飲みやすい水筒はどれか?子供向け、広口狭口など

             
  • 2023.06.14 / 更新:2024.02.13
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飲みやすい水筒はどれか?子供向け、広口狭口など

飲みやすいタイプの水筒にはコップやストロータイプもありますが、それぞれはどういった飲み口かはすでに知っていますし、そこまで種類があるわけでもありません。その中で直のみのマグタイプはいろいろな飲み口があり、飲みやすいものや飲みにくいものなど個人差はありますが種類も多いです。
それに人気も高く水筒の多くはボトルに直接口を付けて飲む直のみタイプなので、ここでは直のみのマグタイプに絞り、飲みやすい水筒を見ていきたいと思います。

飲みやすい飲み口の水筒は?

シーンにより分かれると思いますが、ゆったりと飲める場合は口径が広い水筒、動きながら飲む場合は、口の中にすっぽりと入れることができる小さい飲み口の水筒が、飲みやすいになると思います。
他にも条件はありますが、この2つが特に重要になると思いますが、特に飲み物を溢してしまう小さなお子様は、飲み口を口の中にいれて飲むタイプのものが飲みやすいと思います。
自分が使って飲みやすかったおすすめなのがこちらの2つです。

ゆったりとくつろぎながらなら「サーモスの真空断熱ケータイタンブラー」

サーモスのケータイタンブラーはタンブラーのように飲みやすく、それでいて水筒のように持ち歩けるボトルとして開発された水筒です。飲み口は広く飲み物の香りを楽しめ、カールして太い飲み口は口当たりがとてもなめらか。どこでもよりおいしく飲み物を楽しむことができる水筒です。オフィスや休憩中などに、飲み物をおいしく飲むのに最適な作りです。
また、サーモスなので保冷保温力も高く、上部が太い形状なので落としにくく持ちやすい、スクリューキャップにはトライタン樹脂を採用するなど品質がとても高く、実際に使ってみていますが飲みやすく、長く愛用できる水筒だと思います。

ゆったりと広く、厚い飲み口が特徴です。

関連:サーモスのケータイタンブラー(JOE-361)を使って見た感想。「JOE-301」と「JOE-360」の違いなど

動きながらなら「シービージャパンのオーシャンビバレッジボトル SANTECO」

こちらはマウンテンボトルとして、ハイキングなどで使いやすいボトルとして開発された水筒です。なので当然動きながらでも飲みやすいように、飲み口を口に入れて飲めるように設計されています。特に良いポイントが飲み口がユニットになっている所。飲み口が狭いと洗いにくくなりますが、ユニットを外せば太いので、手を入れて内部をきれいに洗うことができます
プラスチック製ですが、トライタン樹脂を使った質のよいボトルなので、耐久性も高いですし購入してから時間も経ちますがガラスのようにきれいです。
ただバリエーションが、サイズの大きい710ml/946mlの二つのみで、小さなサイズがないのが残念な所かもしれません。

ペットボトルよりは少し大きいですが、細く小さな飲み口で加えて飲むことができます。

関連:SANTECO(サンテコ)・オーシャンビバレッジ水筒を使ってみた感想。洗い方など

特におすすめの飲みやすい水筒2つを見てみましたが、ここからは他にもある飲みやすい水筒の特長などを詳しく見ていきたいと思います。

飲みやすい水筒の特長や選び方

飲みやすい水筒の特長をいくつか見ていきますが、それにともなうデメリットなども見ていき、自分に合うものを選ぶのに参考になるようにしたいと思います。

1,飲み口栓がある

飲み口栓、または飲み口ユニットは、蓋とボトルの間にある飲むやすくするためにボトルの口にかぶせて使うもう一つのユニットです。唇にフィットしやすいように外に広がるようになっていたり、氷止めがついていたり、口の中にすっぽりと含めることができるほど小さくなっていたりと、飲みやすくなるように工夫がされています
パーツが一つ増えるので洗い物など管理が面倒なことが増えてしまいますが、飲みやすさを求めるならまずは飲み口ユニットがあるかを確認するのが良いと思います。

2,飲み口が広い

水筒の飲み口には広いものや狭いもの様々な大きさのものがあります。個人差もあるとは思いますが、どちらかといえば広い口の方が飲みやすいです。広いならばグイっと持ち上げて傾けた際に、鼻が広い口の中に入り、飲み口にあたらない場合が多く、狭いものなら上を向いて飲む必要がある所を上を向かずに飲めるメリットがあります。
ただ口径が広くなればボディも太くなるので、スリムさがなくなりカバンなどに入れて持ち歩くには向かないボトルになります。

