枕元に飲料を入れる入れ物として水筒は最適?おすすめなどを紹介

             
  • 2023.10.20 / 更新:2024.04.03
  • 水筒
枕元に飲料を入れる入れ物として水筒は最適?おすすめなどを紹介

深夜に目が覚めてしまった時に、乾燥してたり暑かったりすると口がカラカラで喉が渇いてしまっていることが多いですよね。そんな時に備えて、枕元には飲料を入れる容器を置いて寝る方も多いのではないでしょうか。
タンブラーのように蓋がないものよりも、水筒は密閉性あるので、倒す心配のある場面では向いている容器ではありますが、水筒を枕元に置いている人は多くはないのかもしれません。
ただ、水筒を枕元に置くのはいろいろと機能的でありますので、ここでは枕元に置く水筒について、選び方やおすすめなどを見ていきたいと思います。

水分補給について

人間のほとんどは水でできているといわれるほど、人体には水が多く含まれており、体を機能させるためにも欠かすことのできない成分になります。

水分が失われると

ペットボトルの飲料を飲む男の子

人間の体はほとんどが水分でできており、新生児であれば75%が水分でできていると言われ、ほとんどが水といえるかもしれません。自分に最適な水分量が体から1%失われただけで、かなり喉も渇くように、体に水分は不可欠で失われないように補給していかなければなりませんが、失われることでさまざまな症状を起こしてしまいます。

  • 寝つきが悪くなる
  • 脱水状態が長時間続く
  • 血液が濃くなり、老廃物が体に溜まって疲れがとれにくくなる
  • 心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクになる
  • 血液が濃縮されて粘度が増し、血管内に血栓ができやすくなる
  • 夜間熱中症や脳梗塞といったリスクが高まる
  • むくみが生じる
寝る前にお水を飲むメリットは?睡眠中の水分不足を防ごう!

水分が失われた状態が続くと健康面にかなりの影響を及ぼすことが分かりますね。逆に多く水を飲むことで老廃物の排出を促し、代謝を上げることができて健康はもちろん、ダイエットにも効果があり、体に良いことが多いので水分は多くとっていくことが大事になってきます。

睡眠中に失われる水分

ソファーに寝る女性

厚生労働省の発表によると、一日に必要な水分量は成人した大人で2.5リットルほど必要とのことで、かなりの量が必要になりますが、中でも睡眠中に失われる量はとても多いようです。

睡眠中に失われる水分は、汗と呼気から約500ml以上、多いときには1リットルほど

寝る前にお水を飲むメリットは?睡眠中の水分不足を防ごう!

これだけの水分が失われるので、就寝前にはしっかりと補給しておく必要がありますが、それでも夏場などは汗をかいて予想以上に失われて、喉が渇いて起きることもあるのではないでしょうか?そういった場合に備えて、体の水分量を保つために飲料の入った容器を枕元に置いておくことはかなり重要になります。そしてその枕元に置く容器として、水筒が最適な点を挙げていきたいと思います。

水筒を枕元に置くメリット

水筒を枕元に置くメリットとして、まず考えられるのは倒れても問題ないということになりますが、その他にもありますので、詳しく見ていきたいと思います。

倒れても大丈夫

水筒のメリットとして、倒れてもこぼれないといった密閉性の高さがあります。枕元に置くことは、手を伸ばせば届く距離にあり、寝ている無意識の間に倒してしまう場合も想定されます。
当然倒して飲料を溢してしまうわけにはいきませんよね。コップなどに比べて水筒は密閉性が高く、バッグなどにいれて持ち歩けるほどの容器です。タンブラーなどは蓋も付いた製品もあり、密閉性もある製品もありますが、やはり、持ち歩くことを想定して作られて、高い密閉性のある水筒ならば万が一倒しても心配はいらない密閉力があります

種類が豊富でストローも

水筒のストローをアップ

タンブラーや他の容器に比べて水筒は種類が豊富です。インテリアを気にする方は特にこだわるかもしれませんが、デザイン、サイズ、素材、形状などで、自分の寝室の枕元にマッチしたものを選びやすいと思われます。
また、ゆったりとした場で飲むわけではなく、寝て起きてしまった際に使いますので、特に注目したいのは飲み口。こちらも多くのタイプがあり、寝ながら飲むことがある飲み口もあります。特にストローなどは飲みやすいのではないでしょうか。

