ウィスキーは普通の水筒にいれられる?おすすめのスキットルなど

             
  • 2023.11.14 / 更新:2024.04.24
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ウィスキーは普通の水筒にいれられる?おすすめのスキットルなど

大人やダンディなイメージを持つウィスキー、比較的カロリーも低いお酒でポリフェノールも含むことなどから美容にも良いということが分かり、好んで飲む人も多いのではないでしょうか。また、ウィスキーの香りは副交感神経を優位にする作用があるので、リラックスできるといったこともあり、あまり持ち歩いて飲む飲料に適してはいませんが、スキットルというボトルで持ち歩く人もいますね。
ここではウィスキーはどういった飲み物で、水筒に入れることができるのか、ウィスキーを持ち歩くにはどういったボトルが良いのかを見ていきたいと思います。

ウィスキーは一般的な水筒にいれても大丈夫?

まず、ウィスキーはアルコールが入った飲料なので、一般的な水筒に入れて持ち歩くことができません。水筒に付属するほとんどの説明書にもアルコール飲料はいれることができないと、明記されていることが多く、象印などのHPでもそれは記載されています。

アルコールの種類によっては、発酵して内圧が上昇し、せんセットが破損して飛散する恐れがあります。

ステンレスボトルや水筒に、アルコール類を入れてもいいですか?

水筒内の内圧が上昇するというのは、腐りやすい飲料や炭酸飲料などにもみられることで、これらと同じ理由でウィスキーも入れることができないので注意したい所。おそらくはかなりの長い時間いれていないと破裂するまではいかないとは思いますが、危険を伴いますのでやはりいれるのは控えた方がいいように思いますし、内部のコーティングによっては匂いなどもボトル内に移ってしまいますのでやはり避けたい飲料ではあります。

しかし、同じ内圧が上昇する理由で入れることができない飲料でも、ウィスキーに関しては入れるのに適したボトルもあり、持ち運ぶことができるのでそちらを紹介したいと思いますが、まずはウィスキーとは何かを見てみたいと思います。

ウィスキーの成分など

ウィスキーはもともとイギリスおよびアイルランドの特産品でありましたが、現在では多くの国でつくられるようになっています。各国により定義なども異なりますが、日本では次のように定義されているようです。

「穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒」

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分かりにくいのですが、まず糖化は穀物のデンプンを糖に変化させることで、発酵とは細菌、酵母、カビなどの微生物の力を借りて分解することです。発酵は腐敗と似ていますが、腐敗は微生物が増えて人間にとって悪い影響を与えてしまい、食べると腹痛などを起こし、一方の発酵は味噌やヨーグルトなどと同じ原理でうまみが増し、栄養価も高まります。発酵は伝統的な料理の手法の一つとして広く知られている方法です。
また、蒸留は液体を加熱して気体にし、冷やして再び液体に戻すことで、海水から真水を取り出す際に使われたり、ウィスキーなどのアルコールではよりアルコール度数の高い蒸留酒を作る際に使われる手法になります。

まとめますと、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を微生物の力をかりて分解し、含まれるデンプンなどを糖に分解、酵母などの力を借りて別の物質に変えることを発酵、そして蒸留によりアルコール分をとりだし、木製の樽において長い貯蔵熟成を行うことでウィスキーができあがります。

この発酵は体に良い作用もありますが、水筒に入れる場合には問題があります。

アルコール発酵

まず、アルコールは発酵させることにより炭酸ガスが発生してしまいます。

アルコール発酵とは、ブドウジュースの中で酵母が糖分に働きかけてアルコールと炭酸ガスに変化させることを言います

お酒とは?アルコール発酵とは?お酒の仕組みを解説

発酵を行う過程で炭酸ガスを発せさせるようですが、水筒内にあるアルコールであっても発酵してしまうと炭酸ガスが発生してします。そのガスの影響でボトルに溜まると内部の圧力をあげてしまい、蓋を持ち上げ破損や爆発に至るといった状態になります。

炭酸飲料などは炭酸ガスを飲料内部に入れているので、その炭酸がなくなっていく過程で炭酸ガスが外に逃げていくことが分かりやすいのですが、それと同じような状況がアルコールでもおこっているようです。
炭酸の場合は炭酸ガスが飲料内部からなくなってしまえばガスがドリンクから放出されることはありませんが、アルコールに関しては内部で発酵が起こるので炭酸よりも長くガスが発生することもあり、炭酸飲料よりもボトルに入れるのは怖いかもしれませんね。

ただ、ウィスキーには専用の入れることができるボトルがあります。

ウィスキーを入れるにはスキットル

ウィスキーはボトル内で発酵してしまい、炭酸ガスが内圧をあげるためにいれることができませんでしたが、ウィスキーのようなアルコール度数の高い蒸留酒をいれることができるボトルにスキットルがあります。映画やドラマなどで、スキットルからアルコールを飲むシーンなどを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、アルコールをいれることができるスキットルと、一般のステンレスなどの金属製水筒との違いは調べたところ特に大きな違いはないようです。炭酸を入れることができるボトルのように、炭酸ガスを抜く仕組みがあるわけでもないようですし、しいて挙げるなら極端に小さい飲み口で、水筒よりも密閉性が高いといったところでしょうか。おそらく内部で炭酸ガスが発生して内圧が上がっても、密閉性の高く耐えられる設計のボトルがスキットルということではないかと思います。

