細くなり下に行くにつれて細くなるので手は底までははいりません。それでも十分な広さがありますね。コーヒーを入れることができるので香りを楽しみながら飲めますし、飲み口は広く厚みがあるので飲み心地もとても良いです。

サイズ:幅8×奥行8×高さ20cm/480ml
容量:350ml/480ml
関連:サーモスのケータイタンブラー(JOE-361)を使って見た感想。「JOE-301」と「JOE-360」の違いなど

キャプテンスタッグ スポーツボトル 取っ手付き

キャプテンスタッグの2wayスポーツボトル

こちらはハンドルとフラップの2wayタイプのボトルです。アウトドアブランドの水筒らしく、ハンドルや広口で大きな氷を入れられるキャンプに向いた機能的なアイテムです。実際に試した所、すっぽりと手を全て入れることはできませんでしたが、350mlで深さがないため手に持ったスポンジを底には届かすことはできました
ボトルメーカーの製品ではないので、少し保冷保温効力も弱い所がありますが、価格が安いので購入しやすいです。

サイズ:外径75×高さ195mm(フラップ使用時)/350ml
容量:350ml/500ml

KINTO (キントー) トラベルタンブラー 500ml 

キントーのトラベルタンブラー

キントーらしい自然でおしゃれなデザインのボトル・トラベルタンブラー。品質の良い18-8ステンレスを使い耐久性に優れ、内部は電解研磨を施し表面は平滑、匂いや茶渋などが残らない作りとなっており、見た目だけではない良さがあります。
飲み口も360度どこからでも飲めますが、傾けても一度に大量に飲料が溢れない構造になっています。

サイズ:φ74 x H197 mm/500ml
容量:350ml/500ml

nalgene(ナルゲン) カラーボトル

ナルゲンボトルの広口カラーボトル

研究用として開発された最高品質をほこるナルゲンのプラスチックボトル。軽量であり、独自のキャップシステムを採用して高い気密性があるのでアウトドアに向いています。さらにこちらは広口タイプとなっており、手は入れることはできませんが大きな氷をいれてることができるので、保冷力を高め、よりアウトドアに適したモデルとなっています。
500mlのナルゲンボトルを使っていますが、手は入らなく、スポンジもギリギリそこまで届かないので、350mlタイプならばスポンジを底まで届かせることができると思います。

サイズ:20.96 x 8.89 x 20.96 cm
容量:350ml / 500ml / 1L

HARIO(ハリオ) マグボトル ブラック 350ml

ハリオのスティックボトル

ハリオのスタイリッシュなマグボトルは、コーヒーやお茶を楽しむための魔法瓶アイテムとして、広口で香りを楽しめるつくりになっています。350mlは蓋を外してドリッパーをのせることができ、入れたてのコーヒーを楽しむことができます。
ただ広口ですが、幅が6.6cmとなっており口径は狭く、手を入れることが出来るほどのサイズではないです。

サイズ:6.6×6.6×16.5cm
容量:140ml/350ml

象印のキャリータンブラー

手に持った象印のキャリータンブラー

象印のキャリータンブラーはタンブラーの飲み心地がありながらも、密閉性が高く持ち運びできる水筒です。キャップに特徴的なハンドルが付き、広い作りで指も4本入り、他の水筒の取っ手に比べると持ちやすさが高いです。象印らしく撥水性が高く、広口で飲みやすいなど使いやすさがある良い水筒だと思いますが、飲み口が蓋で隠れる仕様ではないので、常にむき出しの状態が気になる方も多いかもしれません。
また、口径は広いのですが、底に向かい細くなる形状で、300mlタイプでは底まではスポンジが届くのですが、400mlだと厳しいようです。

サイズ:口径7.5cm
容量:300ml / 400ml
関連:象印のキャリータンブラーを使ってみた感想。漏れは?洗いやすさは?

まとめ

いかがでしたでしょうか。洗いやすいなどの特長がある広口。手が入り、底まで届くときれいに内部を洗え、清潔に使えるメリットは大きいと思います。
その他にも飲みやすく香りを楽しめるなどの良い面を多い特徴があり、特にタンブラー型の水筒は、タンブラーの飲みやすい特徴をそのまま持ち合わせているので、広口であることの飲みやすさを求めるならば、タンブラー型はおすすめです。
ただ広口でボディが太くなるので、細いビジネスバッグなどをお使いの方は気を付けたい所ではありますね。
以上です。参考にしていただけたらと思います。

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