面白い機能を持つ水筒を12選。スタンド付きやミスト噴射付きなど

             
  • 2023.10.16 / 更新:2024.03.12
  • 水筒
面白い機能を持つ水筒を12選。スタンド付きやミスト噴射付きなど

水筒は飲料を入れるシンプルな容器です。細長い筒の形状が一般的で多いですが、この形が一番持ち運びやすく使いやすいと、水筒の長い歴史の中で出た結論なのだと思います。なので、面白い形状をしたものは少なく、中には奇抜なアニメキャラな形状もありますが使いやすくはないです。
しかし、飲料を飲む以外にもさまざまな機能が付属した水筒があり、面白いものも多いので、ここでは機能性もある面白い水筒を紹介していきたいと思います。

スマホも置けるマグネット付き

ボトルのハンドルにつけられたスマホを見る人

水筒上部のハンドルがマグネットになっており、スマホスタンドとして使うことができます。すべての水筒が付けることができるわけではなく、磁石で貼り付く充電コネクタMagSafe対応のスマホのみ付けることができ、15℃から90℃までの角度調整ができます。面白い機能だとは思いますし、便利だとも思います。スマホの重みでボトルが倒れそうですが、そういったこともないようで、ただ、ボトルは800gとかなり重く持ち運びは大変かもしれません。
また、MegaSafeに対応していなくても、市販のマグセーフプレートをデバイスに張り付ければどんなスマホでも付けることができると思います。

RHINOSHIELD (ライノシールド) AquaStand マグネットボトル

RHINOSHIELD (ライノシールド) のAquaStand

RHINOSHIELD(ライノシールド)のAquaStandはiphoneはもちろん、MagSafe対応アクセサリーならばハンドルにつけて、スタンドとして使える水筒です。ライノシールドは台湾のスマホアクセサリーブランドで、耐衝撃性スマホアクセサリーブランドとして認知され人気があります。
ボトルブランドではありませんが、自撮り用の三脚代わりになる水筒はとても面白く機能的。保冷保温効力のあるステンレスと、トライタンのプラスチックの2種類があり、直のみとストローの2つの飲み口を選べます。スタンド部分のハンドルは持ち運ぶ際にはキャリーとしても使えますね。
スマホを支えるので重量は800gと重いですが、水筒としては特に問題はないようです。

容量:700ml

振ることで表面温度を変えるふるふるボトル

ふるふるボトルは内部の飲料の温度に反応して、ボトル表面の温度を変化させてくれる面白い水筒です。温かい飲料を入れて振れば温かくなり、冷たい飲料を入れていれば冷たくなり、冬はホッカイロ、夏は保冷剤といった使い方ができます。しかし、伝温媒体を入れているためか、ボトル自体が少し大きくなりがちです。

ドウシシャ ON℃ZONE(オンドゾーン)  ふるふるボトル

手に持たれたドウシシャのふるふるボトル

ドウシシャのふるふるボトルは、温度を楽しむ「オンドゾーン」のプロダクトからリリースされており、3秒振るだけで熱伝導剤がボトル表面温度を変化させることができる水筒です。たしかにカイロや保冷剤といった使い方はできるのですが、長時間は表面温度をキープはできないようです。
ボトルの特徴としては、かわいらしいデザインで女性でも使いやすそうですし、シリコン製の取っ手は柔らかく持ちやすさがあります。他のメーカーの取っ手と比べて、シリコンなのは持っていても指が痛くなりにくくとても良いです。ただ、保冷保温効力が弱い、大きく重量があるといったボトルとしては少し機能性が弱い面がありました

関連:ドウシシャのふるふるボトルを使ってみた感想

容量:360ml / 420ml

ポケマグふるふるカイロボトル

ポケマグタイプのふるふるボトル

こちらのふるふるボトルも、振ることでボトル表面の温度を変えることができますが、冷たくはできずに温かくできる飲み。ただ200mlと水筒自体が小さいポケマグで、より携帯しやすくカイロのように手軽に使えることができ機能的です。
200mlだと一回でも飲めてしまう量だと思いますし、長時間温まり携帯しやすいカイロで良いのではないかと思うこともありますが、ボトル自体もSUS316ステンレスを使用しているので、茶渋やにおいなども内部に残りにくく、温かい飲料も入れやすくなっています。デザインも和風でおしゃれですね。

容量:200ml

飲料を噴射できるミストボトル

ミストを噴射して自分に欠ける女の人

通常の飲み口の他にミストを噴射できる口のあるボトル。一般的な水筒として飲料を飲むことができますが、さらにレバーを押してミストを噴射することができます。ステンレス、プラスチックと両方のボトルがありますが、ステンレスならば冷えた水を噴射することができるので、夏のイベントやアウトドアなどでは自分にかけて涼むことなどもできそうです。

