マイボトルを辞めてしまう理由と回避方法

             
  • 2023.09.16 / 更新:2024.03.03
  • 水筒
マイボトルを辞めてしまう理由と回避方法

水筒を購入してマイボトル生活を始める理由には、節約のため、冷えた飲料をいつでも飲みたいといったさまざまあると思います。しかし、せっかく購入した水筒をしばらく使うと、自然と使わなくなり、マイボトル生活を辞めてしまう方も多いようです。水筒を使うことで得られるメリットもあるのですが、ここではマイボトルを辞めてしまう理由と、それを回避するためのボトルの選び方、おすすめなどを紹介していきたいと思います。

マイボトルを続けるには?

オフィスの中にあるステンレスボトル

なんといっても続けるには習慣化するのが一番です。水筒を毎日使うには、ボトルに飲料を入れて準備し、使い終わったら洗うといった作業が必要になりますが、これを毎日のように繰りかえすことで習慣化してしまうのが一番です。当たり前の行動となり面倒くさいといった気持ちがなくなります。
しかし、当然その習慣化するまで使い続けることを辞めてしまう出来事もありますので、まずはその辞めてしまう理由を4つ見ていき、その後対策を見ていきたいと思います。

マイボトルを辞めてしまう理由4つ

貧乏くさい

水筒を使うことで貧乏臭く見られることはそもそもないのですが、水筒を持って使っている理由が節約である人は、他人が水筒をもっていると貧乏臭く見えることがあるのかもしれません。それは自然なことなのかもしれませんが、自分がマイボトルを使っていることが貧乏臭く感じてしまえば、持つのも嫌になってしまうのも仕方がないと思います。
しかし、使っている水筒が多くの人が知っているブランドのものや、おしゃれなデザインのものであれば、そういった目で見られるといった感情も薄れるかもしれません。

洗うのが面倒

泡まみれの水筒

マイボトル生活を辞めてしまう理由として、毎日の洗浄が大きなネックになっていることも多いのではないでしょうか。口をつけるボトルであり、飲料にもよりますがしっかりと洗わないで内部に残してしまうと、雑菌が湧き、不潔なボトルを毎日使うことになるので、洗浄は使ったら毎日行わなくてはなりません。
確かに忙しい毎日に、一つでも洗い物が増えると面倒になるとは思いますが、洗いやすい水筒を選び、少しでも洗浄を楽にすることで続けることもできるかもしれません

持ち運びが大変

バッグの中の水筒

飲料の入った水筒は容量にもよりますが重いです。そのためバッグに入れて持ち運ぶ場合などは、肩や腕に負担が掛かる場合も多く、持ち運ぶのが嫌になってしまうこともあり、また、太さがある水筒などはスペースの少ないバッグの中では邪魔になることもあります。
持ち運びを軽減するためには軽量でスリムな水筒が良く、特に軽量さではステンレスのものよりもプラスチックのものの方が断然軽くなり、負担はすくなくなります。

凹みや損傷

メーカーにもよりますが、水筒は簡単に凹んだり壊れたりすることもあります。せっかく購入したのに、損傷してしまうともう使わないと思ってしまうのも仕方がないことですね。壊れやすい水筒は複雑な構造をしていることや、耐久性の低い素材を使っていることなどがありますが、落下による衝撃で壊れてしまうことが多いです。
構造や素材、落下による備えがある水筒を選ぶのも良いのではないかと思います。

マイボトルを辞めないためのおすすめの水筒

上記4つの辞めてしまう理由を考慮した水筒を見ていきたいと思いますが、すべてを兼ね備えたボトルはありませんので、それぞれに分けて紹介してい行きます。

おしゃれな水筒

水筒を持つことが貧乏臭く感じてしまう人には、ハイブランドの水筒が良いのですね。ただボトルメーカーではないので少ないですし、やはり高額になるのでその点は考慮する必要があります。また、おしゃれな水筒もおすすめです。ファッションの一部やアイテムとして、周りの人に見てほしいと思える水筒を持つのも良いのではないでしょうか。

