健康を維持するために有酸素運動をすることは効果的ですが、ランニングに比べて比較的簡単に初めることができ、長続きすることができるウォーキング。健康のための他、ダイエットと用途は多く人気がある有酸素運動です。
軽い運動とはいえ、距離が長かったり気候が暑かったりすれば汗もかきますし、水分の補給は大事になってくると思います。そのために飲料を携帯しながら歩きたい人も多く、ウォーキング中に持ち歩く水筒をお探しの方も多いと思いのではないでしょうか。
ここではそういった方の為に、ウォーキング中に適した水筒をいくつか紹介していきたいと思いますので、参考にしていただけたらと思います。
ウォーキングに適した水筒の特長2つ
ウォーキングに適した水筒には多くの特徴があると思いますが、なくてはならないのが軽量さと保冷力だと思われます。
邪魔にならない「軽量さ」
まずは歩きながら持つので、重いよりもとにかく軽量なものが求められると思います。負荷をかけるためには重いものを持つのは良いと思いますが、鍛える目的が薄いウォーキングならば軽量さを求める人は多いのではないでしょうか。軽量・スリムな水筒で、歩くのには邪魔にならずに快適にウォーキングを行いたいですね。
体の熱を冷ます飲料「保冷力」
水筒にはステンレスとプラスチック製の2つが多いのですが、保冷力が高いのはステンレスになります。ウォーキングをして熱くなった体を冷やすためには、冷えた飲料の方がおいしく飲むことができますし、熱射病の対策にもなります。
ウォーキング中にも飲料が温くなりにくのは、プラスチックよりも2重構造のステンレス水筒が向いているのですが、プラスチック製の水筒は軽いので、ウォーキングする距離が短ければ、氷を入れたプラスチックを携帯するのも良いのではないかと思います。
ウォーキングにあった方が良い機能
軽量と保冷力は必ずあった方が良い機能ですが、ここではあってもなくても良いがどちらかというとあった方が良い、スポーツドリンク対応と落下対応についてみていきます。
スポーツドリンク対応
ウォーキングは軽い運動になりますが、夏ならば汗もかきますのでスポーツドリンクが飲みたい方も多いのではないかと思います。ただスポーツドリンクは塩分も含む飲み物で、ステンレス製の水筒では基本的に錆の原因になるので入れることができません。なので、特別な内部コーティングをして、対応している水筒のみになり数が少ないです。
スポーツボトルにはスポーツドリンクに対応しているものも多いです。
落としても大丈夫な底カバー
歩きながら携帯することになるため、当然、落下させてしまうこともあると思います。ランニングよりは衝撃はそこまで激しくはないかもしれませんが、ステンレスがむき出しのものならばへこみ、壊れる原因になりますね。カバーやボトル底に衝撃吸収材付きのボトルを選択するのも良いと思います。
歩きながら飲む場合
歩きながら水筒を使って飲料を飲むことは推奨されていません。
水筒の飲み口を口にくわえた状態で転んでしまうと、普通に転倒するよりも怪我のリスクが高くなり大変危険です。
ただどうしても歩きながら使いたい場合は、ワンタッチ・底カバー・ストローや尖った飲み口といった特徴を持つボトルが使いやすいです。
ウォーキングに水筒を携帯する方法は人ぞれぞれで、ポーチを使う人、ポケットに入れる人、手で持つ人と分かれると思います。ただどのパターンであっても軽量・保冷力は共通するウォーキングに必要な要素であり、その特徴がありながらも携帯するそれぞれの方法に適した水筒を紹介していきたいと思います。
ポーチに入れて歩く場合
ウォーキングするにしても手ぶらではなく、スマホやタオル、水筒などいろいろなものを携帯しながら行いたい人も多いようで、そのためにさまざまなものを入れることができるウォーキング用のポーチもリリースされています。なので、ポーチを使いながら歩く方も多いと思いますが、そういった場合はポーチに水筒用のホルダーも付いており、ポーチにもよりますが、1Lであったり500mlまで対応できるなど、割と容量の多いボトルも携帯できるようになっています。
サーモスの真空断熱スポーツボトル「FJH」
サーモスのスポーツボトルFJHは、スポーツ時に使うのに最適な多くの特長を持った水筒です。衝撃から守る底カバーがあり、片手ですぐに飲めるワンタッチ式、加えて飲める尖った飲み口など、ウォーキングしながらでも飲める特長を持ち合わせています。
塩分を含むスポーツドリンクは通常の水筒にいれることはできませんが、こちらではスポーツドリンクもOK。スポーツ時に使うことを前提にされているために保冷専用のボトルとなっています。
容量:500ml / 720mL / 1L
nalgene(ナルゲン)のカラートライタンボトル
ナルゲンのトライタンを使ったプラスチックボトル。ナルゲンはトライタンボトルの元祖になります。トライタンは多くのメリットがあるのですが、耐久性や耐熱性が普通のプラスチックよりもとても高く、アウトドアにも向いたボトルですので、ウォーキングに使うのも良いのではないでしょうか。片手で開閉できるタイプではないのですが、ループが付きボディと離れなくなっているので飲む時も片手で蓋を持つ必要がなく、また、ループは指にかけて持ち運びしやすいといった特徴もあります。
また、耐用年数も高いので、長く使えるのもうれしい所です。
関連:ナルゲンのトライタンボトルを使って見た感想。耐久性があり漏れず、パッキンがなくて楽
サイズ:18×10×6.5cm
容量:500ml
大塚製薬のポカリスエットサーモス(THERMOS)真空断熱スポーツボトル 1L用