大作商事ドリンクミストSS DMSS2-BL

大作商事のドリンクミストSS

大作商事ドリンクミストSSは、さまざまなメディアでも取り上げられて話題にもなったアイテムで、冷却ミスト機能がついた真空断熱ステンレスボトルになります。
ボトル内にはミスト専用タンクも搭載されており、水筒のように飲料を飲むことと、ミストを噴射することも行えますミストを噴射して冷気を感じることは熱射病の対策になり、屋外のレジャーや作業、スポーツなどを行う際には機能的です。
ボトルはシルバーで飾り気がないですが、湾曲させて持ちやすさなどの工夫があり、さまざまなドリンクホルダーにも対応されていて、アクティブなシーンで使いやすいのではないかと思います。

容量:580ml

上下に蓋があるツインキャップボトル

ツインキャップボトルは上下にキャップがあり開けることができ、片方はストレーナー、片方は飲み口と使いやすい茶こし付き水筒になります。ストレーナーの方に茶葉を入れ蓋を閉めたら、飲み口の方から飲料を入れて抽出します。フィルター面を上にすればそれ以上濃くなることがなく、自分の好みの濃さで飲むことがきます。
使い方として、ストレーナーはボトルに固定されているわけではないので、フィルターは外して両方どちらからでも飲めるボトルとして使うのも良いのではないかと思います。上と下に飲み口がある面白い設計となり、また、ボトル上下に蓋があり開くので、一般的な水筒のように内部の底が洗えないといったこともなく、清潔に使いやすいボトルです。

マックマー Twin Cap Bottle ティーフリー

マックマーのダブルキャップボトル「T-free」

マックマーのティーフリーは使い方自由なツインキャップボトルです。茶こし付きでなので、家でもオフィスでもティーや紅茶を楽しむことができます。
ストレーナーは目の細かいために茶葉が飲料に混ざらず、気にならずに快適に飲めるようで、食洗機にも対応しているため茶渋や匂いもきれいに洗浄が可能。茶こし付き水筒としてはかなり最適なのではないでしょうか。ボトルも耐熱・耐衝撃素材のクリアボディーを使用しており頑丈で、デザインもおしゃれですね。

容量:500 ml

水を洗浄できる浄水機能付き

水筒に浄水フィルターが付いて、ろ過されたきれいな飲料を飲むことができるボトルです。飲みながらろ過されるので、どこでも水道水を入れて使うことができかなり便利です。仕組みはボトル内にヤシ殻から製造された天然活性炭のフィルターを設けてろ過してくれる仕組みで、ブリタでは以下の不純物をろ過してくれます。

  • 塩素および味に影響するその他の物質
  • 30 μm以上の微粒子
  • 殺虫剤、除草剤、環境ホルモンなどの微量不純物

どんな水でもろ過してきれいにしてくれるわけではなく、水道水に限ります。フィルターは交換が必要で、各社で違いもありますが、12週間位使うことができるようです。

ブリタ 600ml 携帯用浄水器ボトル フィル&ゴー アクティブ

ブリタの浄水カートリッジ付き水筒

ブリタには現在2種類の浄水機能付き水筒がありますが、こちらはよりアクティブに使えるタイプの「フィルアンドゴーアクティブ」。ボトルを握ることで飲料を押し出すスクイズタイプのボトルとなっていますので、ランニングなどの激しい運動中でも使えるボトルとなっています。
ボトルにはストラップやコップが付いて、親切な設計となっているのがうれしい所。浄水機能に関しては、BRITAは1966年創業の高度な浄水技術を持ち合わせているため、良く分からないメーカーのものよりは信頼があるのではないかと思います。

容量:600ml

DAFI ダフィ 浄水ボトル 携帯用

ダフィの浄水器付きボトル

DAFI(ダフィ)はポーランド・キエルツェにて1981年に誕生した浄水器ブランドです。BRITAのフィルター式浄水と同じようにフィルターを通すことで水をろ過しますが、こちらは長細いカートリッジがボトル内に入って浄水してくれます。
特にボトルがゴム臭いといったことはなく、ただフィルターを通った水は少し癖があるような気がしますが、浄水された水もおいしいとの口コミも多いです。こちらもスクイズタイプのボトルで、通常の飲み方の他にも押しても飲むことができます。
また、真ん中がキュッとしまったスマートなフォルムは面白くもあり機能的で、浄水ボトルとは思えないおしゃれなデザインは魅力的。カラーバリエーションも7色と豊富です。

容量:300ml / 500ml 700ml

関連:ダフィの浄水ボトルを使って見た感想。まずい?

