カフェマグバリスタを使って見た感想。飲みやすく、高級感のあるデザインがおしゃれ

             
  • 2023.06.20 / 更新:2024.09.04
  • 水筒
カフェマグバリスタを使って見た感想。飲みやすく、高級感のあるデザインがおしゃれ

「お気に入りのコーヒーをいつでもどこでも楽しむことができる」パール金属のカフェマグシリーズの水筒、コーヒーを水筒にいれて持ち歩くことは缶コーヒーを買うよりも経済的ですし、砂糖が過剰に入っているものよりも健康にも良いと、近年、コーヒーを持ち歩ける水筒を使う人も多いようです。なので、コーヒー可な水筒はいくつかありますが、中でもカフェマグシリーズは人気があります。
また、カフェマグはいくつか種類がありますが、こちらの「カフェマグ バリスタ」は人気も高いので、基本的な情報や特徴、口コミ、良い点や悪い点などをレビューしていきたいと思います。

カフェマグバリスタの基本情報や特徴

カフェマグバリスタは「お気に入りのコーヒーをいつでもどこでも楽しめる」をコンセプトとした保冷・保温が可能な真空断熱構造のボトルで、ステンレスボトルとワンタッチボトルの2種類があります。ステンレスタイプは軽量で容量が350mlと500mlの2つ、ワンタッチタイプはオープンをワンタッチボタンで行える400mlとなっています。
どちらも人気はありますが、より持ち歩きに適している500mlの軽量ステンレスボトルを見ていきます。

ブランドパール金属(PEARL METAL)
公式カフェマグバリスタ 軽量マグボトル500(ブラック) HB-2609
サイズ外径7×高さ21cm
重量0.23g
口径4.3cm
保温効力65度以上(6時間)、84度以上(1時間)
保冷効力13度以下(6時間)
洗浄手洗いのみ
カラーコーヒーチェリー・ブラック・マットブラック・ミラー

特徴も見てみます。

  • 180度の回転で蓋の開閉ができる
  • 軽量で持ち運びが楽
  • 氷ストッパー付き
  • 保冷保温力が高い
  • コーヒーを入れることができる
  • 広い口径

基本情報は以上になりますが、ここからは実際にカフェマグバリスタ500 ブラックを使ってよい点や気になる点、検証などをして詳しく見ていきたいと思います。

開閉オープン

カフェマグバリスタの箱・説明書・ボトル
カフェマグバリスタの説明書

箱にはボトルと説明書のみがが入っています。説明書はかなり大きめで文字も大きく読みやすく、お手入れ方法やパッキンの取り外し方などが丁寧に詳しく描かれています。

パーツは蓋・飲み口栓・ボディの3つになり、パッキンは蓋と栓に1つづつあります。こういった飲み口栓のあるタイプはパーツが多くなり、洗うのが手間になることが多くなるのは仕方ないですね。

使って見てよかった所

高級感のあるデザイン

手に持ったカフェマグバリスタ
手に持ち上から見たカフェマグバリスタ

見た目は黒で重々しいかもしれませんが、重量も230gと500mlとしては普通。持った感じ驚くほど軽いことはないですが、男性ならば重くはないのではないかと思います。
ボディ表面はテカリのある加工で、マットなカラーリングではないので、おしゃれさではないかもしれませんが、amazonでは1500円程度と安めの中、高級感のあるデザインをしています。

飲み口栓の飲みやすさ

ストレーナーがとても飲みやすいです。

カフェマグバリスタの飲み口栓
真上から見た飲み口栓

蓋の他に飲むために特化した樹脂製の飲み口栓があります。プラスチックなので熱が飲み口に伝わらず、ホットでもコールドでも快適。ステンレスに直接口をつけないので、鉄の冷たさを感じることがなく、飲み口栓は厚さもあり、なめらかな飲み心地を味わえます。

中心は氷止めもあるタイプの飲み口栓で、かなり飲む人のことを考えられた設計となっていますが、欲を言えば口径がもう少し広ければ、傾けた時に鼻が当たらずにさらによかったと思います。ただ、他の水筒の飲み口栓に比べてもかなり優秀な作りをしています。

