ハリオの蓋付きタンブラー300を使って見た感想。漏れは?保温効力は?

ハリオの蓋付きタンブラー300を使って見た感想。漏れは?保温効力は?

ハリオは耐熱ガラスのメーカとして質の良いガラス製品の他、コーヒー関連の道具などをリリースされているメーカーです。特にコーヒーに関してはドリッパーV60は世界的にも有名なこともあり、ペーパーフィルター、サーバーなどと合わせてハリオには多くのコーヒー関連の人気アイテムがあります。また、近年はガラスだけでなく、ステンレスボトルなどにも展開され、ステンレス製のタンブラーもリリースされています。こちらもコーヒーを入れられるボトルとなっています。

ハリオのタンブラーは多くの種類があるわけではなく、現在「フタ付き保温タンブラー300」の一つとなっており、今回はこちらをレビューしていきたいと思います。

基本データ関連や各パーツの説明

まずは基本的な情報や、各パーツを詳しく見ていきたいと思います。

ブランドHARIO(ハリオ) 
サイズ7.9×7.6x15cm
容量302ml
重量200g
カラーブラック / グレー
洗浄手洗いのみ

パーツはボディ・蓋・パッキンと一般的な蓋つきタンブラーの構造と同じで、特に多くもなく少なくもありませんがそれぞれに特徴はあります。

パッキン

パッキンは蓋とボディの接合部に一つあります。パッキンがないタイプの方がパーツが少なくなり楽ではありますが、こちらのパッキンは特別に硬いわけではなく、柔らかく装着もするのに広げたりする必要がないタイプです。
装着する部分もしっかりと凹んで装着する所も分かるため複雑ではなく、ないにはこしたことはありませんがパッキンがあってもあまり苦にはならないと思います。

タンブラーの蓋はほとんどがこういったタイプですが、ネジ式ではなく被せるタイプで、グルグルと回して蓋を閉じる必要がありません。スライド式の飲み口が蓋についているので飲むために蓋を取る必要はないのですが、直飲みしたい場合は蓋を取るのに回さなくても良いので楽です。
また、被せるだけですが、密閉性は低いわけではないと思いますが、取れやすいのでバッグに入れて持ち運びするのには向いていません

スライド式の飲み口

蓋にはスライド式の飲み口が付いているので、飲む時に蓋を外す必要はありません。飲み口を開けるために、他に持ち上げるタイプのものもがありますが、比べるとスライドはかなり手軽だと思います。スライドも硬いといったことはなく、つまみもあるのでスライドはスムーズに行えます。
また、飲む時に飲料の出が良くなる空気穴がありますが、閉じている時は空気穴も閉まる設計ですので、無駄に内部の熱気や冷気が無駄に外にでないようになっています。

口径の広さ

口径はとても広く7cmもあります。蓋に飲み口が付いているので、直飲みすることはないとは思いますが、アイスコーヒーを作るのに氷を入れる場合などは使いやすいと思います。
もちろん直のみができないわけではありません。直飲みするとしても広口の他にも厚みがありますので、グビグビと飲める飲み心地の良さがあり、おそらくもともと蓋を使わないで飲むことも考えられている作りです。

内部の撥水性

水を入れて捨ててみましたが少し水滴が残り、特別に撥水性が高いというわけではなく、撥水性の高いコーティングはされていないようです。乾かすために時間もかかるタイプだと思われますが、ボトルに高さがなく、口径も広いので手軽にボトル内部をキッチンペーパーなどで拭けるので、乾かすのが面倒な場合はサッと拭いてしまうのが良いです。

使って見た感想

飲みやすさや持ちやすさ、洗いやすさといったボトルとしての使いやすさの部分を実際に使って見て感じたことを紹介していきたいと思います。

かなりおしゃれなデザイン

ボディはテカりのないマットなカラーリングで落ち着きがあります。HARIOのロゴも中央にありますが、小さく控えめなのもサイズとマッチしており、大人なシックなカッコよさがあると思います。ただ、ボディの形状や蓋が他にはない独特な湾曲がありるように、ユニークさも併せ持ちオブジェのような美しさもありますね。いずれにしろかなりおしゃれなボトルになっていると思います。

