暑い日々が続くと熱中症対策のためにもこまめな水分補給が必要になり、また、その他にも健康や美容のためにも多くの水を飲む人もいると思われますが、通勤が長い人などは、その間にも多くの水分補給が必要になってきます。通勤中のシーンでは歩行中と車内の場面があると思いますが、これらの場面で適した水筒はどれが良いのか迷うこともあるのではないでしょうか?
車で通勤をする方も多いとは思いますが、車内ではホルダーがありますし選ぶのに困ることはないのでここでは電車通勤を想定して、適したボトルを選んでいこうと思います。
- 1. 通勤に向いている水筒の特徴
- 2. 通勤中のバッグに入れる際に注意したい所
- 3. 通勤に最適なおすすめ水筒10選
- 3.1. サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ JNS-351
- 3.2. ピーコック魔法瓶工業 マグボトル ストロータイプ
- 3.3. タイガー サハラ マグ「MMJ」
- 3.4. 京セラ セラミック加工 ワンタッチ式
- 3.5. パール金属 カフェマグ
- 3.6. 象印 (ZOJIRUSHI) ワンタッチ ステンレスマグ シームレスボトル
- 3.7. Atlas (アトラス) Airlist(エアリスト) 超軽量ワンタッチ ボトル ARW-350IV
- 3.8. nalgene(ナルゲン) OTFボトル
- 3.9. サーモスの真空断熱ケータイマグ「JOG」
- 3.10. 和平フレイズ 水筒 マグボトル オミット RH-1510
通勤に向いている水筒の特徴
会社に向かう電車内や歩行時に最適な水筒はどういう条件なのか。ここでは形状・飲み口・サイズ・素材を見ていきたいと思います。
1,邪魔にならないスマートな「形状」
混んでいる電車内を想定すると、形状はバッグの中で邪魔にならずに、中からスッと取り出せる狭いスペースに収まるスマートなタイプが向いていると思います。
また、電車内や歩いている際に飲む場合を考えると、落下させないような作りがされていることも重要です。バッグに収まりやすいスリム・スマートさだけではなく、ボディ表面の形状がツルツルと滑りやすくない加工がされてあったりする点も重要で、個人個人の手のサイズを考えて握りやすい太さも重視したいです。
2,ワンタッチで開けられる便利な「ふたや飲み口」
水筒には大きく分けてワンタッチ、スクリュー、コップ、ストローなどの飲み口ありますが、まずは歩いている時を想定すればコップはないですね。またスクリュー式は360度どこからでも飲める大きな飲み口が特徴ですが、こちらも電車内でのことを考えると、飲んでいる時に一瞬の大きな揺れで傾けすぎて溢れてしまう危険があるので向いていません。
ワンタッチならば片手でフタを開けることができますし、飲み口も小さく一気に出ないようにストッパーが付いているものも多いので向いています。ストロータイプも傾けても大丈夫でどの角度からでも飲むことができ、こちらも通勤時にはおすすめです。
3,用途によって異なる「サイズ」
水筒のサイズは500mlが最もポピュラーで、こちらはさまざまに対応できる便利なサイズだと思いますが、距離にもよりますが通勤中だけと限定すれば、そこまでの量は必要なくても良い人が多いと思います。
大きいサイズで飲料をたくさん入れればそれだけ重さも増しますので、邪魔にならない程度の350ml以下で十分ではないかと思いますが、その後のオフィスや学校で使う場合はやはり500mlは欲しい所です。
4,飲料の温度で選びたい「素材」
軽量さを考えると素材にはプラスチックが良いと思いますが、保冷保温を考慮すればやはりステンレス製が良いです。常温で飲料を飲むことは、胃や腸に負担をかけずに水分の吸収もアップする効果がありますが、特に夏など体の温度を下げたい時には冷水が向いています。
通勤の間だけの短い時間で使う予定ならば、飲料が温まるのも少しですし、プラスチックでも十分ではないかと思います。
通勤中のバッグに入れる際に注意したい所
