ハリオの水筒の特徴や口コミ。フィルターインボトルやマグボトルなど

             
  • 2022.11.28 / 更新:2024.08.17
  • 水筒
ハリオの水筒の特徴や口コミ。フィルターインボトルやマグボトルなど

日本国内に唯一の耐熱ガラス工場をもつメーカーの「Hario(ハリオ)」。急熱急冷に強い特徴を持つハリオのガラスは質の高く、優れたドリッパーを始め人気のアイテムを多くラインナップされています。特にコーヒーや紅茶などに関するアイテムが多く、リリースされている水筒もコーヒーを入れることができる仕様となっていますが、どういった水筒があるのかを気になる方も多いのではないでしょうか。ここではハリオがリリースする水筒を口コミを中心に詳しく見ていきたいと思います。

ハリオの水筒について

ハリオは日本で唯一耐熱ガラスの工場を持ち、その強化された質の良いガラスを使った器具が特徴で、コーヒー関連のドリッパーやミル、ケトルの他、ティー関連、グラス、理化学用品など多岐に渡ります。その中で、水筒は持ち運ぶ必要がある容器ですので、ハリオの特徴であるガラスを生かすことができないので数も少なくないです。
ただ、ハリオにはガラスだけではなく、さまざまな素材を使った製品もあり、ボトルに関してはステンレスやプラスチックを使ったものが作られており、特に水筒として持ち歩ける構造で作られているのが、「ステンレスマグボトル」、「ステンレススティックボトル」、「フィルターインボトル」の3つになります。ハリオだけにどの水筒も人気であり、水筒メーカーではないですが、質も良く、口コミでも評判が高いです。

ハリオの水筒はここがすごい

デスク上のハリオのステンレスボトル

ハリオの水筒にはいくつかの特徴が多くありますが、ここではその中で3つの大きな良い特徴を見ていきたいと思います。

素材が良い

ハリオと言えば耐熱ガラスのメーカーとして知られ、水筒に関しても質の良いガラス製のものがリリースされていますが、それだけではなくプラスチック・ステンレス製のボトルがあります。
プラスチック製は耐熱性・耐久性などに優れたトライタンを使い、ステンレスにしても真空2重構造の保温保冷力に優れた作りのものを製造されていますので、どの素材の水筒でも素材の質にこだわったハリオらしく質の良いボトルがリリースされています。どの素材の水筒を選んでも安心ですね。

水筒以外も持ち歩きが可能

バッグに入れてハリオのステンレスマグボトルを持ち歩く

ハリオのリリースするボトルの中でも持ち運びに適したタイプはステンレスボトルの2つと、フイルターインボトルポータブルの3つになります。
なので、持ち歩く際にはこちらの3つのボトルから選ぶことになりますが、持ち歩きを想定されていない家庭用で使う大きなボトルであっても品質が良く、横にすることができるものも多く、持ち歩くこともできるようになっています。

ドリッパーv60との相性が良い

ステンレスボトルの上にドリッパーを置いてお湯を注ぐ

世界中から認められている「ドリッパーv60」はハリオを代表するアイテムで、日本でも使用している方も多いのではないかと思います。
v60に限りませんがハリオにはこのドリッパーを置くことを想定して作られたボトルもあり、そのままドリッパーからボトルに注ぐことができ、コーヒーを作って水筒に入れている方には大変便利です。ハリオのドリッパーを使っている方は同社のステンレスボトルを選ぶと、特に相性が良いと思われます。

おしゃれなデザイン

ハリオの製品全体に言えますが、シンプルでスタイリッシュなものが多く、ブランドとしてのイメージもスマートなので、ハリオのロゴがプリントされたアイテムはおしゃれに見えることが多いですが、水筒に関しても、ミニマルなデザインで無駄がなく、どんな場所にも馴染みやすいといった特徴を持ちます。

また、逆にデメリットとしてはあまり持ち運びできる水筒としてリリースされているものが少ないといった点がありますが、ここからは実際にリリースされている水筒を見ていきたいと思います。水筒はステンレスとフィルターインボトルの2種類あり、まずはステンレスから見ていきます。