サイズ感

300mlのボトルなので小さいのは当然ですが、持って見るとかなりコンパクトに感じます。300mlのボトルがないので、正確には比べられないのですが象印250mlやサーモス350mlのボトルと比べてみても特別小さいわけではなく、容量通りの大きさか少し小さなサイズだと思います。
大きすぎず小さすぎずコンパクトで扱いやすいタイプです。

表面の粒のおかげで持ちやすい

ボディ表面は細かな粒が施されており、この粒のおかげで手の平や指にかかり滑りにくくなっています。見た目がマットなので、スルスルとすべりそうですがそういったことはないです。
また、容量も300mlとあまり大きなタンブラーではなく、重さも200gと比較的軽量。さらにボディも上部に向かい太くなっていきますので、ずり落ちるといったことがなく持ち上げやすく、とても持ちやすいタンブラーになっています。

2通りの飲みやすさ

蓋についているスライド式の飲み口は飲み口穴を直接口に付けて飲むことなく、独特な形状で少し口まで間ができるようになっています。これにより熱い飲料を少しずつ飲む際の調整ができるようになっており、とても飲みやすいです。あまり見ない形状の蓋ですが、かなり飲みやすさを考えられた構造になっていると思います。スライドは開くときストッパーがあり、カチッとスライドが動かないように固まりスルスルと動くということがないです。
また、蓋を使わずに直接ボディに口をつけて飲む直飲みとしては、こちらは広口で厚みがありグビグビと飲み心地の良いタイプとなっていますので、こちらもおすすめでどちらを使っても2通りの飲みやすさを味わえると思います。

ドリッパーを乗せれる安定感

ハリオの蓋付タンブラー300は蓋を外してドリッパーを直接乗せることができることが特徴となっていますので、それなりに安定感はあるような気はしますが、だいたいのタンブラーは口径が広く、直接ドリッパーは置ける形ではあると思います。
こちらのタンブラーは形状的には上が太く底の幅が狭くなっているので通常は安定感に欠けると思いますが、その点はボディの独特な形により、うまくバランスがとれているようで安定感は高くなっているようです。デスクなどでパソコンの横に置いている場合に、すぐ倒れるような安定感のなさでは困りますが、こちらはそういったすぐに倒れることはないと思われます。

密閉性はあるが、スライド式の蓋から漏れる

密閉性はタンブラーらしく持ち運びができるような高さはないです。飲料を入れて横にするとかなり漏れますが、良く見るとキャップとボディの間からではなくスライド式の蓋から漏れていました。蓋とボディの間から漏れはないので密閉性はあるのですが、漏れることは漏れるので飲料を入れて持ち運ぶことはできません。
ただ、気になるのがスライドを閉めていても傾けると漏れてしまいますので、例えば閉めていても倒れれば、内部の飲料の量により漏れてしまう場合が多いと思います。ここは大きな問題点ですね。

手を入れて洗える洗いやすさ

口径が7cmと広く、300mlと容量も少ないので高さも低くおそらく手を入れて底まで洗える人が多いと思います。自分は悠々と手をいれて洗うことができました。食洗機については記載がないのですが、使わなくてもスポンジと食器洗い用洗剤で十分楽に洗うことができます
ただ、撥水性の高いコーティングがされていないので洗った後に乾かすのに時間がかかるので、洗った後は拭いてしまうのが良いように思います。
蓋の方はスライド式の裏が少しガチャガチャしていますが、スポンジが届きにくいといったことはないので問題なくきれいに洗えます。洗いやすさは高いボトルです。

保温力

ハリオのタンブラーは300mlと小さいタイプなのであまり長い時間飲料をいれておくことはないかもしれませんが、それでもホットコーヒーを入れる場合などはすぐ冷めてしまうような容器よりはいつでも温かい方が当然良いわけで、なのでここでは保温力を測ってみたいと思います。

ハリオ蓋つきタンブラー300を単体で測るよりも、他のタンブラーや水筒と比べた方が分かりやすいと思いますので、真空2重構造のALNAEタンブラーとサーモスのケータイタンブラーと保温力を比べてみたいと思います。