ステンレス水筒なら水温を維持できる

2つのステンレス水筒

長い間冷房の効いた部屋にいると体調が悪くなるタイプの方や、寝ている間はなるべくエアコンを止めたい人も多いと思います。寝ていて暑くて目を覚ました時は、冷たい飲料が飲みたくなると思いますが、枕元に置いた容器に入った飲料が、温い常温となってしまっていては嫌な方もいると思います。
冷たい飲料を飲むことは体温を下げ、熱中症対策にもなりますが、ステンレス真空2重構造の水筒は保冷保温効力に優れているので、内部の飲料温度を長い時間キープでき、暑くて起きた際にも冷たい飲料を飲むことができます。

枕元に置くのに向いた水筒の特徴

寝て目が冷めた際に使うものなので、コップなどに移して飲むタイプよりも、とにかく手軽にすぐに飲める特長のある水筒が向いています。ワンタッチ・ストロー・スクイーズなどがおすすめです。

ワンタッチ

ワンタッチ式水筒のボタンを押して蓋を開ける

ワンタッチ式の水筒は、ボタンを押すことで片手で蓋を開けて飲料を飲むことができるタイプです。ボトルの淵に口を付けて飲む直のみ式とは違い、飲み口もユニット式となり、傾斜が付いていたり飲みやすいように作られています。ストローが付いた水筒もワンタッチで蓋を開けれるものが多いです。
ワンタッチ式は上体が起きている時は使いやすく飲みやすいのですが、蓋を開けるのは楽でも、寝ながら飲むには飲みにくく、寝ている状態から使うには上体を起こして飲む必要があります。

ストロー

ストローを加えて飲むことができるタイプは、寝て起きてしまった際に使うにはとても機能的です。ストローから飲むので飲みやすくこぼれにくい特徴があり、寝たままの状態からでもボトルを傾けなければそのまま飲むことができます
特にストローが長いタイプのものならば、寝た状態のままでも飲むことができるので便利ですが、そういったタイプはスポーツタイプとなっており、プラスチックボトルが多いです。保冷保温効力がないので、常温で飲みたい人に向いています。

スクイズ

スクイズボトルのプッシュブルな飲み口

スクイズタイプのボトルは傾けても飲料は出てこずに、ボトルを押すことで飲料を放出し飲むことができるタイプの水筒です。そのため、マラソンや自転車などの激しい運動時に使うのに最適なボトルなのですが、傾けても飲料はでないので、寝た状態でボトルを傾けて押し出して飲むことができ、寝ながら使うのにも向いているのではないかと思われます。
ただ、押し出して使うために素材は柔らかいものが採用され、プラスチックやシリコン製のものとなり、ステンレスのように保冷保温機能がないのがデメリットです。

水筒を枕元に置くメリットや、向いている特徴を持つボトルを見てきましたが、ここからは実際におすすめの枕元に置きたい水筒を紹介していきます。

枕元に置きたいおすすめの水筒を5選

象印 (ZOJIRUSHI) ワンタッチステンレスマグ「SM-WA36-BA」

象印のシームレスワンタッチ水筒

象印の定番人気のワンタッチステンレスマグ。ワンタッチの片手で開けられるタイプで、起きた時にすぐ飲めて、蓋を閉めるのに回す必要がなくすぐに密閉できるので寝室には向いていると思います。
ボトルの特徴としては、シームレスせんを採用しており、分離するパッキンがない分、洗浄も楽で管理もしやすいです。容量も360・480・600mlとバリエーションがあり、360mlは小さく枕元に置くには良いサイズかもしれません。