PRADA(プラダ) 水筒 「2UH003 2FJ2 OOJ F0Q07」

プラダのステンレスボトル

ミラノに本社を構えるイタリアを代表するラグジュアリーブランドのPRADA(プラダ)。レディース・メンズのアパレルブランドですが、シューズ・バッグ・アイウェア・フレグランスなど幅広く展開しており、水筒もリリースされています。
その水筒はフィンガーループとカラビナが付属した持ち運びに優れた特徴があります。シルバーのボディも高級感がありプラダにふさわしいデザインではないでしょうか。ただ、よく見る量産型ボトルの形に見えることもあり、価格ほどの使いやすさや保冷保温効力はないのではないかとも思います。

容量:500ml

Somaのウォーターボトル

somaのガラス製ウォーターボトル

こちらはSOMAのグラス製のウォーターボトルです。SOMAは、ニューヨークに本社を構えるボトルブランドで、世界的な水危機を終わらせるためといった理念を掲げて活動されています。ハイブランドではなく、素材もガラスといった壊れやすく保冷保温効力のない素材を使ったボトルですが、とにかくスタイリッシュさが魅力的。シリコン製のスリーブや木目のキャップなどは一目で普通の水筒ではないことが分かります。
便利でシンプルな一般的な水筒にはない魅力的な水筒になっていると思います。

容量:17oz / 25oz

IL BISONTE(イルビゾンテ) ステンレスボトル 54_1_5432409298

イルビゾンテのステンレススリムボトル

イルビゾンテはブランドとしては高級なハイブランドではなく、革製品を中心としたファッションブランドです。エイジングに特徴があり、使いこむほどに魅力的になっていく革アイテムは、本国イタリアよりも日本で人気があり、革製品の枠にとらわれずにさまざまなアイテムリリースされています。
こちらの水筒はイルビゾンテの特徴的なバイソンのロゴがプリントされ、スマートさがあるのでバッグに収まりやすい特徴があります。イルビゾンテが好きな人はもちろん、そうでないひともイルビゾンテの好きな人からはうらやましがられる水筒だと思います。

容量:-

洗いやすい水筒

洗うのが面倒と感じるのは誰もが同じですが、パッキンと栓が一体となったシームレス栓は、パッキンがなくなることで得られるメリットが多い中、特にパーツが少なくなるので、面倒臭さも少しは軽減できます。また、しっかりと洗えているのか不安があるかもしれませんが、食洗機に対応しているものは洗浄も楽ですね。

Atlas(アトラス)のUNIR(ユニール)

アトラスのユニール
アトラスUNIRのキャップ

アトラスのUNIRはグッドデザイン賞を受賞しているデザインの優れたボトルですが、それ以上にパッキンのないシームレスせんなどの使いやすさが魅力的な水筒です。シームレスせんなのでパッキンと栓が一体となっていますが、栓の先にパッキンが一体となっているタイプではなく、栓はなく、蓋の一番奥にパッキンがあるので、一般的なマグボトルのキャップの栓が邪魔で洗いにくいといったことがありません
もちろんシームレスせんで蓋とボディだけといったパーツが少ないことも洗いやすいメリットになります。

容量:370ml / 530ml / 700ml

サーモスの真空断熱ケータイマグJOQ

サーモスの真空断熱スティックボトルJOQ
サーモスJOQのキャップ

サーモスの水筒は食洗機に対応しているタイプが多いですが、こちらのJOQも食洗機対応で、手洗いする手間が省けます
食洗機で洗うだけでは心配な方は、手洗いもすることが多いと思いますが、JOQはキャップに付いたスクリューの栓を外すことができる仕様です。口をつけた飲み口部分が収まるキャップは一番よく洗わなくてはならないのですが、栓があるために一般的なマグボトルは洗いにくくなります。しかし、栓が外れる仕様なので、その部分をきれいに洗うことができます。

容量:350ml / 480ml / 600ml

持ち運びが楽なスリム軽量

持ち運びに苦労して水筒を辞めてしまう方にはスリム軽量な水筒がおすすめです。しかし、スリムな水筒は洗いにくさや飲み心地の悪さも付きまとうので、スリムで飲み口が付いたものが良いですね。また、軽量さではプラスチック素材のものが断然軽量になりますが、保冷保温効力がないのでそういった面も考慮して、スリム軽量な水筒を選ぶ必要があるので難しいです。