1,保冷保温効力が高くシンプルなステンレスボトル

140mlと350mlの2種類のハリオステンレスボトル

ハリオのステンレスボトルは、コーヒーやお茶を日常的に楽しむために作られた保冷保温力に優れた魔法瓶タイプ。スリムで持ち運びしやすく、直ぐに飲める使いやすさのある水筒です。

ガラス製品で有名なハリオですが、ステンレスサーバーやステンレスドリッパーもリリースされており、ガラス同様ステンレスも問題なく質が良いようです。ステンレスボトルのサイズは350mlと140mlの2つあり、どちらも大容量ではありませんが、長時間温度をキープでしたい場合はガラスではなくこちらを選ぶ方が良いですね。

マグボトル SSB-350

ステンレスマグボトルSSB-350

ガラスメーカーのハリオからリリースされたステンレス製のマグボトル「SSB-350」。ステンレスの真空2重構造を持つ、保冷保温力に優れた魔法瓶構造の製品となり、350mlと140mlのバリエーションがラインナップ、こちらは350mlのバージョンとなります。
350mlはドリッパーを直接乗せられる構造をしているのが特徴で、出来たてをそのままボトルにいれることができます。ステンレスなので暖かいコーヒーをそのまま携帯できるので便利で、無駄のないシンプルなデザインもハリオらしくスタイリッシュです。

スペック

  • 容量:350 ml
  • サイズ:6.6×6.6×16.5cm
  • 重量:230g

口コミ

漢方薬を溶かした水をちびちび飲むのに便利です
漏れないし、とても細くて小さい
HARIO製、さすがです
9ヶ月使っていますがなんともないです
引用:丈夫

朝いれた氷が夕方になっても解けません。保冷効果いいです。
デザインも表面がザラザラした質感でオシャレ。シックな色味なので、職場のデスクにあってもカッコいいです。
引用:ずーと冷たい

まず、1番のお気に入りは表面がザラザラしていて落としづらい加工になっている事
他に持っている水筒は、すべて表面がツルツルしていて水滴があると手が滑ってしまい
落としてしまうことがありますが、この製品にはそれがありません。
職場で使うものなのでデスクで使っても心配がいりません
引用:仕事に持っていくのに丁度良いサイズ

口コミの量も多く、デザインが良いといったことや質も良い、表面のザラザラした手触りが良くすべりにくいといった肯定的なコメントが多かったです。保冷保温効力を疑問視する口コミもありましたが、朝コーヒー入れてランチの時はまだ暖かくコーヒーの味もさほど変わりませんといったことも言われており、140mlに比べて批判的なレビューはほぼありませんでした。
また、ザラザラした表面がバッグに入れて入れているものを傷つけるといった口コミがありましたが、ぎゅうぎゅうに詰めた場合はそういったこともあるかもしれませんが、あまり気にすることはないかと思います。

スティックボトル 小型ステンレスボトル SSB-140-GR

ステンレスマグボトルスティックタイプSSB-350

こちらはハリオステンレス製ボトルの140mlバージョン。ポケットに入れて持ち運べる小さなスティックタイプのボトルで、コーヒー1杯分を携帯したい時などにちょうど良いサイズです。ポケットに入れて置けるので、バッグから出す必要がなく必要な時に直ぐに飲めるのが魅力的なサイズ。
こちらがベースとなったエヴァンゲリオンなどのバリエーションも豊富な人気ボトルで、350mlも同じですがスッキリとしたデザインがおしゃれ、表面はザラつきを付けて持ちやすくなっているのも嬉しい点です。

関連:ハリオのスティックボトル140エヴァンゲリオン柄を使ってみた感想

スペック

  • 容量:140ml
  • サイズ:4.6×4.6×15.6cm
  • 重量:120g

口コミ

外出時の粉ミルク用に購入しました。
半日経っても適度な湯温キープできたので購入して良かったです!!
引用:買って良かった

とても軽量でちょい飲みにもってこいの商品です。容量は少ないですが、小型バッグやポーチにも入る手頃サイズで、外出時に重宝しています。また、外筒部の仕上げが手になじみ持ちやすく滑りません。お薦めです。
引用:使いやすい使いやすい