バッグに水筒を入れる上で特に気を付けたい点としては、キャップの締まりになると思います。大事な書類などが入ったバッグでは、水筒が内部で漏れてしまっては大変なことになりますよね。通勤ではそういったことも起こりかねません。少しの衝撃でキャップが開いてしまっていては、こういったことも起こりやすいので注意が必要になります。
なので、しっかりと閉まるものを選びたい所ですが、まずはロック式であること。ロックにより2重にキャップを閉めることができるため、バッグ内で少しの衝撃で漏れることもないでしょう。ただ、忙しい朝などではロックのし忘れもあり得ますので、自動でロックがかかるタイプなど自分のスタイルにマッチしたものを選びたいです。
また、蓋を回して開閉するスクリュー式ではロックはありません。近年では開閉しやすいように回転数が少ないものなどもリリースされていますが、しかしそれだけ開くまでの回転が少ないことを意味しますので、何かの衝撃で少し回り、キャップが開いてしまうといったことも起こりかねませんので、こういった所も注意したいです。
選び方は以上になりますが、ここからはスリムで握りやすい自分に合ったサイズ、通勤中だけなら350ml以下でその後も使うなら500ml、飲み口は飲みやすい中せんが付いたワンタッチ式、またはストローなど、これらのことを踏まえた水筒を選んでみました。
通勤に最適なおすすめ水筒10選
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ JNS-351
サーモスには多くの水筒がありますが、こちらのJNSシリーズは軽量スマートで持ち運びに優れたタイプです。閉めると自動でロックが掛かり、ワンアクションでロック解除、オープンが行える新機構を採用しているサーモスの人気真空断熱ケータイマグ。バッグの中に入れる場合はロックがあると安心ですし、さらに自動ロックはありがたい機能です。
横幅6cmとスリムな形状なのでバッグに収まりもよく、サーモスなので漏れなどの心配もありませんね。
容量:0.35 / 0.45 L
商品寸法: (長さx幅x高さ)6.5 x 6 x 23 cm
ピーコック魔法瓶工業 マグボトル ストロータイプ
国内では老舗魔法瓶メーカー「ピーコック」。こちらのマグボトルはストローの付いて持ち歩くことを考えられたワンタッチオープン、軽量の機能性の高い水筒になっています。
口径が4.4cmと広くスマートなタイプではありませんが、氷も入れられ洗いやすさがあり、メタリックシルバーの大き目のオープンボタンは押しやすく、動きの中で使うのに使いやすい仕様。デザインの特徴にもなっています。
容量:0.4 L
サイズ(約):幅6.6×奥行7.1×高さ19cm、口径/4.4cm
タイガー サハラ マグ「MMJ」
タイガーのサハラマグ「MMJ」。こちらは6.6cmとそこまで細いわけではないのですが、タイガー独自のスピニング加工による夢重力ボトルで0.19kgと軽量なボトルです。バッグに入れて持ち歩いても、軽量さで少しは負担を減らせるのではないかと思います。
ワンプッシュでワイドにオープンされてキャップを気にせずに飲むことができますが、ロックは自動ではなく片手で行います。
容量:480ml / 600ml
サイズ:幅6.6×奥行7.2×高さ21.8cm(480ml)
京セラ セラミック加工 ワンタッチ式
京セラのセラミック加工を施されたワンタッチ式ステンレスボトル。酸や熱に強く、スポーツドリンクもいれることができます。セラミック加工された内部は撥水性がとても高く、汚れなども付着しにくく清潔に使えると思います。
350mlと500mlの2種類があり、350mlはスリムではないのですが、ボディには段々の加工が施されており、持ちやすさもあります。とても良い評価の高い水筒でマグタイプは良く見かけますが、ワンタッチ式はあまり数がないようです。
容量:350ml/500ml
サイズ:6.8×7.7×17.9㎝(350ml)
関連:セラミック加工の水筒とは?京セラのマグボトルを使った感想など。
パール金属 カフェマグ
