フィンガーボトルeneを使ってみた感想。ストロー付きで小さくかわいい

フィンガーボトルeneを使ってみた感想。ストロー付きで小さくかわいい

ストロー付きボトルは飲み物をこぼしやすい子供向けに多いですが、もちろん大人向けのものもあります。ただ大の大人が人前でストローで飲むのも恥ずかしいと考える人も多く、またストロー付きボトルは若い人向けに、デザインもキャラが描かれた可愛らしいものが多いのも事実です。
ここではストロー付き水筒を使いたいけど使えない人向けに、大人でも使いやすい「フィンガーボトルene」を紹介したいと思います。

基本情報など

まずは公開されている仕様やボトルのパーツなどを見ていきたいと思います。

基本情報

メーカーCBジャパン
製品名フィンガーボトルene
サイズ5.4 x 4.8 x 15.6 cm
容量160ml
重さ120g
保冷効力11℃以下(6時間)
材質ステンレス鋼

説明書に記載されている主な注意点

  • ドライアイス・炭酸飲料・アルコール・スポーツドリンクなどの塩分を含むもの・腐りやすい牛乳や乳飲料・菓汁・つまりやすいお茶の葉・果肉などは、ボトルに入れることができません。
  • 熱い飲料をいれることは推奨されていません。理由はストローから勢いよく出て、やけどの原因にになるためとのこと。
  • 食洗器・食器乾燥機での洗浄、長時間のつけ洗いは行えません。
  • 本体・キャップユニットともに塩素系の漂白剤で洗うことはできません。

熱い飲料はいれられない?

注意点の中で気になる所に、熱い飲料をいれることができないとありますが、ストロー付きの場合は熱い飲料をいれることができない場合が多いです。理由としてはプラスチックのストローが熱湯に向いていないからですが、中には問題ないとしている水筒もあります。
しかしトライタンなどの高品質なプラスチックを使っている場合は大丈夫だと思いますが、そうでない場合はプラスチックの良くない成分が熱湯に溶けてしまう場合もあるかもしれないので、保温できるとしていても本当に問題がないのかは分かりません。
フィンガーボトルeneに関しても、欲を言えば熱湯でも大丈夫なストローで、保温効力もある水筒ならなお良かったかもしれません。

開封

ケース・ビニール・ボトル・説明書に分かれます。ボディ表面にある「マスクをしながらサッと飲める!」のステッカーは思ったよりしっかり貼られていますが、跡を残さずに外せます。

パーツはボディ、蓋栓、パッキン、ストローに分かれます。パッキンは小さくてつけにくいといったことはなく、簡単に外せて取り付けることもできます。ストローも棒部分の取り付けは容易です。ストローつきなので、それなりにパーツは多くなりますが取り外しもできますのできれいに洗えると思います。

大人も使いやすいeneの良い特徴

シンプルなデザイン

eneはカラーバリエーションがピンク・グレージュ・ブルーと3色あります。どれも明るさのない抑えたカラーリングをしており、どれを選んでも目立つことがないので、どんなシーンでも溶け込みやすいです。職場などでは子供ぽいものは使いにくい場面も多いですよね。派手な色や目立つボトルを持つよりも、落ち着いたデザインのものを使う方が大人らしさがあります。

電車内などでも使いやすいワンタッチ・軽量コンパクト

eneは容量160mlと、とても小さいサイズの水筒です。ポーチなどの小さなバッグにも入れることができますし、ポケットに入るほどの大きさです。
サイズが小さいので当然重さは軽く、電車内などでは後ろポケットにいれて、使うときはワンタッチのストローで片手で使うといったことが行えますので、通勤や通学で電車内で使う人に向いています。

マスクをしていてもそのまま使える

コロナ下での水分補給では、外出時は一度マスクを外すといったことをしなくてはならなく、片手がバッグなどでふさがっているときなどは水筒を使うのが手間だったことがあります。
最近はコロナも収まり、夏になってマスクをする人も少なくなってくるとは思いますが、マスクの良さを知り欠かせなくなった人も多いですよね。そういった方には外出時に水筒を使うのは相変わらず面倒くさいかもしれませんが、こちらのeneならマスクの下から滑らせるようにストローを使えるので、マスクをしたままでも大丈夫です。

嬉しいリーズナブルな価格

水筒は小さいほど安い傾向があり、こちらのeneはもともとメーカー希望価格も安いのですが、amazonでは1000円を切る価格で販売されています。税金や物の値段などがあがっている昨今では、あまり水筒にお金をかけたくない場合もあるので大人にはうれしい価格です。

使ってみた感想

片手で簡単なロックと解除

ボタンを下にするとロックされ、上にスライドさせると解除になります。ボタンを押して蓋を開け、蓋を閉じると自動でロックされます。小さい水筒なので片手で操作しやすく、スライド幅も少ないので片手でストレスなく使いやすいです。

ユニットを完全に分解できない

ストローを分解した画像になりますが、飲み口のストローもキャップ本体からすべて外せると説明書には書いてありますが、なかなか外せないです。思いっきり引っ張ってみましたが、壊れてしまうかもしれないので無理にはとっていません。コツがいるのかもしれませんね。
しっかりと洗うにはすべて取っ手洗ったほうがいいのですが、もし取れない場合は残念に思うかもしれません。