だいたいどのボトルも温度は72℃となっており、これを一時間後に何度になっているのかを検証してみたいと思います。

一時間後の結果、ハリオは59.8℃・ALNAEは63.6℃・サーモスは72.6℃という結果になりました。さすがにサーモスは水筒でもありますので保温効力は高いですね。ALNAEとハリオは弱冠ALNAEの方が保温効力は高いようです。ハリオは少し弱いですね。

2時間後の結果です。ハリオは52.3℃・ALNAEは53.1℃・サーモスが69.3℃。サーモスは相変わらず高いですが、ALNAEとハリオはだいたい同じ。ハリオは1時間の段階で下がりが大きかったので、真空2重構造というわけではないかと思いましたが、ALNAEと同じなのでとりあえずは真空2重構造のタンブラーなのだと思います。

なので、ハリオはタンブラーの保温効力としてはある程度はあるのではないでしょうか。さすがにサーモスの水筒と比べれば落ちますが、真空2重構造のタンブラーと比べても同じ保温効力があり、まったく効力がないわけではありません。蓋のないタンブラーと比べればかなりの保温効力があると思いますが、ただ、いつまでも温かいわけではなく割と冷めます。

メリットデメリットまとめ

ここまで見てきた中で、多くの良い部分といくつかのデメリット部分があったと思うので、まとめてみたいと思います。

メリット

メリットはいろいろとありますが特に良い部分はデザインで、好みの問題もあるかとは思いますがサイズ感も良くおしゃれで人に見せたくなるタンブラーだと思います。質感とキャップ・ボディの湾曲が独特で他にはないデザインとなっている部分などは特に良いと思われます。その独特の形状からなる飲みやすさと持ちやすさも魅力で、総合して使いやすいタンブラーとなっています。
また、口径が広いことも多くのメリットがあり、洗いやすさ、直飲みの場合の飲みやすさ、氷をくだかないで入れられるなどがあります。良い面が多い製品だと思われます。

デメリット

一方デメリットとしてはなんといってもスライド式の飲み口。閉めていても横にすると漏れてしまう点です。せっかく蓋をしているのに倒れたら漏れるのは残念ですが、でも安定感はあるので倒さなければ良いので、その点に目をつむれば多くの良いメリットを受けることができます。
ハリオ蓋付タンブラー300はかなり安いので、ある程度のデメリットは目をつぶることができるのではないかと思います。

また、口コミからの批判的なレビューも見てみたいと思います。

気になる口コミ

蓋が緩く倒れると蓋が外れて中の飲み物が飛散します。
蓋自体機密性が低く、漏れもあり保温力も低下しています。

基本が出来ていない

やはり漏れるといった口コミはいくつか見られました。タンブラーの蓋なので水筒のようなそこまでの密閉性は求めてはいませんが、スライド式の飲み口から漏れるのは残念な部分です。

フタが甘すぎて横にするとすぐ取れてしまう。少し重いから縦に持って動くしかない。蓋がすぐ取れてしまうのは残念。

蓋があまい

蓋がネジ式でないため外れる時がある。

なし

他に蓋が取れやすいといった口コミも目立ちました。確かにきっちりとはまらずに簡単に取れる状態ではありますが、しっかりとはまらずに蓋とボディの間から漏れるといったものもあり、自分はそういったことはないのです。しっかりとはまらないのはパッキンの問題かもしれません。既定の場所より上に付けてしまったりすると浮いてしまいます。
ただ、確かに被せ方によりボディとのかみ合わせが悪くなり、はみ出ているような状態になったりしますので、蓋をかぶせた後は少し回した方が良いかもしれません。

まとめ

以上になりますが、いかがでしたでしょうか。倒れると漏れるといった点以外はとても良いタンブラーだったと思います。漏れるといっても水筒ではないので、持ち歩く設計はしていないのである程度は仕方がないことで、飲み物を入れて飲むことに特化したタンブラーならばあまり気になる部分でもないのではないかとも思えます。蓋のないタンブラーも多いですし。

飲みやすくデザインが良いといったメリットもあり、オフィスでタンブラーを使うなど、人前で使う人の場合は特に向いている製品だと思います。300mlと容量も少ないので、ホットコーヒーなどを入れて使うのが良いのではないでしょうか。
以上になります。参考にしていただけたら幸いです。

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