ALNAE(アルネ)はあまり聞いたことのない名前のメーカーだと思われますが、主にネットを中心にタンブラーやマグカップなどを販売している企業です。日々の生活にひと時の素晴らしさを感じさせる製品を提供することをコンセプトとされており、タンブラーなどの口コミでもなかなか評価の良い製品をリリースされていますので、気になる方も多いのではないでしょうか?今回はALNAEの中でも人気の高いホットクラシック・蓋付タンブラー600mlを詳しく見ていきたいと思います。
基本情報や各パーツ
まずはALNAEタンブラーの基本的な情報や各パーツを見てみたいと思います。
基本データ
ブランド | ALNAE |
サイズ | 17cm×8.8cm×7.3cm |
容量 | 340ml / 600ml |
重量 | 0.28kg |
口径 | 8.8cm |
カラー | オレンジ / グリーン / グレー / ブラック / ミントグリーン |
キャップは2種類あり、ストロー穴付きとないタイプがあり選べることはなくランダムのようです。自分は選んだつもりはないですが、ストロー穴が付いていました。
蓋
蓋は回転式ではなく上から被せて密閉するタイプです。透明でボトル内部が見えるタイプではあると思いますが、飲み口のカバーが黒く大きいので中は見えにくいです。カバーも透明にするか、もう少し小さかった方がバランスも良かったのではないかと思われます。
また、さらに真ん中にストロー穴だと思われますが、小さめで大きなストローは入りません。それを塞ぐためのカバーもあり、それが少し大きいので、デザインとしてキャップは少しスタイリッシュさに欠けるように感じました。
飲み口カバー
飲み口カバーはスライド式ではなく、上げ下げして開け閉めするタイプ。閉める場合はカチッとしっかりと閉まります。飲む時は持ち上げてますが、カチッと止まるストッパーのような感じはなく、持ち上げた所で止まる構造です。ただ、斜めにしても勝手に下がるようなことはないようで、ストッパーがなくても問題なく感じます。
パッキン
パッキンは一つあり蓋とボディの接合部に必要になり、特に小さくはなくそれほど固いといったことなく問題なく付け外しができますが、少しくせがあります。上にする方が決まっており逆さに付けるとしっかりと締まりません。一度どの向きで付ければよいのかが分かれば面倒ではなくなると思いますが、間違えると蓋が浮き上がり、おそらく漏れますので気を付けなければならない所です。
ボディ
口径が広く見た目から大きなボディです。マットなコーティングがされているわけではありませんが、テカりもそれほどなく、ですがカラーがオレンジなので少し派手め。他のカラーリングなら丁度良い加減になっていると思います。
形状は上に向かい太くなる筒形で一般的。ボトル底にも特に滑り止めなどがあるわけではなく、真空2重構造の水筒のシールが貼ってあるといったものもありません。剥がれる心配などなくて良いのではないでしょうか。
ボトル内部
ボトル内部は広く、匂いを嗅いでもステンレスなので特に嫌なにおいがするといったことはないです。また、水を一回入れて捨ててみましたが、コーティングはされていないようで撥水性はほとんどないです。
実際に使って見た感想
実際に使って見てどうだったのか、使いやすい点やそうでもない点などの感想を行っていきたいと思います。
見た目
600mlという容量でタンブラーとしては大きめで、見た目はやたらとどっしりとした大きさを感じます。くびれなどなくすっきりとしてはいますが、底から突然膨れ上がったような形状なのも少し重々しさを感じさせてしまっているようです。
カラーバリエーションの他に、人気のウッド柄などもありますが、柄やカラーでどっしり感はあまり変わらないと思います。見た目が悪いといったわけではなく、大きくてももう少し大きさを感じさせないようなデザインの方が人気なのではないかと思われます。
サイズ感
600mlや500mlの水筒やタンブラーと比べてみましたが、やはり大きさを感じます。購入してから大きすぎたと気づいたといった口コミも見られますが、確かに600mlは大きいので注意したい所です。
持ちやすさ