サーモスとポカリスエットの大塚製薬がコラボして生まれたポカリスエット真空断熱スポーツボトルです。片手で開けやすいワンタッチと、運動時でも飲みやすい飲み口。衝撃に強い底カバーなども付けられており、スポーツ時に使いたい機能の付いた水筒です。
サーモスの水筒がベースとなっているので、保冷保温、基本機能などは信頼できるのではないでしょうか。
容量:1L
ポケットに入れて歩く場合
ポーチにそんなに入れる必要がなく、水筒を入れるだけならばポケットに入れて持ち歩きたい方も多いのではないかと思います。ポケットに入れる場合は収まるように、サイズも小さく、スリムなものでなければなりません。だいたい200ml以下のものならばポケットに入りますし、形状もスリムになります。
Atlasのミニボトル「ARSS-150WH」
90gとおそらく150ml位の水筒では一番軽量なアトラスのエアリスト。縦横の長さなどのサイズは仕様に記載されていませんが、この容量のボトルならばポケットに入れて持ち運ぶのは問題ないと思います。耐食性に優れたsus316ステンレスを使用しているため、スポーツドリンクを入れることもできます。
エアリストは人気でさまざまなタイプの水筒があり、こちらのARSSはスクリュータイプとなっていますが、ワンタッチ式もラインナップされているようです。
容量:150ml 他多数
シービージャパンのフィンガーボトル「ene」
ストロー付き水筒のシービージャパンのene。160mと小さなサイズでありながら、ストローボトルは珍しいと思います。なのでポケットに入れて携帯しながら、片手でワンタッチの蓋をあけ、ストローを使ってウォーキングしながら飲むといったことも可能。実際に使ってみましたが、保冷力なども高く、良い所が多い水筒でした。
関連:フィンガーボトルeneを使ってみた感想。ストロー付きで小さくかわいい
サイズ:約幅4.8×奥行5.4×高15.6cm
容量:160 ml
東亜金属のポケミニボトル
世界最小の魔法瓶として人気となったポケミニボトル。140mlなのでポケットにもすっぽりと納まるサイズです。ウォーキング中にポケットに入れておくには良いサイズなのではないでしょうか。
このサイズで保冷保温効力が高いステンレスボトルはなく、飲み口の飲みやすさなどにもこだわった作り。小さくてもしっかりとした機能を持つ水筒ですが、現在でもこのサイズ感で作りの質も良い水筒はあまりないのではないかと思います。
サイズ:φ4.5cm×14.3cm
容量:140ml
スケーターのロック付ミニステンレスボトル ねこっと「SMBC1D」
140mlの小さなサイズでありながら、ワンタッチオープンのステンレスボトル。このサイズでのワンタッチは他にはないですね。かわいらしい猫が描かれていますが、こちらはねっことというブランドでバッグなど多くのアイテムに展開されています。
スケーターのステンレス真空二重構造の水筒なので、保冷保温なども問題ないのではないでしょうか。ポケットに入れてそのまま飲むには良いサイズ感とワンタッチ機能を合わせています。
サイズ:直径4.6×高さ16cm
容量:140ml
手持ちの場合
ウォーキングというほどではなく、または少しの距離を歩くだけならば、水筒を手持ちで十分だと思います。そういった場合は持ちやすい取っ手がついていたり、ハンドル付き、ボディが滑らない加工がされているものが適しています。サイズ的にもそこまで多くなくても良いとは思いますが、選びやすいように幅広くラインナップされているものをチョイスしています。
サーモス アウトドアシリーズ 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml カーキ ROB-003 KKI
サーモスのアウトドアシリーズの水筒「ROB-003」になります。カラーリングからしてアウトドア仕様にみえますが、指にかけて持ち運びしやすいキャリーループは蓋と一体となり、使わないときはたためるのが邪魔にならない仕様。こういった蓋と一体になるループは他にはないのですが、機能的にもデザイン的にもとても良いですね。
底には樹脂製のカバーがついているので、キャリーループから指が滑ったりしても安心。飲み口はマグタイプとなりますので、歩きながらは飲むことはできません。スポーツ飲料もいれることができます。
サイズ(約):幅8×奥行8×高さ20cm
容量:500ml
タイガーのハンドル付きステンレスボトル「MCZ」
蓋に持ちやすいハンドルが付いたタイガーのステンレスボトル「MCZ」。ハンドルを使わなくてもボディ表面はパウダーコーディングされて滑らずに持ちやすい設計。国内唯一のSIAAマークを取得した「抗菌加工せん」を使用しているので、アウトドアやウォーキングなどの屋外で使うのにも最適です。
仕事場で使う場合でも、持ち運びしやすいのはもちろん、底にはエストラマー仕様で滑らずに音も軽減できるといった使いやすさがあり、マルチに活躍できる水筒になっています。
本体サイズ:幅7.8× 奥行7.8 × 高さ24.5cm
容量:600ml
まとめ
以上になります。いかがでしたでしょうか。
健康や体調のことを考えてウォーキングをする人は増えているようですが、夏などは熱射病にかからないように、水筒を携帯して適度に水分補給をしていきたいですね。
さまざまな特長をもった水筒が多くリリースされていますので、自分のウォーキングに適したお気に入りの水筒を見つけたい所ですが、参考にしていただけたら幸いです。