デザインがとてもよく、特にグレーのカラーバランスがGood。
コンパクトで小さなカバンにもピッタリ。
肌触り抜群!だけど塗装の剥がれが心配なので、保護保温用の袋を購入しようと思う。
引用:コンパクトで恰好よい

確かに、冷めるのはかなり早いです。
でも少しだけ飲みたい、少しだけ持ち歩きたい、その希望を叶えてくれる
私にとってちょうどいいサイズです。
引用:すごく気に入っています

氷を入れて、会社まで30分の所ですが、ボトルの外側が汗をかいていました。タオルを巻いて使用しています。スタイルはいいのに。
引用:汗をかくボトル

保冷保温効力が高いといった口コミもありましたが、いくつかは弱いといった批判的なものもありました。自分は140mlがベースとなったエヴァンゲリオンタイプを使っったことがあり、確かに少し保冷効力も低いかもと思いましたが、魔法瓶メーカーではないハリオなので仕方ない部分かもしれません。ただ、全然すぐ冷めるといったことはなく、ずっと冷え続けるといった満足しているコメントもありました。

2,手軽に水出しの飲料が楽しめるフィルターインボトル

注ぎ口部分にフィルターがつき、水出しのコーヒーやお茶を楽しめるボトルです。基本的には冷蔵庫に入れて使うタイプですが、ポータブルもありますし、持ち運ぶことは可能。出来たてのお茶やコーヒーを楽し見たい方に向いているボトルです。

フィルターインボトル ポータブル FIBP-40-SPR

フィルターインボトルポータブル「FIBP-40-SPR」

フィルターがついて水出しでお茶やフルーツティーを作れる人気のフィルターインボトル。こちらはそのポータブルバージョン。ガラスではなく、落下させても割れることがないプラスチック製となり軽量化。また、容量も160ml・400mlと持ち運びしやすいサイズに変更されています。

持ち運びには向いていない通常のフィルターインボトルを補った、ポータブル形状の水筒になっていおり、素材にも拘ったトライタン仕様。BPAフリーのプラスチックで安全性があり、耐熱性があるので食洗機にもかけられるメリットもあります。
参考:トライタンボトルとは?メリットやデメリット、おすすめ商品を紹介

スペック

  • 容量:400ml
  • サイズ:W7.4×D7.4×H24
  • 重量:230g

口コミ

緑のシリコンラバー製のボトル口が分解出来るので洗いやすいです。本体がガラス製なので扱いに気を使いますね。慣れると使いやすいので好きなお茶っ葉で毎日使ってます。
引用:思ったより使いやすい

アウトレットで茶葉の紅茶を大量購入したので、会社でも飲もうかなと。手軽に持ち運べそうなので、これを購入してみたところ結構便利!熱湯もいけました。
片付けで茶葉を捨てる時が底に溜まってそこだけ大変かなと思います。
引用:茶番を会社でも

就寝前に茶葉と水を投入し冷蔵庫で一晩かけて水出しをしたら、朝に氷をプラスして持ち出しています。他のレビューを見るとフタが締まらないと書いている人もありますが、うちのはきちんと締まって漏れなく使用できています。
出社したら中身を300mlほど保冷機能付きのマグカップに移し替えてしまい、ボトルに水を補充して午後の分を冷蔵庫で水出ししています。
引用:水出し用として

ティーバッグじゃなくても簡単に出せていい!
大きめのお茶パックをもらって、フィルターに入れるの面倒だなと思っていた時に発見!
水出しもできていい!ただお湯OKと書いてあり、温度が高いお湯もいれてないのにひび割れが…なぜかな?
引用:お湯OKなんですよね?

