モンテハンガーボトル480を使ってみた感想。良い所や気になる点などをレビュー

             
  • 2023.06.13 / 更新:2024.08.31
  • 水筒
モンテハンガーボトル480を使ってみた感想。良い所や気になる点などをレビュー

キャプテンスタッグの人気水筒のモンテハンガーボトル。保冷保温が高く、ハンドルが付き軽量なのでアウトドアで使うのに便利な特徴を持つ水筒です。なので、ウォーキングや釣りなどにちょうど良いボトルを探している方も、候補に挙げている方も多いのではないでしょうか?
ここでは特徴などの情報を見ていき、実際の所どうなのか、良い所悪い所など検証してレビューしていきますので、参考にしていただけたらと思います。

基本情報や特徴

手に持ったモンテハンガーボトル

まずはモンテハンガーボトルの基本情報や特徴などを、公式の情報を中心に見ていきます。

ブランドキャプテンスタッグ
サイズ外径72×高さ235mm
容量480ml
保温効力50度以上(12時間)65度以上(6時間)
保冷効力7度以下(6時間)
公式モンテ ハンガーボトル480(シルバー) – アウトドア・キャンプ用品 – キャプテンスタッグ

次は主な特徴です。

  • 細口で歩きながらでも飲みやすい
  • 真空2重構造で保冷保温力が高い
  • ハンドル付きで持ち歩きやすい
  • 取り扱いが楽なスクリュー栓
  • カラーバリエーションが豊富
  • 製品と同じロゴステッカーが付属

特にカラーバリエーションは豊富で、ブラック・ホワイト・カーキ・シルバー・サックス・ブルー・イエロー・レッドと8種類がラインナップされています。どれも色の違いでいろいろな表情を見せてくれており、人によっての好みも分かれると思われます。

モンテハンガーボトルのカラーバリエーション

中でもやはりカーキはよりアウトドア向けのカラーリングのように思い、こちら「モンテハンガーボトル480 カーキ」を購入いたしましたので、詳しくレビューしていきたいと思います。

開封・パーツなどを確認

ボトル、ケース、説明書
モンテハンガーボトルに付属するステッカー

箱の中は説明書・本体・本体カバー。付属のステッカーは本体のハンドル部分にあります。しっかりとした箱に入っていますし、ハンドルとボディがぶつかる部分にはスポンジでクッションを作っていて、手元に届くまでに傷がつく心配はありません。

説明書1
説明書2

説明書は1枚のシンプルなもの。使用方法、各部名称、特徴、使用上の注意などが記されています。

「モンテハンガーボトル480」の良い所

実際に手に取って良いと思った所、ハンドル・デザインなど2つ挙げてみたいと思います。

1、ハンドルが便利

モンテハンガーボトルの横から見た取っ手
モンテハンガーボトルの斜め上から見たハンドル

ハンドルはプラプラとしたタイプではなく、好きな位置に留まります。しっかりとした作りで止めている穴から外れるなどなく、耐久力もありそうです。

蓋はスクリュー式の栓になっており、ハンドルはこの蓋の穴に入っていますので、このハンドルを掴んで回すことができて便利です。ハンドルを使わないで回そうとするとむしろハンドルが邪魔です。

ハンドルは指が3本ゆったりと入る広さ。4本入るとさらに持ちやすそうですが、蓋との間に距離があるのでとても持ちやすい作りです。容量500mlなら飲料が入っていても指が痛くなったりはしないと思います。

2、ユニークなデザイン

手に持ったモンテハンガーボトル斜め
手に持ったモンテハンガーボトル正面

他の水筒にはないようなユニークな可愛らしい形状のボディ、カーキでマットなカラーリングもおしゃれです。新品なのに真ん中にプリントされている「GO OUTSIDE」の文字か消えかかっているように見えてしまいますが、ステッカーが付属し透明シールで同じ「GO OUTSIDE」文字の上に張ることができ、文字色が黒なのではっきりさせることができます。なので気になる方はこちらのステッカーを貼って対処できます。

その他にも気になる所など、実際に使って感じたことなどを詳しく見ていきたいと思います。

気になる部分やパーツを詳しく見ていきます

重さは軽量

仕様に重さが明記されていなかったので測って見ました。

測りに乗ったモンテハンガーボトル
測りのアップ

重さは228gでした。
例えば同じ480mlの人気水筒の重さを見てみると、
ピーコックのハンドル付きステンレスボトル AKZ-48 240g
象印のワンタッチステンレスマグSM-WA48-HL 210g
サーモスのケータイタンブラーJOE-481 300g
タイガーのサハラマグ夢重力 MMJ-A048 190g

マグやワンタッチ式などのタイプにより重さの平均などは変わってきますが、軽量ボトルといえると思えます。

構成がシンプル

パッキン、蓋、ボトルの3つのパーツ
モンテハンガーボトルのキャップ

ボトルボデイ、蓋、パッキン1つとシンプルな構成なので、洗い物が少なくて済みます。直飲みのマグボトルでは、蓋にスクリューが付き、深い溝ができる場合がありますが、蓋もスクリューが深い溝になっていないのでスポンジが届かないなどの事なく、飲み口部分はしっかりと洗えるのは良いですね。
ただ、シームレスせんやパッキンのない水筒に比べればパッキンがある分手間はあります。

飲みやすさは?