回転数が少なく開けることができる楽な蓋

手前にある付箋
蓋を回して付箋が後ろになる

スクリュー式の水筒なので、蓋を回転して開けなくてはなりませんが、カフェマグバリスタでは回転数を少なく開けることができます。毎回ぐるぐる何回も回して蓋をとって飲むのは面倒に感じますよね。
一応180°の回転で開けることができるようですが、サーモスなどでは90度回転で開けることができる水筒もあるので、180°では驚きはないかもしれません。ただ他のスクリュー式の水筒に比べて、少ない回転数で開けることができるのは嬉しいポイントです。

撥水性・パッキンなどのデメリット部分

良い所だけでなく、少し気になった所も2つ挙げてみたいと思います。

撥水性が弱い

水筒の内部は様々なコーティングにより、撥水性を高め、汚れが付着しにくくなっているものが多いです。

水を入れて捨てた後のカフェマグバリスタのボトル内部

こちらのカフェマグバリスタでは、コーヒーを入れて美味しく飲むことができる特徴のボトルにしては撥水性が高くないように思いました。

コーヒーを入れて気になることの1つがボトル内部への匂い移りになると思いますが、撥水性の高いものならば匂い写りも防ぐことができますが、弱いので匂い移りがきになりました。コーヒーしかいれないなら問題にはならないとは思いますが、それでもコーヒーボトルならば強力な撥水性は欲しいと感じました。

パッキンが外しにくい

パッキンは蓋栓と飲み口栓の2つにあります。

カフェマグバリスタの蓋のパッキン
パッキンを指で外す

飲み口栓のパッキンはそうでもないのですが、蓋栓のパッキンの場所が深いところにあり、指が届きにくく、太いタイプでかなり広げてはめているパッキンなのでかたく、非常に取りづらいし嵌めずらい作りになってしまっています。
硬いのでその分耐久性は高いのかもしれません。

少し持ち上げしにくさがあり

ボディには特に持ちやすくなるような凸凹があるといった工夫はされていませんが、マットなコーティングを施してスルスルと滑るボディではないので、特別に持ちにくいといったわけではないと思います。軽量さもあり、人によっては気にならないかもしれませんが、多くの他の水筒を使った上で比べてみると少し太さがあり、持ちやすいとは感じませんでした。個人差はあると思いますが、もう少しスリムな方が持ち上げやすいのではないかと思います。

気になる洗いやすさや漏れは?

洗いやすさ

パーツが多いので洗いやすいとは言えない手間がかかるボトルです。

カフェマグバリスタに棒付きスポンジを入れる

上記でもふれたように、撥水性があまり高くないのですすぎ洗いだけでは物足りないかもしれません。コーヒーや腐りやすい乳飲料を入れることがあるコーヒーボトルなので、入念に洗いたいところですが、もちろん食洗機にかけることもできません。
撥水性とは水を弾く力ですが、撥水力が高いと汚れやにおいなども付着しにくくなり、清潔に保つことができます。特にコーヒーではにおいが気になるところなので、コーヒーをいれることができる水筒では撥水性は高くなくてはならないと思います。
また、口径は4.3と狭いわけではありませんが、スポンジを持った手が入ってきれいに洗えるほどではないです。なのでこちらの水筒では棒付きスポンジできれいに洗うことをおすすめします。

漏れ

漏れはなかったのですが、普通、買ったばかりの状態ではパッキンの付け間違いなどがなければ起こらないと思います。特にカフェマグバリスタではパッキンが頑丈でかなり強めに締まり、劣化も起こりにくいと感じました
ボディで湾曲している部分もゴム状になっており、ステンレスを持って閉めるよりも閉めやすいので、きつく締めることができるのも漏れを防ぎやすいかもしれません。もちろん仕様通りの位置にしっかりとパッキンを巻いた場合で、その位置が少し分かりにくいといった点は気になる所ではあります。