容量:360ml / 480ml / 600ml

シービージャパン フィンガーボトルene

手に持ったフィンガーボトルene

シービージャパンのフィンガーボトルeneは160mlとミニサイズの水筒です。一回でも飲み切れるサイズなので、起きた際に飲む一回分だけほしい方にはちょうど良いのではないでしょうか。
ワンタッチで開けることができて、ストローも付いています。ストローはまっすぐではなく、段が付けられてとても飲みやすく作られています。軽量コンパクトでサイズも小さく、簡単に片手でも持つことができるので寝ながらでもストローを使って飲めると思います。

関連:大人向けの小さくかわいいストロー付き水筒「フィンガーボトルene」のレビュー。

容量:160ml

タイガー ステンレス製ストローマグボトル「MCS-A050KM」

タイガーのストローにもステンレスを使った水筒

タイガーのMCS-A050KMはステンレスのストローが特徴的な水筒です。コンセプトとして衛生的に使える水筒ということで、ボトルや蓋などは抗菌加工が施されて菌が繁殖しにくい作りとなっていますが、さらにストローもステンレスで、一般的な樹脂製のものと比べて汚れやにおいが残りにくく、衛生的ですし耐久性も高いです。
こちらもワンタッチ式となっていますが、スイッチはループの中にあり握るようにして開くことができるので、より開けやすく飲みやすいと思います。500mlのサイズしかないのが少し残念です。

容量:500ml

ミューラー(Mueller) ウォーターボトル ストロー&キャップ

ミューラーのストロー付きウォーターボトル

ミュラー独自の設計のウォーターボトル。ポリウレタンを素材に使い押すと水がストローからでる構造で、ハードなスポーツに向いた水筒となっていますが、ストローが長いのが特徴的で、口元に持ってきやすく寝ながら飲むのにも向いています。寝ながら使うことに関しての口コミなどでも評価が良いです。
950mlと枕元に置くのには少し大きく、起きた際に使いにくいかもしれませんが、ポリウレタンを使った素材なので軽く、重くて使いにくいといったことはないと思われます。
ストローなので吸うことでも飲むことができると思いますが、ボトルを押しても飲料がでるので起きた際に強く推すと飲料が出てしまうので、その点は注意が必要ですね。

容量:950 ml

ナイキ(NIKE) ウォーターボトル ビッグマウスボトル2.0

ナイキのウォーターボトル・ビッグマウス

ナイキのビッグマウスボトルは、スクイズボトルの中でもとても人気のある水筒です。スポーツをしながら使うことを想定されているボトルなので、飲み口は手を使わないで開け閉めできるように、押し引きして使うプッシュブル型の飲み口となっています。
保冷保温効力がないプラスチック素材ですが、軽いので簡単に口元までもってくることができ、プッシュプルの飲み口なので、加えて引いて飲み口をオープンし、手で押して飲み、飲み口を口で押して閉じるといった動作になり、寝ながら使うのにとても使いやすいと思います。

容量:650ml

デメリットなど

枕元に置くには最適と思える水筒ですが、そのためだけにわざわざ購入するほどではなく、また、タンブラーの方が洗浄などの管理も楽ではあるので、倒す心配があっても水筒を選ぶ必要はないのかもしれません。
しかし、近年では洗うのにも楽な洗浄機対応、管理も面倒くさくないシームレスせんやパッキンのない水筒も増えてきています。深夜に起きてしまった場合に多少飲みにくくても良いといった場合には、こういった管理が楽なものを一番の条件として良いのではないかと思います。価格も特別高いわけではないのでこちらもおすすめです。

関連:シームレスせん水筒のおすすめや各メーカーの違いなど。

まとめ

以上です。いかがでしたでしょうか。枕元に置く容器としては最適だと思われる水筒。個人差がある中、やはり軽いものが扱いやすいのではないかと思います。小さいサイズのものや、常温で飲む場合はプラスチックも軽いので良いですね。
中でもシービージャパンのフィンガーボトルは、160mlと小柄ながらストローが付き、さらにワンタッチと寝ながらでも快適に使えタイプです。実際に使ったことがあるので、水筒の質は問題ないですし、寝ながらでもボトルを傾けないで口に持っていき飲むことができました。
その他のスクイズタイプもボトルを横にしても使えるタイプなのでおすすめです。以上です。参考にしていただけたらと思います。

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