ボディ表面はマットではないのでスベスベではありません。爪を立てて見ると少しザラザラとした感じと手のひらにまとわりつくような感じもあるので、滑り易いといったことはないです。ただ太さがあるので、個人差があるとは思いますが、自分はもう少し細い方がもちやすさはあるとような気がします。また、重量もあり、飲み物が入っているとやはり少し重いので、なんども持ち上げる場合はもちやすいとは感じないのではないかと思われます。
飲みやすさ
飲み口は少し小さいように感じましたが、蓋真ん中の大きなストロー穴を開放すると飲料の出がよくなりスムーズに飲めました。飲みにくいといったことはないです。また、蓋を取って直飲みをしましたが、広口で厚みがありとても良い感じです。回転式の蓋ではないので、ボトルに凸凹なネジ受けがなく、深くくわえても唇に当たるものがないので快適に飲むことができました。
蓋にある飲み口から少しずつ飲むのも良いですが、ゴクゴクと行きたい場合は直飲みするのが飲みやすいです。
安定感
形状的に太さのわりに底の方はそこまで大きくはないので、見た目よりかは安定感はないのかと思いますが、重量もありますし一般的なタンブラーよりかは安定しているように思います。ドリッパーを直接置いて使う安定感はあるようです。
蓋の締まり
蓋はパッキンの向きを間違えないで付ければしっかりとしまります。上から押し付けるタイプなので、しっかりと密閉される蓋だと、押し込んでも内部の空気に圧迫されて浮き上がってしまうことがあります。そういった場合は飲み口を挙げて、空気が出るようににし、その状態で押し込むことでしっかりとはまります。その後カバーを下げれば問題ありません。
また、熱い飲料を入れると熱気で持ちあがるといったことが言われていましたが、自分はそういったことはありませんでした。
漏れ
横にしても漏れは起こらず振ったりしても漏れませんでした。かなり密閉力はあるようです。ただ、だからといってバッグなどに入れて持ち運ぶには、水筒と違って蓋が取れやすくはありますので、やめておいた方が良いように思います。
しかし、デスクに置いておいて倒れたりしても漏れは起こりにくいので、密閉性に関してはとても良いタンブラーなのだと思います。
洗いやすさ
食洗機に関しては特に記載はないのですが、おそらくは入れない方がよいと思われます。それでも口径がとても広いので、食器洗い用洗剤とスポンジで内部をきれいに手軽に洗え、手洗いなので食洗機よりもきれいに洗えるので良いのではないでしょうか。
しかし、撥水性は弱いので、汚れが付着しやすいのでしっかりと洗わなくてはなりませんし、また、場合によっては乾くまで時間がかかりガチになると思います。急いで乾かしたい場合は拭いて閉まった方がよいでしょう。
保温効力
口コミなどを見てみるとかなり保温効力が高いといったものが見られました。ただ自分が計測した結果としては一般的なタンブラーと同じ程度の保温効力でした。
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やはり水筒に比べるとかなり保温力は落ちますね。それでも保冷保温効力が一般的なタンブラーよりも劣るといったことはないので、その点は問題はないと思われます。
まとめ(メリットとデメリット)
以上になりますが、これまで見てきた中でのメリットとデメリットを見てみたいと思います。
メリット
容量が大きくたくさんの飲料を入れることができるのは良い部分だと思います。大きさがあるために口径も広く、手を悠々といれることができ手洗いしやすさがあり、さらに直飲みをしてみましたが広口でかなり飲み心地も良いです。また、蓋をしっかりと締めていれば漏れに強く、倒れても漏れない強さがあるのも良い点です。
デメリット
デメリットとしては、まずとにかく600mlは大きいといったことがあります。たくさんの飲料がはいるのは良いのですが、容量並みよりもかなり大きな作りなのかと感じられることがあります。タンブラーとしては大きすぎるので、人前で使うのをためらう方も多いかもしれませんね。
また、ストロー穴付きかないかはランダムで送られてくるとの部分で、これは確実にストロー穴があった方が飲みやすいです。ストロー穴が空気穴になり、飲料がスムーズになりますがないと出が悪いと感じることがあると思います。
以上になります。良くも悪くも大きな作りのALNAEのタンブラーですが、その部分を気に入るかどうかで評価も分かれそうです。参考にしていただけたらと思います。