持ち運びがしやすい便利な取っ手やハンドルが蓋に付いている水筒は、オフィスやアウトドアなどシーンを選ばずに使えるアイテムです。
そんな取っ手付き水筒ですが、多くの種類のものがリリースされていますので、自分にはどれがむいているのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか？ここでは取っ手付きのメリットデメリットの他、おしゃれや子供向け、象印などの有名メーカー、などに分けておすすめを紹介していきたいと思いますので、参考にして頂けたらと思います。
まずは取っ手にも多くの種類があるので、どういった取っ手やハンドルがあるのかを見てみたいと思います。
取っ手やハンドルの種類
取っ手も一種類ではなく、いくつかあり、それぞれに特徴もあるのでそれらの特徴を理解して水筒を選ぶのも良いと思いますので紹介します。
アーチ
アーチが丸く固定された状態の取っ手です。指は3つか4つ入れることができ、アーチの大きさにもよりますが握るタイプではなく指にかけるタイプが多いです。
アーチ2
固定されたアーチ状のハンドルは、上にだけでなく、斜めに伸びているタイプもあります。ユニットに取り付けられており、飲み口を塞ぐカバーや飲む際の邪魔にならないように斜めにつけていますが、滅多にあるタイプではないです。
スクエア
スクエアは蓋の上に四角形に固定されている取っ手で、四角く空いた部分に指を4つ入れてグッと握れるタイプです。握れるのでより落とすことも減ります。しっかり握れるので、少し大きく重量のある水筒も持ちやすくなると思います。
ハンガー
固定されておらず、使う時に指にかけて持ち上げて使うタイプをハンガーと言います。指にかける時だけ持ち上げ、普段は下がっているので邪魔に感じることがありません。
フィンガーループ
指を1、2本入れて掛けて持ち運ぶための取っ手です。飲み口が細いのでそれに合わせて取っ手も小さくなっており、掴んで蓋を開けやすいといったメリットもあります。
シリコンリング
ゴム製の柔らかい材質を使ったハンドリング。長い時間指に掛けていても痛くならないメリットがあります。このゴム製は他ではあまりみることがないリングですが、使わない時は蓋と一体となりとても機能的です。
選び方
おすすめの取っ手付き水筒を見ていく前に、ここではまず選び方を紹介していきたいと思います。
デザイン
多くの人の前で使う場合や、スタイルにこだわる人はデザインで選ぶのも良いのではないでしょうか。シンプルなデザインはおしゃれに見えやす傾向ですので、通常、取っ手が付いているとそれが強調されてうるさく感じ、おしゃれ感は薄れてしまいがちです。
しかし中には取手をデザインとして組み込んでいるものもあり、使う時のみ上に持ち上げるタイプや、普段は蓋の一部となっているものもあるので、デザインが気になる方はこういった使わない時は見えにくいタイプを選ぶのも良いと思います。
メーカー
どんな製品にも当てはまりますが、信頼できる大手のものを選びたい人は多いと思います。取っ手付きも誰もが知る象印やタイガーの大手魔法瓶メーカーからもリリースされていますので、メーカー重視の方も選びやすいです。
サイズ
水筒には様々なサイズがあり、ボディの太さも様々です。容量の大きい水筒では太いものも多く、持ちにくさを感じることもありますが、そういった場合に特に取っ手やハンドル必要性を感じると思います。持ちやすい太さや、軽いボトルなら手の小さな方や女性の方でも取っ手が必要にならないこともあるので、水筒のサイズをみて決めるのも良いと思います。
取っ手にもさまざまな種類があり、メーカーやサイズなどを見て選択することができますが、取っ手があることで持ちやすくなること以外にも便利な点があり、取っ手があることでのデメリットもありますので、メリットデメリットが分かるとより選びやすくなると思います。
メリットとデメリット
メリット
メリットとしては当然持ち運びしやすくなることがありますが、それ以外にも固定されたハンドルならば蓋を開けやすくなることもあります。小さな蓋の場合は開ける時に指先を使って回すことになるので、力を入れにくい場合もありますが、ハンドルがあるとそれを掴んで捻りやすくなります。
デメリット
デメリットとしては、持ちやすくなるとはいえ、長い距離を持ち運ぶ場合にはあまり適していない点があり、サイズにもよりますが、満タンに入った水筒は重く、それを指で支えると指が痛くなることがあります。指を4本入れれるような大きなハンドルならば指で支えることもないのですが、やはり長い距離を持ち運ぶにはバッグにいれるのが良く、その他にはショルダーやカラビナなどが長い距離には向いています。