サーモスの真空断熱ケータイマグ「JNL」

サーモスの真空断熱マグJNL

2700万本も売れたサーモスのロングセラー水筒「JNL」。500mlで210gなのでかなり軽量ですし、サーモスらしいスリムさもあります。スリムな水筒は飲み口も細くなりがちで、飲み心地は良くはないのですが、こちらは飲みやすい飲み口付きです。ワンタッチで開けれる手軽さがあり、ロックリングが付いているので安心してバッグの中に入れることができます。

容量:350ml / 500ml / 600ml / 750ml

アトラスのエアリスト

アトラスのエアリストワンタッチタイプ

アトラスのエアリスとは軽さを追求した業界でナンバーワンの軽量さを誇るボトルシリーズです。さまざまなサイズと種類がありますが、どれも真空2重構造で保冷保温機能もしっかりとしており、内部は抗菌クリーンミラー加工で撥水性の高いしっかりとした水筒になっています。その中で、こちらはワンタッチオープンタイプで使いやすさが魅力です。

容量:350ml / 480ml

耐久力の高い水筒

壊れて使うのを辞めてしまわないためには、耐久力の高い水筒を選ぶのが良いです。特に素材ではトライタンやSUS313などがあり、また、底カバーは落下の衝撃を和らげてくれるので是非装着したいアイテムではあります。別売りがありますが、もともと付属されているものもあるのでおすすめです。

nalgene(ナルゲン) のトライタンボトル

ナルゲンのトライタンボトル

ナルゲンのボトルはもともとは研究用に作られたボトルであったため、薬品に強く、耐熱耐冷にすぐれているトライタンを使って作られていました。トライタンは多くのメリットがあるのですが、中でも衝撃に強い耐久性も大きな特徴です。プラスチックなので、落としたりしてもへこんだり割れたりすることは少ないのですが、トライタンは衝撃を吸収する柔らかさがあり、しなることで衝撃を吸収してくれます。
トライタンを使ったボトルも増えてきてはいますが、ナルゲンのボトルはループキャップの使いやすさや、飲み口が広く飲み心地が良く、洗いやすいといったメリットもあります。

容量:500 ml / 1L / 1.5L

関連:ナルゲンのトライタンボトルを使って見た感想。耐久性があり漏れず、パッキンがなくて楽

STANLEY(スタンレー)のゴーシリーズ 真空ボトル

スタンレー・ゴーシリーズの水筒

「孫の代まで使える」といわれるスタンレーのボトルは、頑強なことで知られて多くの人に愛されているボトルブランドです。
高度12,000mから落としても壊れないことが証明されて、耐久性の高さから米軍や各国の軍関連で採用されるほどですが、中でもゴーシリーズのボトルは頑強さだけでなく、スタイリッシュなデザインも魅力。広口なことから手を入れて洗える手洗いしやすさもあるようです。

容量:0.47ml / 700ml

シーンにマッチした水筒を

その他に、マイボトルを辞めない方法としてはシーンにマッチした水筒を選ぶのが間違いないです。水筒の種類は多く、それぞれに特徴があるので自分が持っていきたい場所に適したものがだいたいあります。
例えば、キャンプ・登山・オフィス・釣り・ウォーキングなど、それ用のボトルがあるので、選択すると使いやすく、使うのを辞める確率も減ると思われます。キャンプ・登山だと移動を考えた持ちやすさに優れた水筒が多く、オフィスでは静かに置ける底カバーが付いていたり、毎日使うことを考えて洗いやすかったりと考えられたボトル設計になっています。
関連1:ウォーキング中に持ち運びできる軽量なおすすめ水筒9選。
関連2:オフィス向きのおすすめ水筒8選や選び方。洗いやすい、軽量スリムなど

まとめ

いかがでしたでしょうか。せっかく目的をもって始めたマイボトルを生活なので、やはり続けていきたいですよね。自分も水筒を持ち始めた頃はどうしても面倒くさいといったことがあったのですが、健康と洗浄を考えて水しかいれず、軽いプラスチック製の水筒を使うようになって続けることができています。
やはりそれぞれ自分にマッチした水筒があると思いますので、それを選ぶことで長く使えるのだと思います。以上です。参考にしていただけたら幸いです。

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