サーモスは多くの人気の水筒シリーズを持ち、様々な容量のボトルをリリースされていますが、あまり一般的ではない250mlもいくつかの製品があります。250mlの量は水筒に入れて持ち歩くには少し少ないように感じますが、スリム軽量な特徴を生かしてウォーキングに持ち歩くなど、寝室のベッドの横に置くなど使い道も多いと思います。
ここではサーモスがリリースする250ml水筒の中で人気のあるJNO-250を詳しくレビューして見ていき、その他のサーモス250ml水筒にははどのようなものがあるのかを見ていきたいと思います。
基本情報
まずは基本的な情報を見ていこうと思います。
ブランド | サーモス |
サイズ | 6.5×6.5×15.5cm |
重量 | 150g |
容量 | 250ml / 350ml / 500ml |
保温効力 | 58度以上(6時間) |
保冷効力 | 11度以下(6時間) |
カラー | シャイニーピンク /シャイニーブルー / ダークブルー |
注意点
- 食洗器・食器乾燥では使えません。
- 飲み物はせんユニット下端よりすくなめに入れる
- ドライアイス・炭酸飲料は入れることはできない
基本情報を見ると軽量さ、コンパクトなボトルであることが分かります。注意点に関してはだいたいどの水筒でも同じ内容だと思います。
開封・オープン
しっかりした箱に入り、さらにボトルはビニール袋で包まれてガードされていますので、輸送中に表面に傷を付けられることはないと思われます。説明書は使用方法・パッキンの付け方・お手入れ方法・不具合時の対処法などが詳しくかかれています。
パーツは以上のとおり、ボディ・蓋・飲み口栓・パッキンが2つになります。
スマートな外観
小さくとてもスマートな外観です。ボディと蓋の間にピンク色の部分があり、デザインのアクセントになっていて良い感じですが、飲み口栓を外す際にとても回しやすくなっており機能的です。
シャイニーピンクなのでもう少しピンクかと思いましたがホワイトにかなり近い色合いです。なので白い蓋が浮かずにマッチしています。
持った感触
幅が6.5cmでスリムなので握りやすく、150gという軽量さなので簡単に片手で持て、口に持って来るのも楽で使いやすいです。これだけスリムで軽量なら手に持って持ち運ぶのはもちろん、バッグにいれて持ち運ぶのにも向いていますね。
回転数の少ない蓋ユニット
半回転で開く仕様の蓋を試してみましたが、半回転よりも短い回転で開きました。2枚目の紙を貼っている回転で開くことができました。飲む度に何回もグルグル回すことがあると面倒くさくなりがちですが、これならば素早く開けて閉めて大変楽です。
蓋裏はスクリュー式でボトルに入り込むタイプですが、スクリューが深い溝になっていないので洗いにくさはないと思います。また、パッキンが1つあり、スクリューの奥にはめる仕様。が少し固めですが、これくらいならば特別取り付けにくくはないと思います。
飲みやすい飲み口栓
飲み口は少し反っている部分に下唇がしっかりと収まり飲みやすく、樹脂製で柔らかくはないですが、ステンレスの冷たさを感じることがなく心地よいです。中央は氷止めや、少しずつ出るような溢れない仕様にはなっていないようです。
ピンクの部分を回すことで飲み口ユニットを外すことが出来ます。スクリュー式で、見ての通り蓋とスクリューの間が深くはないですが、狭く少し洗いにくさがあると思います。こちらにもパッキンが1つありますが、つめもありますし手前にはめるために外すのも付けるのも楽です。かりにはめる位置を確認していなくても説明書にはめる場所が描かれているので、忘れても大丈夫です。
洗いやすさは?
食洗機に対応していないので、洗浄は手洗いになります。ボディ・パッキン2つ・蓋・飲み口ユニットとパーツが少し多めですので少し面倒くささがありますね。
ボディはスリムなので口径は広くはなく、食器洗い洗い用のスポンジを入れて洗うことは難しいですが、棒付きのスポンジなら大抵のものは対応出来そうな広さです。
ボトル内部はコーティングによりかなり撥水性が高くなっています。画像は水を入れた後に捨て、1回降った状態ですがほとんど水は残らずに乾いた状態です。
匂いや汚れが付着しにくくなっていますので、スポンジで洗わなくても、酸素系の漂白剤などですすぎ洗いが良いかもしれません。
漏れは?