また、バッグに入れて持ち運ぶ際に、大きなハンドルですとさすがに邪魔に感じることがあります。
ただ、そういったデメリットがあったとしても、オフィス内を持ち歩く場合などはとても便利なメリットになるのが取っ手付き水筒です。
以上になります。ここからはおしゃれなデザイン、大手メーカー、人気なサイズ、子供向けに分けておすすめの取っ手付き水筒を紹介していきたいと思います。
おしゃれな取っ手付き
キントー ウォーターボトル
ガラスのような美しいフォルムをしたキントーのウォーターボトル。こちらは透明タイプとなっていますが、カラーバリエーションも豊富。ロゴもないシンプルなデザインなので、取っ手が良いアクセントになっていますね。デザインが良いためかとても人気のある水筒です。
あまり大きな取っ手ではないですが、しっかりと指をかけることができそうですし、軽量でコンパクト、少ないパーツ構成で洗浄など管理も楽そうです。
- サイズ：(高さ×奥行×幅): 70mm×70mm×200mm（500ml）
- 容量：300ml / 500ml / 950ml
- 材質：プラスチック
Hydro Flask(ハイドロフラスク) HYDRATION
アメリカ・オレゴン州に本社を構えるボトルメーカーの｢ハイドロフラスク｣。保冷力に優れると言われるボトルは、熱帯のハワイでブレイクし、その後本国での人気もあがりました。
こちらのハイドレーションはスタイリッシュなデザインの他に、TPU素材を使ったソフトでワイドで持ちやすい取っ手や、軽量、内部の温度を保つ革新的なハニカム断熱キャップを採用するなど、機能性も優れたものになっています。
- サイズ：幅×高さ:73mm×240mm
- 容量：621ml
- 材質：ステンレス・ポリプロピレン・シリコン・TPE
シービージャパン サンテコ
シービージャパンが展開するおしゃれなボトルシリーズのサンテコ。透明クリアとステンレスの素材があり、既存の水筒にこだわらないデザイン性と、様々なライフスタイルにマッチした製品がラインナップしています。
画像のsantekoボトルはマウンテンライフ用にデザインされたもので、軽量で細口の飲み口は動きながらでも飲みやすく、カラビナを付けられる取っ手などか特徴。プラスチックボトルらしくメモリもしっかりと備わり、素材にはトライタンを使った強度の高さも魅力です。
- サイズ：ー
- 容量：710 ml / 946ml
- 材質：シリコーン, ポリプロピレン, コポリエステル
関連記事：SANTECO水筒を使ってみた感想。品質と機能性が抜群！
ドウシシャ ふるふるボトル
ふるふるボトルはドウシシャの温度に拘る人のためのシリーズ「オンドゾーン」からリリースされている水筒です。本体を3秒ふるだけで表面の温度を変化させられるのがふるふるボトル。内部に冷たい飲み物が入っていれば冷たく、温かい飲み物が入っていれば温かく変化させられます。夏は保冷剤、冬はカイロといった使い方ができる面白い試みの水筒です。
デザインもおしゃれでシリコンリングも機能的なので、そういった温度を楽しむ使い方をしない人でも通常の水筒として使えると思います。
- サイズ：7.4 x 7.4 x 19 cm (360ml)
- 容量：360ml /420ml
- 材質：ステンレス鋼
キャプテンスタッグのモンテハンガーボトル
キャプテンスタッグのアウトドア用のスポーツ水筒「モンテハンガーボトル」。ユニークでかわいらしい形状、口が小さくなっているのが特徴的。取っ手はプラプラとしていそうですが、ボディに戻ることがなく、分の好きな位置で留まるタイプで、幅が広く大きくもちやすさがあります。
すべてが完璧なボトルではありませんが、取っ手に関してはとても良い感じだと思います。
- サイズ：24.5×7.7×7.7cm
- 容量：0.4リットル
- 材質：ステンレス鋼
関連：モンテハンガーボトル480を使ってみた感想。良い所悪い所などをレビュー
サーモスなどの大手ボトルメーカー
象印 キャリータンブラー ハンドルタイプ
象印の持ち運びできるキャリータンブラー。水筒ですが飲みやすいタンブラーの特徴も備えたボトルです。取っ手のついたタンブラーを持ち運びできるような製品で、象印らしく保冷保温力は高い信頼性があり、オフィスなどではタンブラーとして仕様できます。
シームレスせんを採用し、パッキンがなく蓋と本体の構造。パッキンを洗う煩わしさがなく、タンブラーのように広い口も洗いやすい設計です。
- サイズ：7.5(W)×7.5(D)×22.5(H)cm
- 容量：300ml / 400ml
- 材質：ステンレス鋼
関連：象印のキャリータンブラーを使ってみた感想。漏れは？洗いやすさは？
サーモス 真空断熱ケータイマグ キャリーループ付き