3,飲み口が狭い

狭いといっても中途半歩に狭いものではなく、口の中にすっぽりと納まる飲み口は飲みやすいです。動いていても溢しにくいですし、スポーツやアウトドアシーンにマッチしています。また、飲み物を溢しやすい小さいお子様にも向けでもありますね。
こういったタイプはユニットで別になっているものの方が良く、ボトルに直接で、あまりにも小さい飲み口になると棒付きスポンジでも内部を洗えなくなるので、清潔に保ちたい場合は気を付ける必要があります。

4,サイズや軽量ボトル

マグタイプ水筒の場合はボトルを持って持ち上げて飲みますので、何度も繰り替えし持ち上げていると、腕の力がない人は特に、重ければボトルの重さを感じるようになります。軽量感があり、違和感なく持ち上げられる方が飲みやすいですね。サイズが大きい水筒よりも小さい方が軽い傾向なので、自分にあったサイズに気を付けてみるのも良いと思います。

5,飲み口が厚い

飲み口の厚さも薄いものと厚いものがあります。ビールジョッキなどでも分かる方もいると思いますが、厚ければグビグビと飲むことができ、飲み心地と飲みやすさがあります。薄けらばこぼれやすいので、あまりグビグビと一気に飲むことができません。
個人差がありますが、どちらかというと厚いものの方が飲みやすい傾向があると思います。特にリラックスした場面では、口当たりの良いなめらかでゆったりとした飲み口で飲む飲料の方がよりおいしく感じることができると思います。

6,ワンタッチ

飲み口とは少し違うかもしれませんが、ワンタッチ式はボタンを押して片手で蓋を開けて飲むことができるタイプの水筒です。片手でさっと開けて素早く飲めるので、さまざまな場面で対応できる便利さが特徴的です。特になかなか手が離せない場面などでは、片手操作はいきるのではないでしょうか。ただ大抵は構造が複雑になっていて、洗いにくさを感じることが多いと思います。

飲みやすい水筒の特長は以上になりますが、ここからは上記の飲みやすい水筒の特徴を踏まえ、実際におすすめの水筒を紹介していきたいと思います。

その他の飲みやすい水筒7選

象印マホービン(ZOJIRUSHI)のマグボトル「SM-TA36-BA」

「暮らしに寄り添うマイボトル」の象印マグボトル「SM-TA」型。高い保温力に軽量・コンパクト、ワンタッチ・お手入れも簡単と多くの利点のある人気水筒です。飲み口栓が付いており、特にこちらのせんが優れていて、蓋のひんじの位置を後ろに下げて傾けても鼻に当たらないように工夫されているので、通常の飲み口栓よりも飲みやすいつくりになっているのがポイント。また、飲み口せんに空気の通り道を作ったエアーベント構造で、飲み物も出もスムーズとなっています。

サイズ:6.5×7×18.5㎝(360ml)
容量:360 / 480 / 600ml

KINTO (キントー) のトラベルタンブラー

とてもおしゃれなデザインをしたキントーのトラベルタンブラー。質感にもこだわり表面はパウダーコーディングが施されています。柔軟なライフスタイルを送る人に向けたアイテムで、高品質なステンレスと電解研磨を施した内部は、コーヒー・ティー・ミネラルウォーターなどのさまざまな飲み物をタンブラーのように楽しむことができます。
マグやタンブラーのように自然な飲み心地めざし、飲みやすさを追求されている水筒です。

サイズ:φ70 x H170 mm(350ml)
容量:350ml / 500ml

スケーターのSDC4

スケーターのSDC4は子供向けとしてとても人気のある水筒で、子供が使いやすいような特徴のあるボトルになっています。軽量で肩掛けが付き、開けやすいようにワンタッチオープンで自動ロック、飲み口は溢しにくいように口内に入る細い作りとなっています。ポケモンやマリオなどのキャラクターが描かれたものなど、バリエーションも豊富です。

