SANTECO(サンテコ)・オーシャンビバレッジ水筒を使ってみた感想。洗い方など

SANTECO(サンテコ)・オーシャンビバレッジ水筒を使ってみた感想。洗い方など

様々なライフスタイルにマッチするコンセプトをもったシービージャパンのSanteco(サンテコ)シリーズ。デザインも既存の水筒の概念にこだわらないおしゃれさがあり、人気のシリーズとなっていますので、気になる方も多いのではないでしょうか?ここではそんな方向けに、実際に購入して気になった点などをレビューして行きたいと思います。

santecoとは

サンテコはシービージャパンにて2015年に設立された、従来のボトルの概念にとらわれないデザイン性に重点を置いたボトルブランドです。美しい曲線、機能性、実用性を備え、様々なライフスタイルにマッチする水筒がラインナップされています。

ペットボトルの量を減らすこともコンセプトとしており、またトライタンなどの素材にもしっかりとこだわり、品質も高い製品をリリースされています。

santecoの種類

種類がいくつかありますが、koya、オーシャンビバレッジ、k2が主なシリーズです。

santecoの水筒群
出典:cb-j.com

koyaはアウトドア用に作られたギア感のあるカラーリングがおしゃれな他、持ちやすいシリコンハンドル、握りやすいボディなど日本人が使いやすいように設計されたボトルです。

オーシャンビバレッジは蓋にフィンガーループが付いた可愛らしい形状が特徴のボトルです。プラスチック、ステンレスの素材の製品があり、アウトドア、ハイキング、フィットネスなどの様々なシーンに対応した水筒をラインナップされています。

サンドブラスト塗装が男心をくすぐるK2はアウトドアロープ付きのかっこいいデザインが特徴ですが、ステンレスダブルウォール仕様で保冷保温の高さもあります。

デザイン性の高い水筒が揃っていますが、この中からsantecoの中心的なオーシャンビバレッジシリーズの抗菌タイプ710を見ていきたいと思います。

オーシャンビバレッジの基本情報

SANTECOオーシャンビバレッジの説明書入りボトル

オーシャンビバレッジにはクリアとステンレス、抗菌タイプと抗菌タイプではない2種類があり、サイズはともに710mlと946mlがあります。

商品名:オーシャンビバレッジボトル 710 抗菌
サイズ:約φ78×H248mm
容量:0.71L
重量:約145g
材質:トライタン
洗い方:手洗いのみ

説明書

SANTECOオーシャンビバレッジの説明書1
SANTECOオーシャンビバレッジの説明書2

各部の名称から使用方法、ふたユニットの組み立てや分解、お手入れ方法など図解で詳しく描かれています。また、飲料が漏れる時、異臭がする時などのケースバイケースで対応が記されているのも分かりやすいです。

トライタンとは

ビスフェノールAという人体に有害な物質を含んでいないBPAフリーの製品。オーシャンビバレッジではこの高品質であるトライタン素材のプラスチックを使用しています。安全でガラスのように美しく、耐久性のあるプラスチックはナルゲンボトルにも使われている人気の素材です。

関連記事:トライタンボトルとは?メリットやデメリット、おすすめ商品を紹介

外観

SANTECOオーシャンビバレッジの外観表
SANTECOオーシャンビバレッジの外観裏

こちらのオーシャンビバレッジボトルは登山家向けに作られた水筒です。デザインもマウンテンタイプですし、トライタンを使った軽量で抜群の強度、カラビナを付けられるループもマウンテンライフに向いた使用です。
抗菌仕様なのですが、抗菌ではないバージョンのオーシャンビバレッジはフィットネスなどのスポーツ仕様とされています。
デザインは登山でなくてもおしゃれ。機能もどんなプラスチック水筒にもあると嬉しいものなので、オールマイティに活躍してくれると思います。

