銅水筒の効果や中毒による危険性

             
  • 2022.07.26 / 更新:2024.01.20
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銅水筒の効果や中毒による危険性

ステンレスやプラスチックで作られた水筒は数も多く一般的ですが、素材には銅を使った製品もあります。数は多くはないので馴染みは薄いかもしれませんね。ただ体に良い効果もあるとされ、銅製のものを求める人います。
銅は人体に必要な栄養素でもありますが、大量に摂取することで人体に悪い影響があるということも言われます。なので、すべてを銅で作られている純銅水筒では、中毒が気になる所があるのではないでしょうか?
ここでは銅水筒の危険性や効果、製品などを紹介していきたいと思いますが、まずは銅や金属の水筒の危険性を見ていきたいと思います。

金属水筒の危険性

ステンレス水筒

アルミニウムや銅、鉄などで出来た水筒は、微量の金属が飲料に溶け出すことがあり、以前は危険性も取り上げられていました。

金属成分が食品や飲み物中に過剰に溶け出し、思わぬ事故につながることがあります。特に、銅は多量に摂取すると中毒を起こす可能性があります。

引用元:東京都福祉保健局

厚生労働省も注意するように、使い方により確かに大量に溶け出した金属を摂取することで人体に悪影響を引き起こす可能性があるのは事実のようで、また、その中でも特に銅は中毒を引き起こす危険性があるようです。

ではその銅で作られた水筒は体に悪いということになるのでしょうか?

銅水筒は体に悪い?中毒とは

銅水筒
出典:inyoumarket.com

銅を大量に摂取すると、腹痛や嘔吐を引き起こします。肝臓で処理できないレベルの量を取り続けていると体内に行きわたり脳まで行き、めまいや痙攣を引き起こし、肝臓に貯まってしまうと肝硬変を発症し死に至ることまであるようです。
参考:仰天ニュース

このように大変危険も伴うように見える銅水筒ですが、体に悪い影響が出るほど摂取することは最近の水筒では内部がコーティングされており、そういった事例もないとも言われています。
ただもちろん内部でコーティングされていない製品や、純銅の容器もありますので、やはり使うのは怖く感じてしまいます。

しかし、使い方により、銅だけではなく金属の容器も含めて飲料内に金属を溶け出させずに使うことができますので、大量に摂取しないようにするための対策も見ていきたいと思います。

銅や金属製水筒での対策

金属製の水筒で内部を溶かさない対策を2つ紹介していきます。

1,酸性の飲み物をいれない

ポカリスエット

酸性には鉄などの金属を溶かす性質があります。飲料でも酸性の性質があるものがあり、炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸が含まれる炭酸飲料、乳酸菌飲料、果汁入り、スポーツドリンクなどが酸性にあたります。これらの飲料は銅製はもちろん、ステンレスなどの金属製水筒に入れることで、内部の金属を溶かしますので酸性の飲料は入れないようにしなければなりません。
もちろんこれらの酸性飲料をいれることができる水筒も近年ではリリースされていますが、一般的な水筒では酸性のものは入れないようにする必要があります。

2,内部に傷をつけない

内部に傷や錆のあるものは使わないようにしましょう。内部が特殊コーティングされて、酸性の飲み物も問題ない水筒であっても、傷や錆によりコーディングの外側の触れてはいけない部分が露出されてしまう可能性があり、それが原因となり酸性の飲み物で金属が溶け出す恐れがあります。

以上のことを気を付けることで、金属を飲料内部に溶け出させないことができ安全に使うことができます。大量に摂取せずに使えれば、銅の良い効果も得ることができます。

銅の良い効果

銅は中毒を引き起こすほど大量に摂取しなければ体に必要な成分として取り入れられます。

銅とは、タコやカキ、レバーなどに多く含まれるミネラルで、赤血球の形成を助け、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素

引用元:銅 | 成分情報 | わかさの秘密

銅は体内の肝臓、血液、骨、骨格筋、腎臓、脾臓、毛髪などに含まれており、不足することでメラニン色素が薄くなり、貧血などを起してしまうようになります。鉄分をとっていても銅が不足していれば貧血を防ぐことができないように、体内酵素の働きを助ける栄養素として必要であることが分かりますね。
また、効果としてインドでは水を浄化する作用があるとされています。

銅繊維が水に触れると、ごくわずかな銅イオンが発生し、水の中のバクテリアを数時間で殺菌し、残留塩素を除去するという効能があります

引用:アーユルヴェーダ式「銅の水療法」 – VYOM wellness

日本でも銅線が塩素を取り除く例などが報告されているので、銅が水をきれいにする作用は今後も研究されていくと思われます。

ここまで銅容器の危険性や銅の効果などを見てきましたがまとめると

  1. 酸性の飲料でなければ銅水筒を使うことで中毒になることはなく、もし微量の銅が含まれてもむしろ必要な栄養素が摂取できる。
  2. 浄化させる効果を期待でき、毒素のないきれいな飲料を飲むことができる。

以上になります。

銅が使われた水筒

銅製の水筒はステンレスと比べると多くはリリースされていません。銅で作られた他、外側だけ銅でコーティングされたものや、保冷対策として内部の内瓶と外瓶の間に使われていたりしています。

スターバックス ストラップサニーボトルカッパー

スターバックスストラップサニーボトルカッパー

スターバックスの店舗限定で販売されていたサニーボトルパッカー。サニーボトルとはスタバが2014年に発売を開始したプラスチック製ウォーターボトルのシリーズで、いくつかある中のこちらは銅を使って作られた特徴的な水筒。懐かしさや可愛らしさのある形状がおしゃれな製品です。

Prisha India クラフト銅ボトル ハンマーデザイン

PrishaIndiaCraftの銅ボトル

ハンマーデザインが施された純銅製の水筒。Prisha Indiaは銅製の生活雑貨をリリースされているインドのメーカーで、こういった全てが銅で製造されたボトルはインド製が多いです。浄化効果も高そうですね。

タイガー 真空断熱炭酸ボトル 0.5L カッパー

タイガーの真空断熱炭酸ボトル

炭酸を持ち運べるタイガーの真空断熱炭酸ボトル。ボトルの内圧を抑え、独自のキャップシステムにより炭酸ガスを先に抜くことで飛び出しを防ぐことができます。ボディの外観が銅製デザインですが、実際に銅は使われていません。銅はエキゾチックなイメージもあり、デザインとして使われる場合もあるようです。

REVOMAX 水筒

REVOMAXの3つの水筒

INTELの元エンジニアにより2015年に創業したREVOMAX。二重密閉構造、3つのボタン、取っ手付きの独自のキャップシステムを構築し、革新的なキャップの水筒になっています。銅は二重断熱構造の内ビンと外ビンの間に使われ、より保温保冷性を高めるために使われています。

FLSK(フラスク) 水筒

フラスクの水筒多数

フラスクの水筒もボトル内側の外装(ステンレスの壁)に銅のコーティングを施し、世界最高クラスの保温保冷力をほこります。パウダーコーディングのボディは滑りにくく、カラーバリエーションも豊富。スタンダードながら技術力とデザインがひかります。

以上です。いかがでしたでしょうか。危険もある銅製水筒ですが、酸性の飲み物はいれない、内部を傷つけないなどのルールを守ることで浄化されるかもしれないきれいな飲料を飲むことができます。参考にしていただければと思います。

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