人気のボトルなのでとても口コミも多く、持ち出して使う用の400mlポータブルタイプも人気があるようです。使いやすいといったコメントが多く、批判的なレビューはほとんどないですが、熱湯を入れたらひび割れたといったものが気になりました。
トライタン製のプラスチックなので一般的なプラスチックよりは熱に高いものの、さすがにステンレス製ほどの耐熱性はないとは思われますが、熱でひび割れるといったことはあまり聞いたことはないです。

フィルターインコーヒーボトル FIC-70-B

フィルターインコーヒーボトル「FIC-70-B」

こちらはフィルターインボトルのコーヒータイプ。口当たりのなめらかな水出しのコーヒーを作ることができます。注ぎやすいシリコン製の注ぎ口や、耐熱性に優れたガラスで食洗機にかけることが出来るのが特徴です。
持ち歩きに適したボトルではないですが、横置きでも漏れない仕様で、職場やキャンプで持って行き、現地で美味しく水出しのコーヒーを飲むのも良いのではないでしょうか。

スペック

  • 容量:650ml
  • サイズ:W87×D84×H300(mm)
  • 重量:350 g

コメント

  • よくある蓋をぎゅって締めるタイプじゃなくて蓋をぽんっとはめるだけなので力入らず。なのに横置きでも水が垂れない優秀さ
  • 冷蔵庫で横にしても漏れないし、お手軽に水出しコーヒー作れてAmazonで2千円もしないのでとてもオススメ。
  • お茶用にも同じシリーズ使ってるけど、シリコンだから横にして置けるし便利なのよね
  • 使いやすさとか冷蔵庫で場所をとらない事を考慮すると結局ハリオのフィルターインコーヒーボトルが最強なのではと考えはじめてる
  • 見た目がおしゃれなのに加えて、フィルターの目が細かく苦味や雑味が出にくい点もgood
  • スッキリした仕上がりで飲み口も軽いし、苦みも抑えられてていいわぁ

カークボトル KAB-120-W

カークボトル「KAB-120-W」

こちらもフィルターインボトルに近い製品で、丸みをなくし角型にしたボトルです。転がることがなく、より安定感が増したタイプ。横置きも可能となっています。ティー用とコーヒー用と、作る飲料によりストレーナーが分かれていて、どちらかを選んで購入します。
1.4リットルと大容量ですが、素材にはトライタンを使い、耐久性をいかして持ち歩きもできます。ガラスのような美しい見た目もおしゃれで、テーブルウェアとしてインテリアのアクセントにもなり、フレーバーウォーターなど作るとより場の雰囲気も良くなりそうです。

スペック

  • 容量:1.2L
  • サイズ:9.6×9.6×33.5cm
  • 重量:-

コメント

  • 冷蔵庫に横向きで入れられるのが良い
  • 熱湯消毒もOKだし、角形だから冷蔵庫の棚に横置きできるのも嬉しいポイント。ストレーナーもついてるので茶葉や果物を入れても◎
  • 哺乳瓶でも使われるPCT樹脂製。軽くて割れにくく、熱湯消毒もOK。なんと食洗器可
  • ハリオのカークボトル最初はネジ硬いけど使ってくと丁度よくなる
  • 四角いから冷蔵庫に横置きしやすい……のだが、注ぎ口が円筒なせいで、自然に形状を繋げるのがめんどい。
  • ガラスじゃないから落として壊してしまっても飛び散らない。そして!可愛い!
  • 大容量のボトルがかなり重宝します
  • カークボトルは、耐熱性ではないので、お気をつけくださいね

ハリオとは?

1914年に創業し、現在は東京都中央区日本橋富沢町に本社を構えるハリオ。日本で唯一耐熱ガラス工場を保有しているメーカーで、急激な温度変化を加えても割れにくいように強化した耐熱ガラスを使った
多くのアイテムをリリースされているメーカーです。
1948年に、耐熱ガラスの特性と理化学品で培ったガラス加工の技術を生かし製造されたコーヒーサイフォンを始め、世界的に定番となっているドリッパーv60など、コーヒーに関するアイテムや容器も多く、多くのコーヒー好きの方からも支持されています。
現在ではガラスに限らず、さまざまな素材を用いた家庭用品・キッチンウェアなどの分野にも進出されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。コーヒーやお茶関連のガラス製品が多いハリオですが、ステンレス・プラスチック製水筒は製品数が少ない中にも高品質なものがあるのが分かりますね。
中でも特にフィルターインボトルのポータブルはガラスではありませんが、ハリオらしさのある水筒ではないでしょうか。ハリオ製品のファンの方だけではなく、多くの人に満足いく水筒だと思います。
以上です。参考にしていただけたらと思います。

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