スキットルの特徴

スキットルはウィスキーのようなアルコール度の高い蒸留酒をいれることができるのが大きなメリットですが、その他のボトルとしての特徴を見ていきたいと思います。

ポケットに入れることができる形状

ズボンの後ろポケットに入れることを想定し、ゆるやかに湾曲した形状のものが多いです。これにより後ろポケットに入れた際にはフィット感が増し落としにくくなります。もちろんバッグなどに入れて使うことも多いと思いますが、湾曲のせいでバッグに納まりにくいといったほどではないようです。湾曲してないタイプもあります。
また、天板がアーチ状になっているものも多く、これは中身が注ぎ口に集まりやすく水切れが早くなる特徴があります。

使われる素材により特長もさまざま

スキットルの素材には金属が使われ、ステンレスやチタンが多くピューター(錫)などもあります。それぞれに素材により特長もあり、一言で表すならステンレスは軽量、チタンなら頑丈、錫は酸化しにくく錆に強いといったことになるのではないでしょうか。登山やアウトドアで使うことが多いと思われますが、軽量で持ち運びやすさを求めるならステンレス、落としても大丈夫な仕様ならチタン製と分けられると思います。

小さく小型

スキットルは200ml前後のものが多いです。度数の強いアルコールを持ち歩くことを考えれば十分なサイズだと思われますが、中には500mlといった大きな容量のものもあります。やはりポケットに入れるような使い方をするには、200ml前後の容量がベスト。手軽に持ち運びできるのがメリットのボトルです。

スキットルもさまざまなタイプがあるようですが、ここからはおすすめのスキットルを紹介していきたいと思います。

おすすめのスキットルボトル

スキットルは登山やキャンプで使われることが多いので、総合アウトドアブランドがリリースしているものが多いです。特にスキットルを専門としたメーカーなどもなく、どこで作られたのか分からないようなものも多いですが、ここではしっかりとしたブランドやメーカーのものを紹介していきたいです。

Coleman コールマン ステンレススチール スキットル フラスコ

1901年創業のアメリカの老舗アウトドアブランドのコールマン。幅広くキャンプ用品などをリリースされていおり、スキットルもラインナップされていました。コールマンのロゴがプリントされていますが、オーソドックスなスキットルでそこまで深く湾曲はされていない形状です。
コールマンの製品だけあり、漏れなどもなくしっかりとした作りのようで、ブランド的にはやはり一人キャンプの際などに持ち歩くとよりかっこいいの良いのかもしれません。幅121 x 高さ200 mmのサイズなので、少し大きめかもしれませんね。

STANLEY(スタンレー) 新ロゴ クラシックフラスコ

スタンレーは堅牢頑丈なことで知られるアメリカの老舗ボトルブランドです。こちらのスキットルもステンレス製ながら耐久性の高い作りとなっているようで、スタンレーらしさのあるアイテムなのではないでしょうか。
それだけでなく、クラシックなスキットルとは違いデザインもかっこいいですし、スリムで持ちやすさもありそうです。スリムは収納にもメリットがありますし、後ろポケットにも余裕をもって収まります。フタには紛失防止用のストッパーなども使い勝手が良さそうですね。
熊をモチーフにした新しいロゴもかっこいいですが、旧バージョンのものをあるようです。

容量:230ml

Royal Selangor 手仕上げ サバンナコレクション ピューター

ROYAL SELANGOR(ロイヤル・スランゴール)はマレーシア王室御用達の世界最大のピューターメーカーです。ピューターは錫という金属で、こちらの錫を扱うメーカーとして世界最大となるようです。スキットルももちろん錫が使われており、派手な柄が刻まれたものが多いです。こちらも鋭い目つきのライオンがかっこよいデザインとなっています。
しかし、錫は希少性が高く金銀に次ぐほどの価値がありますので、こちらのスキットルも少し高額となっています。

TITAN MANIA(チタンマニア) チタン製スキットル

大阪を拠点とするチタン専門ブランドのチタンマニア。耐久性の高いチタンを活かしたキャンプギアなどをリリースされています。
こちらも頑丈なチタンを使ったスキットルになりますが、頑丈なだけでなく、金属臭もしない点もメリット。ステンレスなどはウィスキーに金属臭が混じることもあり、それが苦手な人もいるようですので、そういった方にはチタンは良いと思います。実用性を追求したシンプルでスタイリッシュなデザインとなり、大きく見えますが後ろポケットにしっかり収まるサイズです。

容量:200ml 

スキットルのデメリットなど

スキットルは中に入れたお酒に金属臭がつきやすいこと、見た目通り口が極端に狭い形状をしているために、内部をしっかりと洗うのが難しいデメリットがあります。
金属匂に関しては仕方ない部分があり苦手な人は使わない方がよいですが、洗浄に関してはスポンジや食洗機に入れて洗えないと心配かもしれません。ただ度数が高めのお酒を入れるのが基本としているので殺菌作用があり、内部は熱湯の洗うだけで十分ともいわれています。洗浄はオキシクリーンなどの漂白剤を使って洗うのも良いと思います。

まとめ

以上です。ウィスキーを水筒にいれることができるのか、おすすめのスキットルなどを見てきましたがいかがでしたでしょうか。アルコールは発酵してしまう可能性があるので水筒には入れることができませんが、持ち運ぶためにはスキットルを使うことができました。
ただ普通の生活をしていて正直スキットルでウィスキーを飲む人は見たことがありませんが、登山などでは体を温めるためにもウィスキーをスキットルに入れて持ち歩くことも多く、キャンプなどでも使うことが多そうですので、スキットルを使うのことも多いと思います。
スキットルは機能性は低いと思いますが、イメージ的にはハードボイルドでかっこよく、これでウィスキーを飲んでみたいと思うこともありますね。

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