サイズ:直径6.8×高さ23cm
容量:470 ml

サーモスの真空断熱ケータイマグ JNO

こちらは樹脂性の飲み口栓が飲みやすいサーモスのJNOシリーズの水筒。コンパクトで軽量で持ち運びやすいように作られているので、スリムで飲み口は広くはないですが、飲み口栓が外側に広がるようにデザインされているので飲みやすく、スリムな点はあまり気になりません。
他の軽量な水筒と比べてもより軽いですし、少ない回転数で開けることができる蓋などサーモスらしい質の高い水筒になっています。

サイズ:6.5×6.5×15.5cm(250ml)
容量:250 / 350 / 500ml

関連:サーモスの250ml水筒JNO-250を使ってみた感想

RIVERS(リバーズ)のループエア

哺乳瓶のような独特形状をしたリバーズのループエア。蓋と栓はループで繋がっており、それを取っ手として使うこともできるようで、ドリンクを軽やかに持ち運ぶように設計されているとのことです。
こちらは飲み口が小さい細目のタイプで、ペットボトル感覚で飲むことができますので、ウォーキングやアウトドアなどに適しています。
蓋と一体となった栓をとれば、広口のボディは洗いやすさもあると思います。

サイズ:W70mm×D70mm×H210mm(500ml)
容量:500ml / 800ml

ピーコックのマグボトル「AKS-R40-WY」

香り・おいしさ・温度を長時間キープし、持ち運びやすいピーコックのマグボトル。香りが引き立ち、さらに洗いやすい広い口径と、段差のないなめらかな飲み口は、マグカップやタンブラーのように飲みやすい水筒となっています。
ハンドルが付いているので持ち運びやすさがあり、また、ボトル底には樹脂カバーが施されているので、滑らず強く置いても音が出にくく、オフィスなどで使うのにも向いていると思われます。

サイズ:幅8.3×奥行8.3×高さ20.3cm(400ml)
容量:300ml / 400ml

キャプテンスタッグのスポーツ2wayボトル

キャプテンスタッグのスポーツ2wayボトルは、取っ手付きと飲み口付きの二つの蓋どちらかを選ぶことができます。スライドして開閉する飲み口付きの蓋に関しては飲みやすいとまではいきませんが、もう一方の取っ手付きの蓋の場合、ボディが太く口径が広いので、広い口径でゆったりと飲むことができます。厚みもありますし、飲み心地も悪くありません。
ボトル内部をスポンジできれいに洗える水筒を探している方に、お手頃なボトルだと思います。

サイズ:-
容量:350 / 500ml

タイガーのサハラマグ「MCX-A602KE」

サハラのタイガーマグMCXは、独自のスピニング加工を施した超軽量の「無重力ボトル」で持ちやすく、片手でふたが開けられるスライドプッシュオープンタイプの手軽さがあります。さらに樹脂製の飲み口も付属していますので、かなり飲みやすい作りの水筒です。
ボトル底にも樹脂製クッションをしき、置いたときに大きな音が鳴らないように工夫されていますので、オフィスなどで使いやすくなっているのも良いですね。

サイズ:6.6 × 6.6 × 18.0cm(350ml)
容量:350 / 500ml

飲みにくい水筒の特徴

逆に飲みにくい水筒は、飲みやすい水筒の逆の特徴を持つものになりますが、特に気を付けたい点は3つになります。

  • 中途半端に飲み口が狭く、厚みがない
  • 無駄に重く、自分の手に合わないほど太い
  • ボディ表面がツルツルで滑りやすい

やはり狭い飲み口は、カーブが浅く唇への辺りが気になりますし、厚みがないと上唇に食い込む感覚が強いのでなめらかさがありません。また、ボトルが重いと何度も持ち上げるのがめんどくさいと感じられるようになり、さらに持った感じに違和感があったり、滑りやすいと握力が必要になってしまうので、持ち上げることに関して苦になり、飲みにくさを感じることがあります。
飲みやすさを求めるならば、上記3つの特徴がある水筒は避けてみても良いのかもしれません。

まとめ

以上になりますが、いかがでしたでしょうか。
結論としては一般的に飲み口が厚く広い水筒が飲みやすく、アウトドアやウォーキングなどの動きながら飲む場合は、口の中にすっぽりと入る飲み口が飲みやすい水筒になると思います。
ここにあげた水筒以外にも、もちろん多くの飲みやすい水筒があると思いますが、飲みやすいだけではなく、それ以外にも洗いやすさ、保冷保温力など、自分が使う環境にマッチした特徴を持つ水筒を選ぶと愛着のある長く使えるようなアイテムになると思います。
ご参考にしていただけたらと思います。

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