サーモスの真空断熱ケータイマグに、キャリーループ付いたアイテムです。真空断熱の代名詞的な知名度があるメーカーの評価の高いボトルに、キャリーループがついて持ち運びやすくなった便利な水筒。
小さなループなのでちょっとした移動が多いシーンに向いており、ループを使わない時は蓋と一体化して目立ちませんし、邪魔にならないのが良いですね。
- サイズ：幅7.5×奥行き8×高さ19.5cm (500ml)
- 容量：380ml / 500ml / 750ml
- 材質：内びん/ステンレス鋼 ・胴部/ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)・フタ/ポリプロピレン
タイガー魔法瓶 ハンドル付き ステンレスボトル
タイガー魔法瓶のハンドル付きマグボトル。デザインや取っ手などに特にこだわりは感じませんが、傾斜がついた取っ手は指にフィットし、たっぷりの飲料をいれて重量が増しても安定する設計。パウダーコーデイングを施したボディも滑りにくく、使いやすさにこだわった水筒です。
また、国内唯一のSIAAマークを取得した「抗菌加工せん」を採用しており、清潔に使えることも重視されており、オフィスではもちろん、アウトドアでの使用にも向いているのではないでしょうか。
- サイズ：7.8× 7.8 × 24.5(幅 × 奥行 × 高さ)(600ml)
- 容量：400ml / 600ml / 800ml
- 材質：ステンレス鋼
1Lなど人気サイズ
キャプテンスタッグ スポーツボトル
アウトドア用ボトルとして大変人気のあるキャプテンスタッグのスポーツボトルハンガータイプ。ハンガーで持ち運びやすく、アウトドアらいしスタイリッシュなデザインで、価格も安いので購入のしやすさがあります。
魔法瓶やボトルメーカーではないので、保冷保温力は期待していないかもしれませんが、氷がずっととけないなどのコメントもあり品質も高いようです。
- サイズ：外径73×高さ245mm
- 容量：600ml
- 材質：ステンレス
シグ(SIGG) アウトドア水筒 スイス製アルミボトル
高いアルミ加工技術を有して1957年より水筒をリリースしてきたスイスのボトルメーカーのSIGG(シグ)。こちらのセレクトした水筒ももちろんアルミ製。アルミなのでへこみやすく、保冷保温がないこともありますが、1リットルながらアルミをつかっているので150グラムと軽量。なので取っ手も小さいループタイプです。
- サイズ：径65×145mm
- 容量：300ml
- 材質：アルミニウム
スケーター ステンレスマグボトル
4つの指が入る大きなハンドルがついたスケーターのステンレスボトル。1リットルの大容量の上、ステンレスの2重構造なので重みもあるためこれくらいしっかりしたハンドルが良いですね。スクリュー式の直飲みタイプと単純な構造で、アクティブに扱いやすく様々なシーンで活躍してくれるのではないでしょうか。
- サイズ：直径91×高さ241mm
- 容量：１L
- 材質：ステンレス鋼
可愛らしい子供向け
タケヤフラスク ゴーカップ
カリフォルニア州・ハンプトンビーチで生まれたボトルメーカー「タケヤフラスコ」。最高の蓋とも言われる革新的なキャップを開発し、2018年にはBest Water Bottleを受賞とアメリカで人気の水筒をリリースしています。
こちらのgocupシリーズは子供用に設計された水筒で、コップがついて直飲みもできる2way仕様。他のボトルとは違う、しっかりとした大きなハンドルは子供でも持ちやすそうです。
- サイズ：400ml / 520ml / 700ml
- 容量：幅87×奥行93×高さ207mm (400ml)
- 材質：ステンレス鋼
b.box(ビーボックス) 断熱ドリンクボトル
2007年にオーストラリアで誕生した、子供向けのお食事アイテムを展開するbbox(ビーボックス)。実際の育児の中からこういったアイテムが欲しいという要望を形にし、ビーボックスにしかできないデザイン性と機能性を備えています。
こちらの水筒も小さな子供にちょうど良い取っ手付きがつき、デザインも独特。少し値段も高めですが、ワンプッシュ式の蓋に飲み口はストロー、保冷保温もあり子供向けとして機能性が高いです。
- サイズ：H19.5×W7×D7cm (350ml)
- 容量：350ml / 500ml
- 材質：ステンレス
以上です。いかがでしたでしょうか。気に入った取っ手付きボトルを見つける事ができましたでしょうか。取っ手があると移動で持ち歩く時にかなり有効に使えますが、デザインやボトルの容量、取っ手の形などを考えて選ぶとよりお気に入りのボトルになると思います。