幅6㎝とスリムなボディが魅力なパール金属のカフェマグ。カフェマグシリーズはパール金属の人気シリーズで多くのタイプがありますが、こちらはワンタッチ式。フタを閉めるだけで自動ロック、ロックボタンを下げながら押すことで解除でオープンできる手軽さがあります。ダフルステンレスの仕様は保冷保温も期待できそうです。
幅6㎝とかなりスリムでバッグには入れやすいとは思いますが、パール金属はボトルメーカーではないので、耐久力や機能的にはなどは少し劣る部分もあるといった面もあるようです。ただ、価格が1000円とリーズナブルな点も魅力的です。
容量:350ml/500ml
サイズ:幅6×奥行7.5×高さ23cm(350ml)
象印 (ZOJIRUSHI) ワンタッチ ステンレスマグ シームレスボトル
象印の人気シームレスセンボトルのミニタイプ。せんとパッキンがひとつになり、つけ忘れや洗浄の面倒臭さを軽減してくれる水筒です。象印の水筒はこのシームレスタイプが多いのですが、ワンタッチはこちらのSM-WAになり、とても人気があります。
スマートさはないのですが、飲み物がスムーズに出てくるエアーベント搭載なので、飲みやすさは移動中に向いていると思われますし、その後の社内で使うことを考えても使いやすい水筒だと思います。
容量:360ml / 600ml
サイズ:6.5(W)×7(D)×17.5(H)cm
Atlas (アトラス) Airlist(エアリスト) 超軽量ワンタッチ ボトル ARW-350IV
アトラスのエアリストは国内最軽量を目指して作られた水筒で、350mlでは150gと現在最軽量となっています。空気を連想させるエアリストという名前もボトルの特徴を表している良い名前ですね。
ワンタッチオープンでロック機構がついてバッグの中でも安心して持ち運べ、これならば軽いので電車内でも片手操作で飲みやすそうです。中せんはなく、オープンの蓋と飲み口が一体となった構造で、パーツも少なく洗いやすくなっています。
容量:350ml
幅:6.6cm 奥行7.1cm
nalgene(ナルゲン) OTFボトル
人気のプラスチックボトルメーカーのナルゲン。もともと研究用として使われていたもので、高品質で定評があるボトルにワンプッシュのオープンシステムを搭載したバージョンの水筒になります。
こちらは380mlになりバッグに入れるには少し太めかもしれませんが、650mlの製品もありそちらはスマートになっています。
プラスチックボトルなので軽量さがありますし、ワンプッシュ型口に含める細口のOFTキャップで動きの中でも飲みやすいボトルになっています。OTFキャップは別売りにもなっていますので、ナルゲンボトルに装着することもできます。
容量:380ml/650ml
サーモスの真空断熱ケータイマグ「JOG」
サーモスのJOGシリーズの水筒は軽量・コンパクトが特徴のシリーズです。500mlサイズでも210gと超軽量なので持ち運びもしやすいと思います。
ワンタッチではないので片手では開けることはできませんが、160度の少ない回転数であけることができ、それでいてしっかりと閉まるのでバッグに入れて持ち運ぶのも問題ありません。また、樹脂製の飲み口栓がついており、飲みやすさもありますので、マグタイプの水筒を探している場合は良いかもしれません。
容量:250ml / 350ml / 500ml
和平フレイズ 水筒 マグボトル オミット RH-1510
清潔さにこだわった和平フレイズのオミットシリーズのマグボトル「RH-1510」。雑菌が沸きやすい飲み口に抗菌剤をプラスを導入し、飲み口を外せる洗いやすさ構造で、清潔に保ちやすくなっています。
オミットにはさまざまなタイプのボトルがありますが、こちらはワンタッチの飲み口栓が付いたタイプ。ストロー式もラインナップされているようですが、RH-1510はスリムで持ち運びにも向いています。amazonでは1280円で購入できることからも現在人気となっているようです。
容量:200ml / 300ml
以上です。いかがでしたでしょうか。快適ではない通勤の間でも、健康のためにしっかりと水分を補給し、体調を整えて目的地まで向かいたいですね。参考にして頂けたらと思います。