モンテハンガーボトルの小さい飲み口
ペットボトルとの比較

上に向かって絞られるようなデザインで、飲み口が薄く小さくなっています。ゆったりと飲み物を楽しむには、厚さがあり広口が飲みやすいと思いますが、動きながらも零さずに飲めるのは狭口の方が向いています
ただ、ペットボトルの飲み口に比べると大きくはありますので、口にすっぽりと加えて飲むことはできなくるほど小さくはないですが、広口に比べれば動きながらでも飲みやすくはあり、アウトドアで向きの飲み口だと思います。

持ちやすさは?

斜めに手に持った持ったモンテハンガーボトル

どちらかといえばスリムなタイプであり軽量感もあります。表面はマットな見た目通り、パウダーコーティングされているので少しすべすべ感があり、少し滑りやすいと感じる方は多いと思います。
ストレートな形状の作りなので指や手にかかる所がないですが、特に男性にとっては持ちにくさは感じるほどではないのかと思われます。

開け閉めのしやすさ?

ハンドルを折り畳み片手で蓋を開ける

蓋を開けるには一周とさらに半回転必要になり、少し回転数が多めですがハンドルがあるので掴んで回すことができ、開けやすくなっています。ハンドルを掴まないで回そうとすると、ハンドルが邪魔になって回しにくいです。
閉める時は逆にハンドルも持ちながら閉めようとすると閉めにくく、ハンドルは畳んで小さなキャップを手で持った方が閉めやすいです。
開け閉めしにくくはないですが、開け閉めするのに少し回転数が多いと感じました。

実際に使って見て良い面ばかりではなく、デメリット部分と感じた所もありましたので紹介いていきたいと思います。

デメリット

1、洗いにくい

水を入れて捨てたモンテハンガーボトル内部

食洗機は避けるように説明書には書いてあるので、手洗いしなければなりません。

パーツが少ないので洗い物はすくないのですが、ここまで口径の狭い飲み口では、アウトドアには適していてもやはり洗浄のしにくさがあります。食器洗い用スポンジはもちろん、棒付きスポンジもボトル内部に入るものは少ないです。

また内部の撥水性が高ければ汚れから守ってくれるのですが、コーティングは不明ですが、撥水性も高くはないですね。

推奨する洗い方は説明書には記されていませんが、口周りはスポンジで洗い、内部はオキシクリーンなどの酸素系の漂白剤を使うのが良いと思います。

2、外部にむき出しの飲み口

通常の多くのマグボトルでは、蓋の中にボトルの飲み口部分は隠すのですが、モンテハンガーボトルでは剥き出しになっています。

外側から見たむき出しの飲み口

ただアウトドア向きの水筒をテーマとしている水筒で、外で使うことが考えられるわけなので、この設計はどうなのかとは思いますが、コップ付きの水筒はコップが常に外部に剥き出しになっていますので、それと同じように気にする必要はないのかもしれません。気にする方は拭いてから口を付ければよいですね。

自分が使ってレビューして気になる所をみてきましたが、他の人の口コミなどを見ていきたいと思います。

口コミを検証

amazonの口コミから、気になるものを検証して調べてみたいと思います。

  • たしかに氷が入らないのは少し困る。だが、かっこいいので問題なしとする。取っ手が付いているのが大変便利。
  • 比較して口が小さいので飲むときは口からこぼれることはないですが冷蔵庫の氷はそのまま入らないですペットボトルと同じ形をしていますが、飲み口は開けるときに手でふれるので衛生面が良くないと思います。
  • デザインが気に入って購入しました!氷が入らないところが残念なのですが、長時間冷えることと、デザインが可愛くて、個性が出せるのでいいです!
  • 色はいいです。機能もたぶん問題ないだろうと思います。しかし、華奢です。ちょっと強くにぎったら、へこんでしまい、びっくりしました。子供さん向けではないです。すぐ壊れると思います。
  • 内容量480mlで、500mlのペットボトルより大きく感じるサイズ。飲み口が大きいので、上手に傾けないと口から溢れるので、私には飲みづらかった

氷が入らないといったデメリット部分と、デザインが良いといった口コミが多い中、大きいといったことや華奢といった気になるものもがありましたので検証してみます。

大きく感じるサイズ

同じ500mlサイズのサーモスとナルゲンボトルとの大きさの対比

容量480mlにしては、サイズが大きく感じられるといったコメントがありました。おそらく細身で高さがあるためだと思いますが、例えば画像はサーモスの480ml、ナルゲンボトル500mlの水筒と並べてみましたが、いかがでしょうか。
自分の感覚としては特別大きく見える水筒ではないと思います。500mlや600mlのペットボトルと比べれば、2重の魔法瓶構造なので大きくはなりますが、高さはあるように感じるかも知れません。

傷がとても付きやすい

机にたたきつけてみたモンテハンガーボトル

何度か机の角など打ち付けて見ました。塗装がはげるや、傷がつくといったこともないです。両手で全力でフルスイングしたら分かりません。
確かに思い切り掴んだ感じ、割と簡単にベコっとへこみ、薄い作りであまり頑丈ではないようには思います。アウトドアのボトルとしては少し弱いのかもしれませんね。

まとめ

アウトドア向きの水筒として使いやすさがあり、デザインもユニークなモンテハンガーボトル。狭い口で洗いにくさがあったり、飲み口が外部に出ているなど少し気になる部分もありますが、狭い口は溢しにくさがあります。また、飲み口が露出していますが、その分キャップスクリューの深い溝が埋まれないため、蓋は洗いやすく清潔に保ちやすいといったメリットもあります。

以上になります。参考にしていただけたらと思います。

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