空気穴と漏れについて

ストロー付きの水筒にはストローからの出をよくするために空気穴がありますが、eneではストロー前に小さく目立たなく設置されていますので気になりません。

他の空気穴のあるストロー付き水筒と同じように、逆さにして強めに振ると、この空気穴から水がほんの少し漏れます。逆さにして振った後は少し水滴がついています。ただ、蓋がしっかりと閉まる仕様なので閉じていれば外にまで漏れてくることはありません。

撥水性や洗いやすさ

ボトル内部はどれだけ水を弾くのか見てみましたが、コーティングされているようで撥水性は高いように思います。コーティングされていないベチャベチャに水が残るタイプではなく、しっかりと弾いています。
小さい水筒なので口径も狭く、手やスポンジ・棒付きスポンジも入らないですが、これならば基本はすすぎ洗いでも良いように思います。

飲みやすいストローと蓋

ボタンを押すと蓋は勢いよく全開に開くので、そのまま飲む時に蓋が鼻に当たるといったことはなく快適です。ストローも段差がのあるタイプで、閉じた唇にフィットして飲みやすいです。
手前に傾けると蓋も戻ってしまうその場所に留まらない仕様ですが、ストローで飲む場合はボトルを傾けないので問題にはならないと思います。

160m水筒の使い方と保冷効力

160mは容量的に一回か二回で飲めてしまうサイズです。少ないと思うかもしれませんが、通勤中の電車内でのみ使う、ウォーキングの間に使う、寝室でのどが渇いた場合のみ使う、といったように使い方によっては丁度良い場合も多いです。大きな水筒では持て余してしまう場面も多いですよね。
ただすぐに飲み切ってしまうサイズであっても、寝て起きた場合に飲むなど、長い時間飲料を入れておく場合もあると思いますので保冷効力は大事です。
なのでここでは保冷力を測ってみたいと思います。

eneの保冷効力は11℃以下(6時間)となっていますが、だいたい2度の冷水をボトルに入れて、蓋をして6時間後の温度を測りたいと思います。

6時間後、だいたい12度となっていました。スタートした温度が2度と低かったのですが、本日は夏で気温が25℃、暑い中でもこれだけの水温をキープできるのは良いのではないでしょうか。飲んでみてもヒンヤリと冷たさがありました。

メリットとデメリット

ここまで見てきた中での、フィンガーボトルeneのメリットとデメリットをまとめてみます。

良い点

  • 小さく軽いので片手でワンタッチを使いやすい
  • 大人も使いやすい落ち着いたデザイン
  • マスクをしたままで使える
  • 飲みやすいストロー
  • 撥水性が良く、すすぎ洗いでも良い
  • ロックが片手でもしやすい
  • シーンになじみやすい
  • 保冷力が高い

気になった点

  • 蓋からパーツを完全に分解できない

とても良い所の多い水筒です。デメリットとしてのストローを分解して、蓋から外せないのは仕様なのか、自分ができないだけかわからないのでマイナスではないかも知れませんが、外せる場合は外しにくいですし、外せない場合は外せるようにしてほしいので、いずれにしろここだけは残念なポイントではあると思います。
ただその部分だけ洗いにくさが出てしまっているだけで、その他はシービージャパンの水筒らしく、高品質な作りとなっているように思います。

口コミを参照

自分の感想だけよりも、多くの方のコメントを見るとより参考になりますので、amazon・楽天からの口コミも見てみたいと思います。

  • 就寝時にベッド脇に水分補給として使用します。うつむいた状態で飲めるので ストロータイプが大変重宝します。
  • 製氷機の氷が入らなくわざわざ氷を割るは目に 病院のベットで飲むには丁度良い量でのみ残し無くで良い
  • 空気が抜けない。飲んだあとに空気が入る音がチュッて鳴る。子供の頃、ヤクルトの底を少し齧って穴を開けてチューチュー飲んでたのを思い出す。だから静かな場所で飲むのは無理。それが無ければ完璧だった。
  • 子どもが、使うのに購入。蓋を開けるボタンが硬めなので、自分では開けられないようです
    ストローは使いやすそう
  • 飲みやすい。ストロータイプなので、分解して洗ってます。パッキンが薄く細いので、爪楊枝などではめ込みます。はめ込みが甘かった時、水漏れして鞄が濡れました。
  • 軽くて使い勝手はよかったが、洗っているうちに、パッキンを紛失してしまった。部品が売り切れで公式サイトでも買えないので、使えなくなってしまったのが残念。

評価の高い水筒で、良い口コミが多い中、気になったのが音が鳴る、パッキンを紛失すると部品が売り切れで公式で買えないといった点です。
個人的には音に関してはストローで飲むうえで、最後にジュジュッといった音がなるのは致し方ないのではないかと思います。また、確かに公式ではパッキンが売ってはいないようでしたが、現時点では楽天で220円で販売されていました。
【部品】 フィンガーボトルene 専用 蓋パッキン

まとめ

シービージャパンのフィンガーボトルene水筒を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。160mととても小さな水筒でしたが、質が高く、コンパクト軽量でさまざまな場所に持ちだして使える仕様のボトルだと思いました。以上になります。参考にしていただけたら幸いです。

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