半回転で開閉できる作りということで漏れが心配かも知れません、たしかに蓋は浅いのですが、しっかりと閉まります。水を入れた後に激しく降って見ましたが漏れはおこりませんでした。
止水部よりもよりも飲料を入れたり、パッキンのつけ間違いなどがなければ買ったばかりの状態で漏れが起こることはないと思います。
高い保冷保温力
保温効力は58度以上を6時間、保冷効力は11度以下を6時間となっています。今回は下記のように58度のお湯をボトル入れ、しっかりと閉めて6時間後に再度水温を測って何度になっているかを見てみたいと思います。
15:45分に熱湯を入れて6時間後
だいたい6時間後の22:00に水温を測った所45度になっていました。58度以上を6時間キープする仕様ですので、サーモスにしては温度キープ力が低いように感じますが、そもそも58度丁度の熱湯を入れて測定したため、少し湯音の下がりが大きく見えてしまったようです。
ただ量も多くない250mlのサイズのため、長時間入れておくことはなく、飲み干してしまう量でもあるので十分な気がします。
JNO252水筒のまとめ
サーモスの250ml水筒を見てきましたがいかがでしたでしょうか。軽量さやスリムさ、蓋の回転数などが他のメーカーにはないような全てのボトルが優秀で使いやすいものとなっています。レビューしたJNOシリーズ・シャイニーピンクは安さもありますが、直飲み水筒としてとても使いやすく、スリム軽量な人気通りな水筒でおすすめです。
参考にして頂けたらと思います。
その他の現在購入できるサーモスの250ml水筒
サーモスで現在リリースされている250ml水筒はJOR-250とワンタッチオープンなJOP-250になります。JOG-250とJNO-252はJOR-250の旧モデルとなり生産は中止されていますが、まだ在庫がありECサイトでは売られています。
JOR-250
サーモスの最新式の水筒JORシリーズ「JOR-250」。90度の回転で開閉できるキャップは開け閉めの煩わしさが無くなる新機構。食洗機に対応しているの点なども優秀なボトルです。250ml水筒全体で見ても、食洗機に対応と明記されているのはこちらだけかもしれません。
飲みやすい飲み口栓がつき。トップに向かってボディよりも細くなっていく形状も独特で可愛らしいですね。
サイズ(約):幅6×奥行6×高さ15.5cm
重量(約):145g
JOP-250
持ち歩きではなく家の中で使うことが推奨されている「おうちマグ」。ワンタッチオープンの直飲みタイプの水筒です。大きなコップ1杯分なので、ワンタッチの手軽さからお風呂上がりや寝ている時に喉が渇いた際に使うなど、使い方が最適なようです。
食洗機には対応してはいませんが、本体は丸洗いができ、蓋も飲み口が分解可能。洗やすさも考えられた設計です。
サイズ(約):幅6.5×奥行7×高さ13.5cm、
重量(約):200g
JOG-250
こちらは現在生産は中止となっている「JOG-250」。「JOR-250」の前バージョンとなっています。
JOR-250と比べると、優しい樹脂製の飲み口などは同じながら、食洗機への対応、蓋の回転数、スペックなどではみおとりしてしまいますが、蓋の開閉では回転数は多いもののこちらの方が閉めやすいと感じる人もいたり、その他にも形状や氷の入れやすさなどで旧モデルのこちらを好む人もいるようです。
サイズ(約):6×6×15.5cm
本体重量(約):150g
JNO-252
こちらも最新のJOR-250の前モデル。蓋の回転数の少なさや軽量感が特徴でしたが、全ての面でJOR-250が上回っているようです。
ただこちらも半回転での開閉、樹脂製の飲みやすい飲み口、高い保冷保温力、丸洗いOKなどサーモスらしい機能性の高さがあります。サーモスが生産を辞めた前モデルということですが、amazonには在庫がまだあるようで大変安値で購入できるようになっており、人気が高くなっています。
サイズ(約):6.5×6.5×15.5cm
本体重量(約):150g
サーモス250ml水筒の特徴
4つの水筒とも軽量コンパクトさなどのスペックがとても高いです。また、キャップの回転数を少なく閉めれる独自の技術を使われているのも目立ちます。
現在リリースされているワンタッチオープン式のJOP-250は部屋用、最新式のJOR-250は屋外用に適しており、しっかりと用途も分けられている様子。
JNO-252とJOG-250の新モデルに当たる最新のJOR-250は全ての面でスペックが上がり、食洗機にも対応している他社には真似出来ないほど、数字上は素晴らしい水筒になっていますが、人気の面で見るとリーズナブルなJNO-252が1番のようです。
以上です。