収納ケース付き

ボトルの収納ボックスを開ける女の人

水筒に収納ケースが付いているボトルです。ボトル下部に取り外しできる小物ケースとなっています。あまり見ないタイプのボトルで、自分が見た限りではボトルメーカーのBOTTLE BOTTLEでのみリリースされています。

BOTTLE BOTTLE 収納box付

bottlebottleの収納ボックス付き水筒

bottlebottleの収納box付水筒は、鍵や小物などをいれることができる取り外し可能な小さなケースがボトル下部についています。機能的だとは思いますが、大事なものを入れておくのは少し怖い気がしますね。
ボトルは高い保冷保温効力があり、直のみとストローを選べる2way式。100%食品グレードの18/8ステンレス鋼が使われており、耐食性、耐酸化性に優れているため、塩分や酸性の飲料も入れることができるのが特徴。ハンドルなども便利で、小物収納ボックスはなくても良いと思えるような、質の良い水筒になっているようです。

容量:750ml / 1200ml

タイムマーカーメモリ付き

タイムマーカーは時間でどれだけ飲料を飲めば良いのかが分かるメモリです。一日に必要な飲料は2リットルとされており、その2リットルを一時間単位でどれだけ飲めば無理なく飲むことができるのかが分かり、美容やダイエットの為に多くの水を飲む人向けのボトルとなっています。
ボトルの容量は1Lで、午前と午後の2回に分けて使うようになっているものが多く、内部の飲料がどれだけあるのか分からなくてはいけないので、クリアタイプのプラスチックボトルになります。あまり大手のメーカーの製品は今の所ないですね。

シービージャパン タイムマーカー メモリ付水筒 Track and Go

シービージャパンのトライタン製タイムマーカー水筒

シービージャパンの「Track And Go」は、タイムマーカーメモリ付きが付き、時間でどれだけの水を飲めばよいのかが分かり、効率的に水分補給ができる水筒です。多くのタイムマーカー付きの水筒がありますが、中でも「track and go」は特に高品質なボトルです。
トライタンを使った耐久性・耐熱性に強いプラスチック、開けやすく片手でも使えるワンタッチ、ユニットを外せば広口で氷なども入れやすく、食洗機でも洗うことがでるなどメリットが多い水筒となっています。

感想:洗いやすいタイムマーカー付きの水筒「Track&Go」を使った感想

容量:1L

縮小できるシリコン素材

シリコンは柔らかい素材ですので、水筒に使われると畳めたり小さくしたりすることができます。もちろん飲料が入っていてはできませんが、空になったボトルを小さく畳めると、バッグの中でも場所をとりませんので持ち運びが楽になるメリットがあります。ただプラスチックと同じく保冷保温効力はないですし、ゴムなので匂いが気になる場合もあるようです。

STOJO ストージョ 折りたたみ式

stojoのシリコンボトル

2014年にアメリカ・ニューヨークで創業されたボトルブランドの「STOJO」。シリコンをつかった折り畳み式のボトルやタンブラーをリリースされています。こちらはコロンとしたかわいらしい形状をしたシリコンボトル。丸々としていますが底面はフラットとなり安定感はあり、クシャっと小さくなるので、空になったボトルを持ち運ぶのは便利です。
パッキンなどもなく、パーツが少ない作りなので洗浄などで手間がかからないタイプだと思われます。

容量:590ml

HYDAWAY 折りたたみウォーターボトル

ポケットに入るほど小さくなるシリコンボトル

こちらは1.5インチにまで小さく折りたたむことができ、ポケットにまで収納することができるシリコンボトル。これほど小さくなるボトルは他にはないですね。デザインもかわいらしく、ここまで小さくなると面白いです。
ストローや小さい持ち手なども付いており、食洗機で洗うことも可能。HYDAWAYはタンブラーでもこういった最小になるタイプのものをリリースしてそちらも人気です。

容量:750ml

内部の温度が分かる

ボトル内部の温度が分かる水筒で、赤ちゃんのミルク作りなどに良いですし、熱い飲料を入れて飲む際にも今何度か分かればやけどなども防げると思われます。
ただUSBにて充電する必要があり、そういった手間をかけてまで温度表示がほしいかと言われると、どうか分かりません。また、あまりボトルメーカーや有名なメーカーからはリリースされておらず、温度表示も正確さに欠けるといった口コミもあります。

lifepower ひと目で温度がわかる水筒 スマートボトル

lifepowerの温度が分かるスマートボトル

内部の飲料の温度が分かるスマートボトル。大手やボトルメーカーのものはなく、同じスマートボトルがさまざまな小売りから販売されている状態です。
温度が表示されている蓋はタッチパネルセンサーで、ディスプレイを指を触れることで内部温度が表示されます。ただやはり、あまり正確さはないといった口コミも多いですね。スマートボトルはまだ販売され始めたばかりで、これから徐々に精度も良くなっていくのかもしれません。ボトル自体は飲みやすく、問題があるわけではないようです。

容量:500 ml

まとめ

以上です。機能的に面白い水筒を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。ボトル内の飲料を飲む以外にも、さまざまな機能が付いていたり、飲料を快適に飲むための工夫がされている水筒があります。ボトル内部の温度が分かるものや、上下にどちらからも飲める、飲み終わったボトルを小さくできるなどは便利で、どの水筒にもあってほしいと思われる機能ですが、特に注目したいのが浄水機能付きになるのではないでしょうか。
浄水機能付きはまだそこまで長い歴史があるわけではありませんが、注目度も高いです。リリースされているメーカーも浄水に関しては専門ではありますが、どこまで信頼していいのかはさすがに心配な面は正直あります。ただ、質を高めて、いつかさまざまな菌なども除去できるなら、水を買うこともなくなるなど未来がある水筒だと思います。

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