少し大き目なサイズ感

他の500mlの水筒と比べると少し大き目なサイズ感の水筒です。飲み口栓があるのでその分高さができてしまうのでこれは仕方がない所。太目なボディではないですが、そこまでスリムなタイプでもないので見た目はどうしてもやや500mlとしては大き目となってしまいます。

持ち運びのしやすさ

500mlなのでバッグにいれて持ち運ぶのには少し高さがあり、もう少しスリムでないと持ち運びしやすいといったことにはならないと思います。自分は大きなバッグを使っているのでこれくらいの大きさならば問題はないのですが、薄いビジネスバッグなどではすんなりと収まる大きさではないように思います。

安定感

底面はシリコンパットなどの特別な仕様はありませんが、飲料が入って重さが加われば、ボディもそれなりに太目なので普通の水筒に比べれば安定感はある方だと思います。ただ、コーヒーボトルとして、空の状態でドリッパーを置いてコーヒーを入れるとなると、少しものたりない安定感だと思われます。

保温力や匂い移りの検証をしてみます

おいしいコーヒーを持ち運ぶには鮮度が大事になりますが、密封度の低い水筒に長時間コーヒーをいれると酸化しやすくなり、味がかわってしまいます。また、その他の問題としてボトルへの匂い移りも気になりますね。ここでは、密封度や匂い移り、味などを見ていきたいと思います。

密封度・保温力

保温力を図ることで密封度を見てみたいと思います。カフェマグバリスタの保温効力は65度以上を6時間キープする仕様です。

ボトルと時計とブレンディ
熱いコーヒーを入れて温度計を入れる

だいたい74度のホットコーヒーを6時間後に何度になっているか、また、味の変化はどうなのかを見ていきます。

6時間後のボトルと温度計
54℃を示す温度計

しっかりと蓋をして6時間後の温度を測った所、54度になっていました。54度なので口をつけたらコーヒーには全然温かさはありますが、本日は30度近い気温があったので、少し思ったよりも保温力や密封度は低いかもしれないといった印象です。

味や匂い移り

カフェマグバリスタの洗った後の飲み口と内部

普段コーヒーは飲まないのですが、酸化したような味の変化ははっきりとは感じません。軽くすすぎ洗いした後、ボトル内の匂いを嗅いてもとりあえずは匂い移りはないように感じました。

口コミを見てみます

amazonの気になる口コミをいくつか挙げてみます。

  • 商品としてはとても良いが、ゴムの部分を洗う時の付け外しが大変です
  • 500ml入る物では低丈だと思います。蓋を閉めすぎると開けるのが大変硬くなります
  • 容量的にも丁度良く、デザインもバッチリ。ですが、お洒落なカーブ部分の取り外し等がカーブで滑りややマイナスポイント。取り付ける際も、閉め具合が気になる。
  • マットブラックでしたが、塗装ハゲがはげしく、平日ほぼ毎日使って、9割方シルバーになりました

特に気になるのが蓋の閉め具合になるのですが、蓋はこれ以上は閉まらないといったラインがある水筒が多いのですが、カフェマグバリスタではどこまでも強く閉まってしまう蓋でした。なので締めすぎると開けにくくなってしまいます。

また、マットブラックは塗装が剥げるとのことなのですが、カフェマグバリスタにはカラーバリエーションにマットブラックがあります。

カフェマグバリスタのボトル表面

ただ基本的にはツヤのあるコーティングがされているカラーリングが多いので、マットなパウダーコーティングよりは傷などの耐久性は高いと思います。雑に扱わなければ大丈夫だとは思いますが、気になる方はツヤのあるタイプを選んだ方がよいですね。

まとめ

以上になります。いかがでしたでしょうか。
気になるのは撥水性で、ここが強力でなければどこがコーヒー用ボトルなのかと感じます。何回も使っているとすすぎ洗いだけでは匂い映りするかもしれませんね。
ただ格安なのであまり多くを期待できませんし、実際に一回つかって匂い映りもしていませんので大丈夫なのかもしれません。デザインも良いですし、かなり飲みやすさもあるのでそういった面は良い水筒だと思いました。
参考にしていただけたらと思います。

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