ユニット

santecoの蓋、飲み口、ボディのユニット

左からフタユニット、飲み口ユニット、本体の3パーツ構成されています。あとはパッキンです。
フタユニットは飲み口ユニットにスクリュー式で閉め、飲み口ユニットは本体とスクリュー式で閉めて取り付けます。

飲みやすさ

santecoの飲み口。ペットボトルとの比較

飲み口の大きさは500mlペットボトルとほぼ同じ大きさに作られているので、ペットボトルからの感覚で飲め、慣れもあり飲みやすいのではないかと思います。

目盛り

SANTECOオーシャンビバレッジのメモリ

メモリは飲料の量を測るのに大変便利な機能です。スポーツボトルでもあるので、粉から作るスポーツドリンクやプロテインなども作りやすく対応しています。ml表記の他にoz(オンス)表記も描かれていますし、線しっかりと引かれて容量も読み取りやすいのですが、ただ200mlから600mlまでの表記しかありません。

取っ手・ハンドル

SANTECOオーシャンビバレッジの取っ手

蓋の上についた取っ手は小さいフィンガーループ。握るタイプではないので、指を入れて長い距離を運ぶためのものではないですが、バッグのカラビナなどに取り付けるのに向いています。フィンガーループは折りたたみ式で蓋と一体化しているものも多いですが、こちらは常に見えています。

掃除のしやすさは?

SANTECOオーシャンビバレッジのボディ口径

口径は6cm位あり、かなりの広さです。ただあと少しだけ広かったら、手を中に入れて洗うことができるため、惜しい感じもありますね。

家庭用スポンジを入れて洗う
棒付きブラシで洗う

でも大きな氷も入れることができ、飲料を入れるのにこぼす可能性も低くなります。棒付きブラシも大きさが色々ですが、これだけ広ければどんなブラシも入れて洗うことができますね。酸素系の漂白剤を使うよりもブラシをつかって洗うのが良いタイプだと思います。

SANTECOオーシャンビバレッジのパッキン
家庭用スポンジで洗う

パッキンも飲み口ユニットと蓋ユニット両方にありますが、つめが付いてどちらも取り出しやすくなっています。一度取り外すとなかなか取り付けられないといったことがなく、取り付ける場所も分からなくなることがないので安心です。分解して家庭用スポンジと食器洗い用洗剤で隅々まで洗うことができそうです。

漏れる?

santecoの水入り水筒

水を入れて漏れを確認してみましたが、問題はないですし、パッキンの劣化により緩くなることも少ないように思います。
マウンテン仕様でアクティブに動いても大丈夫ですし、プロテインシェイカーとしても使えるので、シェイクしても問題ないようにしっかりとつくられていると思われ、普段使いなら問題ないと思います。
激しくシェイクしても漏れは起こりませんでした。

関係ないのですが、久しぶりに使い、バッグの中に入れていたら漏れていたので、逆さにするとはっきりと漏れていました。確認のために蓋をしっかりと締めて、再度逆さにしても漏れたので耐久性がないと思いましたが、良く見たら蓋のパッキンがなかったための漏れでした。蓋のパッキンはなくなりやすいので気を付けたいです。

軽量感は?

軽さと強度にも特徴のあるボトルですが、軽量感に関しては特別ではないように感じました。700mlクリアボトルの同タイプである「パール金属のブロックスタイル」「ラーケンのトライタンクラシック」もほぼ同じ140gと同じ重量になっています。

まとめ

トライタンを使ったプラスチックの品質の良さ、メモリや取っ手が付いた機能性の高く、洗いやすさなどが嬉しいボトルですね。良い部分が多いのでまとめてみます。

  • トライタンの質の良さ
  • マウンテン仕様でデザインもおしゃれ
  • フィンガーループで持ちやすい
  • メモリも見やすい
  • 口径も広く洗いやすい
  • パッキンも外しやすく取り付けやすい
  • 蓋も飲み口ユニットも狭い所がなく洗いやすい
  • 漏れが起こりにくい設計

以上です。マウンテンライフだけではなく、日常的に使っていきたい水筒です。

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